22 / 35
第21話 勇者エステルの来訪。
しおりを挟む
フェイトの歓迎会も無事終わり、それから一週間が過ぎた。
フェイトの指導により、石材の加工技術を身につけたエルフ達。一万人弱の働き手の活躍により、王都ストーリアに石畳と外壁が完成した。
そして人間国ルーデウスからやってきた商人サムディと鍛治師タオラン、そして料理人チェス。彼らを迎える事で、ドノナストの経済は回り始めた。
リーファスにドノナストの特産品を売って得たお金と、サムディの口利きでリーファスから借金したお金。それらを王都再建の報酬として、国民達に支払う。
サムディの指導の元、雑貨店や服屋、食料品店、武器屋、料理店がオープン。料理店の指導にはチェスが入りつつ、それぞれの店主の持ち味を生かしたメニューを提示。
武器屋が扱うのは、タオランの指導の元完成されたエルフならではの武器や防具、アクセサリーの数々。母さんから精霊魔術の指導も受け、それぞれに精霊の力が宿っている。これまで使わなかった鉄や鋼を使う事で強度も増し、ドノナストの新たな名産品となる事は間違いない。
また、ルーデウスの魔術ギルドが開発した魔術機構や魔術道具を参考にして、精霊機構や精霊道具も作ってみた。もちろん見ただけで仕組みがわかる訳もないが、そこはフェイトの多彩な知識で助けてもらい、どうにか完成。
精霊魔術はエルフだけに伝わる特別な魔術。それを宿すこれらの道具も、きっと需要が高まるだろう。
ドノナスト国民達は、国の再建によって得た報酬でそれらの店を利用する。これまでは狩りや農業での自給自足の生活だったが、今後は役割分担する事でお互いの仕事をこなしていく。
以前からドノナストに来ていた人間の行商人により、近隣の村や町の冒険者にも噂が広がった。一月も経つ頃には、ドノナスト王都ストーリアは、冒険者で賑わう街となっていた。中にはエルフの美しさに魅了され、永住を望む者も出てきた。
国の財源は国民からの税収だ。もちろん私腹を肥やすつもりはなく、他国との交渉や国の設備を整える為に使っていく。
「このまま定住する者が増えて世帯も増えていく様なら、もう一つ町を作るべきだろうな。国家なのに王都だけ、というのも寂しいし」
ここは執務室。俺と母さんは書類の整理をしつつ、国の今後の方策について話し合っていた。
「確かにそうね。ダー君、私達も頑張って人口を増やさなきゃ」
そう言って微笑む母さん。母親にして俺の妻。他の国の者は異端に思うかも知れないが、俺は母さんと結婚した事を後悔していない。前世の俺はエルフ大好き青年。そして母さんとは当然、親子関係ではない。その記憶がある事が、母さんを異性として意識してしまう原因ではあるが......。
とにかく誰がなんと言おうと、俺は母さんを一人の女性として愛しているのだ。この気持ちは絶対に譲れない。
「そうだねシェフア。今日は久しぶりに夫婦水入らず、二人きりで一緒に過ごそうか」
「えっ、いいの!?」
パァッと顔を輝かせる母さん。可愛すぎる。
「うん。きっとみんなわかってくれるよ」
「やったぁ! それじゃあ早速お出かけしましょう! ランチに美味しいお料理を食べて、買い物をして、それから......!」
はしゃぐ母さんがまるで少女のようで、俺はつい笑ってしまう。
「ちょっとダー君、笑わないでよぉ! 一生懸命、今日のデートプランを考えてるんだから!」
「あははっ、ごめんごめん。シェフアがあんまり可愛いかったから、ついね」
「もー!」
そんなやりとりをしながら、出かける準備。母さんは左手の薬指と中指に嵌めた指輪を時々嬉しそうに見つめる。
一つは俺の国王就任式の日に、結婚指輪として母さんに渡したもの。もう一つは、リーファスに行った際にお土産として買ってきたものだ。
「私、大好きなダー君のお嫁さんになれて、本当に嬉しいよ」
そう言って頬にキスをしてくれる母さん。
「俺も。君を絶対に離さないよ、シェフア」
「ダー君......」
唇が重なり合う。平穏で幸せなひととき。だが、その平穏はドアのノックと共に突然破られる。
「陛下! 大変です! 勇者エステル様が王都ストーリアへご訪問なさいました!」
「なんだって!」
ナディアの声が告げたのは、俺の死亡フラグの主であり、俺と母さんを見逃してくれた命の恩人の名だった。
俺は勢いよく立ち上がると、ドアを開けてナディアの目を見る。彼女の表情は、何故か険しかった。
「今すぐ彼女を王城へ案内してくれ。彼女は恩人。盛大にもてなすぞ」
「陛下、案内するどころでは無いのです! エステル様は突如、我が国の国民達を襲い始めました! 現在国家兵団が取り押さえようとしていますが、全く歯が立ちません! これから、私も含めた国家騎士団で戦いに臨みます!」
「なッ......! 何故そんな事に......!」
「わかりません! ですが事態は一刻の猶予もありません! このままでは、ドノナスト王国は滅びます! 陛下のお力を是非、奮って頂きたいのです!」
エステルが国民を襲っている!? 一体何が起こっているんだ!?
「わかった、すぐ行こう! 場所は何処だ!?」
「西門を入ってすぐの大通りです! 城に向かって来ています!」
「目的は俺か!? だが国民が襲われている以上、ここで待っている訳にも行かないだろうな! 急ごう! シェフアはここで待ってて!」
ついてこようとする母さんを手で制す。
「みんなが戦っているのに、私だけ待っているなんて嫌よ! 止めても無駄だからね、ダー君!」
クッ! 出来れば母さんを戦いに出したくは無いが......! だけど言い出したら絶対に譲らない事も知っている。それにレベル五千の俺とフェイトを除けば、レベル二千の母さんは間違いなく強力な戦力。それでもかくまうとなれば、それは単なる俺のエゴだ。
「わかった! ただ、無理はしないでくれよ!」
「ええ、気をつけるわ!」
「では、参りましょう!」
走り出すナディアに続く、俺と母さん。
「フェイトはどうしてる!?」
「それが、何処にも姿が見えないのです! 事態は把握しているとは思うのですが......!」
マジか......! もしかしてルーデウスに行ったのか? 裁定者の仕事とかで......! いずれにしても今は頼れない!
城の外へ出た。既にノーティアス率いる、総勢五百五名の国家騎士団が出撃の準備を完了させていた。
「出撃!」
ナディアが馬に飛び乗り、号令をかける。一斉に駆け出す騎馬隊達。付近には俺の馬、スラストを連れた世話係もいた。
「シェフア、俺たちも馬で行こう!」
「ええ!」
スラストに乗り込み、母さんを後ろに。魔術で加速し、西門前の大通りに急ぐ。
西門に近づくにつれて聞こえる喧騒。そしてそこで見たのは、信じられないような光景だった。
「エステル!」
俺は勇者の名前を呼んだ。彼女の周囲には、何百、いや、何千という兵士や騎士が倒れていた。俺から彼女までの距離は百メートル程。広い筈の大通りは、倒れたエルフ達がところ狭しとひしめき合っている。民家や商店の窓やドアに、頭から突っ込んでいる者もいる。
エステルは俺に気付き、まっすぐにこちらを見る。その目はどこか虚ろで、黒かった髪の毛は真っ白。彼女は片手で剣をこちらに構えてこう言った。
「邪悪なるオーク共の大将、オークロード・ダーザイン! エルフの敵! 非道にもフォレス村を燃やしたあんたを、あたしは討ち滅ぼしに来た!」
フェイトの指導により、石材の加工技術を身につけたエルフ達。一万人弱の働き手の活躍により、王都ストーリアに石畳と外壁が完成した。
そして人間国ルーデウスからやってきた商人サムディと鍛治師タオラン、そして料理人チェス。彼らを迎える事で、ドノナストの経済は回り始めた。
リーファスにドノナストの特産品を売って得たお金と、サムディの口利きでリーファスから借金したお金。それらを王都再建の報酬として、国民達に支払う。
サムディの指導の元、雑貨店や服屋、食料品店、武器屋、料理店がオープン。料理店の指導にはチェスが入りつつ、それぞれの店主の持ち味を生かしたメニューを提示。
武器屋が扱うのは、タオランの指導の元完成されたエルフならではの武器や防具、アクセサリーの数々。母さんから精霊魔術の指導も受け、それぞれに精霊の力が宿っている。これまで使わなかった鉄や鋼を使う事で強度も増し、ドノナストの新たな名産品となる事は間違いない。
また、ルーデウスの魔術ギルドが開発した魔術機構や魔術道具を参考にして、精霊機構や精霊道具も作ってみた。もちろん見ただけで仕組みがわかる訳もないが、そこはフェイトの多彩な知識で助けてもらい、どうにか完成。
精霊魔術はエルフだけに伝わる特別な魔術。それを宿すこれらの道具も、きっと需要が高まるだろう。
ドノナスト国民達は、国の再建によって得た報酬でそれらの店を利用する。これまでは狩りや農業での自給自足の生活だったが、今後は役割分担する事でお互いの仕事をこなしていく。
以前からドノナストに来ていた人間の行商人により、近隣の村や町の冒険者にも噂が広がった。一月も経つ頃には、ドノナスト王都ストーリアは、冒険者で賑わう街となっていた。中にはエルフの美しさに魅了され、永住を望む者も出てきた。
国の財源は国民からの税収だ。もちろん私腹を肥やすつもりはなく、他国との交渉や国の設備を整える為に使っていく。
「このまま定住する者が増えて世帯も増えていく様なら、もう一つ町を作るべきだろうな。国家なのに王都だけ、というのも寂しいし」
ここは執務室。俺と母さんは書類の整理をしつつ、国の今後の方策について話し合っていた。
「確かにそうね。ダー君、私達も頑張って人口を増やさなきゃ」
そう言って微笑む母さん。母親にして俺の妻。他の国の者は異端に思うかも知れないが、俺は母さんと結婚した事を後悔していない。前世の俺はエルフ大好き青年。そして母さんとは当然、親子関係ではない。その記憶がある事が、母さんを異性として意識してしまう原因ではあるが......。
とにかく誰がなんと言おうと、俺は母さんを一人の女性として愛しているのだ。この気持ちは絶対に譲れない。
「そうだねシェフア。今日は久しぶりに夫婦水入らず、二人きりで一緒に過ごそうか」
「えっ、いいの!?」
パァッと顔を輝かせる母さん。可愛すぎる。
「うん。きっとみんなわかってくれるよ」
「やったぁ! それじゃあ早速お出かけしましょう! ランチに美味しいお料理を食べて、買い物をして、それから......!」
はしゃぐ母さんがまるで少女のようで、俺はつい笑ってしまう。
「ちょっとダー君、笑わないでよぉ! 一生懸命、今日のデートプランを考えてるんだから!」
「あははっ、ごめんごめん。シェフアがあんまり可愛いかったから、ついね」
「もー!」
そんなやりとりをしながら、出かける準備。母さんは左手の薬指と中指に嵌めた指輪を時々嬉しそうに見つめる。
一つは俺の国王就任式の日に、結婚指輪として母さんに渡したもの。もう一つは、リーファスに行った際にお土産として買ってきたものだ。
「私、大好きなダー君のお嫁さんになれて、本当に嬉しいよ」
そう言って頬にキスをしてくれる母さん。
「俺も。君を絶対に離さないよ、シェフア」
「ダー君......」
唇が重なり合う。平穏で幸せなひととき。だが、その平穏はドアのノックと共に突然破られる。
「陛下! 大変です! 勇者エステル様が王都ストーリアへご訪問なさいました!」
「なんだって!」
ナディアの声が告げたのは、俺の死亡フラグの主であり、俺と母さんを見逃してくれた命の恩人の名だった。
俺は勢いよく立ち上がると、ドアを開けてナディアの目を見る。彼女の表情は、何故か険しかった。
「今すぐ彼女を王城へ案内してくれ。彼女は恩人。盛大にもてなすぞ」
「陛下、案内するどころでは無いのです! エステル様は突如、我が国の国民達を襲い始めました! 現在国家兵団が取り押さえようとしていますが、全く歯が立ちません! これから、私も含めた国家騎士団で戦いに臨みます!」
「なッ......! 何故そんな事に......!」
「わかりません! ですが事態は一刻の猶予もありません! このままでは、ドノナスト王国は滅びます! 陛下のお力を是非、奮って頂きたいのです!」
エステルが国民を襲っている!? 一体何が起こっているんだ!?
「わかった、すぐ行こう! 場所は何処だ!?」
「西門を入ってすぐの大通りです! 城に向かって来ています!」
「目的は俺か!? だが国民が襲われている以上、ここで待っている訳にも行かないだろうな! 急ごう! シェフアはここで待ってて!」
ついてこようとする母さんを手で制す。
「みんなが戦っているのに、私だけ待っているなんて嫌よ! 止めても無駄だからね、ダー君!」
クッ! 出来れば母さんを戦いに出したくは無いが......! だけど言い出したら絶対に譲らない事も知っている。それにレベル五千の俺とフェイトを除けば、レベル二千の母さんは間違いなく強力な戦力。それでもかくまうとなれば、それは単なる俺のエゴだ。
「わかった! ただ、無理はしないでくれよ!」
「ええ、気をつけるわ!」
「では、参りましょう!」
走り出すナディアに続く、俺と母さん。
「フェイトはどうしてる!?」
「それが、何処にも姿が見えないのです! 事態は把握しているとは思うのですが......!」
マジか......! もしかしてルーデウスに行ったのか? 裁定者の仕事とかで......! いずれにしても今は頼れない!
城の外へ出た。既にノーティアス率いる、総勢五百五名の国家騎士団が出撃の準備を完了させていた。
「出撃!」
ナディアが馬に飛び乗り、号令をかける。一斉に駆け出す騎馬隊達。付近には俺の馬、スラストを連れた世話係もいた。
「シェフア、俺たちも馬で行こう!」
「ええ!」
スラストに乗り込み、母さんを後ろに。魔術で加速し、西門前の大通りに急ぐ。
西門に近づくにつれて聞こえる喧騒。そしてそこで見たのは、信じられないような光景だった。
「エステル!」
俺は勇者の名前を呼んだ。彼女の周囲には、何百、いや、何千という兵士や騎士が倒れていた。俺から彼女までの距離は百メートル程。広い筈の大通りは、倒れたエルフ達がところ狭しとひしめき合っている。民家や商店の窓やドアに、頭から突っ込んでいる者もいる。
エステルは俺に気付き、まっすぐにこちらを見る。その目はどこか虚ろで、黒かった髪の毛は真っ白。彼女は片手で剣をこちらに構えてこう言った。
「邪悪なるオーク共の大将、オークロード・ダーザイン! エルフの敵! 非道にもフォレス村を燃やしたあんたを、あたしは討ち滅ぼしに来た!」
54
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる