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高校生編 4月
光陰部 ~朱雲 海(しゅうん かい)~
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「それでは自己紹介から始めよう。まず僕は、朱雲家の長男、朱雲 海(しゅうん かい)だ。3年2組。今年度は生徒会長を、務めさせてもらう。属性は土だ。」
氏名、学級、役職、そして能力の属性。
端的にそれだけを伝え、この場にいる奴全員に威圧感を与える。
生徒会長をやる以上生徒会である光陰部のメンバーになめられては話にならない。
誰が一番偉いのか、分からせておかねば。
ここにいる光陰部は僕もいれて10人。
能力者は、年々減ってきている。
そして、能力の属性も偏ってきている。
光陰部の10人と、能力者の教師2人の能力属性は、それぞれ、土属性が4人、火属性が3人、風属性が4人と、属性が未だ不明の奴が1人。水属性が1人もいないという異例の事態だ。
能力者の減少は、深刻な問題と化している。
「よし、次は俺の番だな。俺は翠野 天斗(みどりや たかと)。翠野家の次男だ。三年三組。生徒会副会長をしまーす。属性は火で、趣味は読書!」
副会長の天斗は僕の幼なじみ。
頭はいいし、明るいんだけど、お調子者だ。
「富金原 龍之翼(りゅうのすけ)。富金原家の長男。三年三組。生徒会副会長。属性は火。」
僕以上に素っ気ない挨拶をしたのは僕のもう1人の幼なじみ、龍之翼。
カリスマ性はすごいんだけど、わがままで傲慢なところがある。
いつもはもう少し愛想のある挨拶をしなくもないんだけど、今日はなぜか心ここにあらずといった感じだ。
入学式が終わってからずっとこうだ。
一体どうしたんだろう。
「オレは碧館 樹(あおだて いつき)。碧館家の三男。二年四組で、生徒会会計をすることになりました!属性は土で、バスケ部と兼部してます!よろしく!」
やたら元気がいいのは碧館。
運動神経抜群で、明るく曲がったことが大嫌いという根っからの体育会系だ。
「ぼくの名前は銀 玲音(しろがね れお)。銀家の次男で、祖父がフランス人です。二年一組で、書記をします。属性は風です。あと、モデルをやっているので学校を休む日が多くご迷惑をかけるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。」
丁寧な敬語で挨拶したのは銀。
中性的な容姿で、王子と呼ばれている。
フェミニストで女性に優しいのはその体に流れるフランスの血が関係しているのだろうか。
「おれは、紫月 司。紫月家の長男で、二年二組。庶務を務める。属性は不明。力はかろうじて制御できているが、頻繁に体内で暴走を起こす。いつ周囲のものを破壊し始めるとも分からないからおれに近寄るな。」
突き放すような言い方をした紫月はおそらくこの中で最も能力が強い。
しかしそれ故に制御がうまくできず、暴走と隣り合わせの日々を送っている。
力の制御が完全なものになったら属性も表れるのだろうが、今の段階ではまだ無理だ。
紫月は光陰部の戦闘力にはならない。
「はいはい!次はボクの番ね!ボクは萌黄 春馬(もえぎ はるま)!萌黄家の三男だよ!一年二組になりました!会計を務めます!属性は火で、女の子と甘いものが大好き!ボクに隠れてデザート食べてたら許さないからね!」
小柄でかわいい印象の萌黄は今年入学してきた新入生だ。
短時間で観察した結果を言わせてもらえば、甘え上手だが、どうもウソくさい。
性格の裏表が激しそうだ。
「次は僕ですね。僕は白川 奏矢(しろかわ そうし)。白川家の長男です。1年4組です。書記を務めさせていただきます。属性は土です。よろしくお願いします。」
白川は、よくも悪くも真面目。
まあ、このメンバーの中では貴重な常識人だろう。
「青竹 皐月(あおたけ さつき)。青竹家の次男だ。1年4組。庶務だが仕事をする気はない。生徒会ってったって能力者を集めるための機関だろう?倒すべき敵が現れたら加勢はする。属性は風。」
青竹はいかにも不良ですというような風貌だ。
大柄で鋭い目つき。
ケンカ慣れした雰囲気を漂わせている。
生徒会庶務は青竹と紫月。
このメンバーの中でも特に人付き合いが苦手そうな2人だ。
まあしかし、紫月は仕事に関しては責任をもってやり遂げるタイプだから青竹の分まで頑張ってくれるだろう。
そして、最後のメンバーは・・・
彼に視線が集まったその時、ガラッと音をたてて扉が開いた。
氏名、学級、役職、そして能力の属性。
端的にそれだけを伝え、この場にいる奴全員に威圧感を与える。
生徒会長をやる以上生徒会である光陰部のメンバーになめられては話にならない。
誰が一番偉いのか、分からせておかねば。
ここにいる光陰部は僕もいれて10人。
能力者は、年々減ってきている。
そして、能力の属性も偏ってきている。
光陰部の10人と、能力者の教師2人の能力属性は、それぞれ、土属性が4人、火属性が3人、風属性が4人と、属性が未だ不明の奴が1人。水属性が1人もいないという異例の事態だ。
能力者の減少は、深刻な問題と化している。
「よし、次は俺の番だな。俺は翠野 天斗(みどりや たかと)。翠野家の次男だ。三年三組。生徒会副会長をしまーす。属性は火で、趣味は読書!」
副会長の天斗は僕の幼なじみ。
頭はいいし、明るいんだけど、お調子者だ。
「富金原 龍之翼(りゅうのすけ)。富金原家の長男。三年三組。生徒会副会長。属性は火。」
僕以上に素っ気ない挨拶をしたのは僕のもう1人の幼なじみ、龍之翼。
カリスマ性はすごいんだけど、わがままで傲慢なところがある。
いつもはもう少し愛想のある挨拶をしなくもないんだけど、今日はなぜか心ここにあらずといった感じだ。
入学式が終わってからずっとこうだ。
一体どうしたんだろう。
「オレは碧館 樹(あおだて いつき)。碧館家の三男。二年四組で、生徒会会計をすることになりました!属性は土で、バスケ部と兼部してます!よろしく!」
やたら元気がいいのは碧館。
運動神経抜群で、明るく曲がったことが大嫌いという根っからの体育会系だ。
「ぼくの名前は銀 玲音(しろがね れお)。銀家の次男で、祖父がフランス人です。二年一組で、書記をします。属性は風です。あと、モデルをやっているので学校を休む日が多くご迷惑をかけるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。」
丁寧な敬語で挨拶したのは銀。
中性的な容姿で、王子と呼ばれている。
フェミニストで女性に優しいのはその体に流れるフランスの血が関係しているのだろうか。
「おれは、紫月 司。紫月家の長男で、二年二組。庶務を務める。属性は不明。力はかろうじて制御できているが、頻繁に体内で暴走を起こす。いつ周囲のものを破壊し始めるとも分からないからおれに近寄るな。」
突き放すような言い方をした紫月はおそらくこの中で最も能力が強い。
しかしそれ故に制御がうまくできず、暴走と隣り合わせの日々を送っている。
力の制御が完全なものになったら属性も表れるのだろうが、今の段階ではまだ無理だ。
紫月は光陰部の戦闘力にはならない。
「はいはい!次はボクの番ね!ボクは萌黄 春馬(もえぎ はるま)!萌黄家の三男だよ!一年二組になりました!会計を務めます!属性は火で、女の子と甘いものが大好き!ボクに隠れてデザート食べてたら許さないからね!」
小柄でかわいい印象の萌黄は今年入学してきた新入生だ。
短時間で観察した結果を言わせてもらえば、甘え上手だが、どうもウソくさい。
性格の裏表が激しそうだ。
「次は僕ですね。僕は白川 奏矢(しろかわ そうし)。白川家の長男です。1年4組です。書記を務めさせていただきます。属性は土です。よろしくお願いします。」
白川は、よくも悪くも真面目。
まあ、このメンバーの中では貴重な常識人だろう。
「青竹 皐月(あおたけ さつき)。青竹家の次男だ。1年4組。庶務だが仕事をする気はない。生徒会ってったって能力者を集めるための機関だろう?倒すべき敵が現れたら加勢はする。属性は風。」
青竹はいかにも不良ですというような風貌だ。
大柄で鋭い目つき。
ケンカ慣れした雰囲気を漂わせている。
生徒会庶務は青竹と紫月。
このメンバーの中でも特に人付き合いが苦手そうな2人だ。
まあしかし、紫月は仕事に関しては責任をもってやり遂げるタイプだから青竹の分まで頑張ってくれるだろう。
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彼に視線が集まったその時、ガラッと音をたてて扉が開いた。
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