悪役令嬢は平民(?)と無双する

田中

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第3章冒険編

斬れました?

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私は道場に移動して、剣と盾をもった。
因みに、私が初めに使うのは、
キラッキラに輝く剣と盾だ
私は、その剣を持ったが、
死ぬほど重かった。
まず、持てない。
どれだけ頑張っても持てなかった。
おじさんに手伝って貰って何とか持てた。
(おじさんも結構やばかったらしい)
思い切って剣を振るうも、
ラモン鉱石はビクともしない。

(悲しい…)

気を取り直して、私は真っ黒の剣を取ろうとしたが一瞬躊躇ってしまった。

何故か…カイ兄を思い出したのだ。
黒。という点が一緒だったからなのか…
とても懐かしく感じた。

(カイ兄…)

気がついたら私は泣いていた。
何故だか涙が溢れてきたのだ。

「エルニア様?どうしたんですか?」

おじさんが聞いてきた。

「あっ…すみません。
ある人を…思い出して…」

「そうかい。そうかい。」

おじさんは頭を撫でてくれた。
それが…何とも嬉しく。
だが、それでいて、虚しいような気持ちになった。

気を取り直して。
私は涙を拭き、
剣を取った。

「「えっ!?」」

おじさんと私の声が合う。
何故。こんなに驚いているのか…
それは…

「剣が…真っ黒だったのに…!!
急に真っ白…いや、白銀の剣に!?」

真っ黒な剣は私が持ったとたん、
キラキラと輝く白銀の剣へと変わった。

「これは…すげぇな…」

おじさんは、隣で感嘆の声を上げた。

「エルニア様を選んだんだ。この剣は。
1回。振ってみな。」

私は言われるがまま、剣を振るう。

「うわっ!?」

私は思わず驚きの声を上げてしまった。
理由は簡単。
ラモン鉱石が…
まるで豆腐を切るように割れたのだ。

「こいつは…すげぇな。
実はな、こいつ、『古の剣』と呼ばれているんだ。
嘗て。魔王が全てを支配した世界が出来上がり、数々の勇者が戦った。
そして、負けた。
この『古の剣』は魔王と最も長く決闘し続けた者が使っていた剣なんだ。」

(そんなものを…私に…)

「この剣がエルニア様を選んだなら、
盾も必ずエルニア様を選んでいる。
そこの真っ黒の盾を持ってみな」

私は言われるがままに、盾を取る。
すると…それもキラキラと輝く白銀の盾になった。

「まるで、嘗て魔王と戦い続けた女勇者…ハルミヤ様の様だ…」

(母上様!?貴方は何をやってるんです!?
いや、しかも、母上様が生きていた時代なら古の剣も古じゃ…ないような?)

深く考えるのは良そうと思った。


こうして、私の剣選びは終わり、
おじさんにお礼をいってから、
今日は、寮に帰った。
ん?寮に帰ってやったこと?
あ~それはね~寝た!

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