悪役令嬢は平民(?)と無双する

田中

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第3章冒険編

森の泉の女神様

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具現化系のスキルが使えなくなってから
私達は歩みを少し速めて
森の中を進んでいった
森は奥へ進む事に神秘さを増し
きらきらと輝く宝石の花や
鮮やかな虹色に輝く川。
他にも沢山。
それはさながら桃源郷。
人々が探し求めたものであった。

「エルニア嬢大丈夫かい?」

彼は私の身を案ずるかの様にして
聞いてくる

「大丈夫だよユリアス…ただ…」

「ただ…?」

彼は私が神から貰った全部のスキルが使える。という能力を知らない。
どうすればいいのかと考えるも
其れは顔に出ることは無く。

「いえ…別に何もないよ…?」

そういって軽く返す。
彼は未だ疑っている様子だが私は其れに気付かない振りをして

そんな話をしながら
私達は森を進んでいった
暫くすると
人影が見えたので
私達は恐る恐る其れに向かっていった

「エルニア嬢…行ってみよう」

「そうだね…ユリアス」

私達はそういって
人影のすぐ近くの茂みに隠れた

私達が見たのは…
森の聖女。
森の全てを司る様な気迫とともに
彼女は其の翡翠の瞳を此方に向ける。
髪は碧色。

この時私達は同時に思った。

((私(僕)達は…不味い所に来たかも知れない))
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