【完結】【番外編】ナストくんの淫らな非日常【R18BL】

ちゃっぷす

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ナストとリング②(リング視点)

1話【ナストとリング②(リング視点)】

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 ◆◆◆

「……きもちよかった」

 一人きりになった部屋で僕は独りでに呟いた。
 変な形になっていたペニスは、今ではいつも通りの形に戻っている。あれは一体何だったんだろう。

「……~~っ」

 今日のできごとが頭から離れない。

 朝のナスト様。いつもと全然様子が違った。ナスト様のあんな声、聞いたことがなかった。あのときのナスト様を思い出すだけで変な気持ちになってくる。

 昼のナスト様。僕の変になったペニスを元に戻してくれた。ナスト様の手が気持ちよかった。でもそれよりも、お口の中が気持ちよかった。あったかくて、ぬるぬるしていて、もう、途中から何も考えられなくなっていた。

「あっ」

 そんなことを考えていると、またペニスが変な形になった。

「せっかくナスト様が元に戻してくれたのに……! 戻れ、戻れぇっ」

 変な形になるし。昼にペニスから変な白いのが出たし、今もおしっこじゃない変なのがちょっと出た。僕は病気になってしまったのかもしれない。

 眠れずにいると、廊下を慌ただしく走る足音が聞こえた。ドアを少し開けて覗いてみると、ヴァルア様が大急ぎで自室に向かっているところだった。

(また、ナスト様と変なことをするのかな)

 今朝のお二人は本当に変だった。いつものお二人とはまるで別人のようだった。ヴァルア様なんて、ナスト様を痛めつけているように見えた。ナスト様はそれで苦しんでいるようだったけど、とっても喜んでいるようにも見えた。

 どうしてあのときのお二人のことを考えると、ペニスが変な感じになるんだろう。
 どうして僕は、もう一度あれを見たいと思ってしまうんだろう。

 気付けば僕は、こっそり部屋を抜け出していた。

 ナスト様とヴァルア様の寝室の前で立ち止まった僕は、鍵穴を覗き込んだ。
 ベッドの上で、ヴァルア様がナスト様にのしかかっていた。ケンカをしているみたいだ。

「また抜け出すなんて! ヴァルア様、またフラスト様に叱られますよ!!」
「だって今朝は満足するまでできなかったから。あんな中途半端なところで終わったら、余計に体が疼いてさ。今日は仕事に全く手がつかなかった」
「理由になっていませんよ」
「いいや。なってるね。今晩満足するまでセックスできたら、明日からはまた仕事に集中できる。最も効率的な方法だ」

 セックス……。今朝のあれは、セックスというのか。

「そ……そうなのでしょうか……?」
「そうだとも。それとも君は、俺とセックスしたくないのかな」
「そんなわけないでしょう。僕の体を見て分かりませんか?」
「あはは。本当だ。愚問だったね」
「ええ。とても愚問でした」

 それからお二人は静かになった。変な音をたてながら、くっついてしまいそうなほど長いキスをしている。なんだか普通のキスじゃないような気がする。もぐもぐしているみたいだ。
 ナスト様の服がどんどん脱げていく。いつ脱がされたのか、よく分からなかった。

「あ……」

 あれ、知っている。昼にナスト様がしてくれたことだ。今度はヴァルア様がナスト様にしている。
 ヴァルア様がナスト様のペニスを口に入れると、ナスト様から女の人のような高い声が漏れた。

「んっ……あ……」

 やっぱりいつもの声と違う。その声を聞いていると、なぜか僕のペニスがぴくっと動いた。
 ナスト様のペニスは、僕がいつも見ているものと違った。いつものより大きくて、変な形になっている。大きさは違うけれど、僕のペニスと同じ形だ。

 昼にナスト様が、興奮しているときにペニスがこんな形になると言っていた。
 ということは、ナスト様はまさに今、興奮しているということだ。……ちなみに、僕も。

「あぁぁぁ……っ」

 ナスト様の声色がまた変わった。よく見ると、ヴァルア様の手がナスト様の股間に向かって激しく動いている。あれは……ん? んん? おしり? おしりに指をずぶずぶしている? なぜ?
 とても変な行為なのに、それによってナスト様の声がより激しくなっていった。

「あぁぁっ、あっ、あぁ! ヴァルア様っ……! んあっ、……そこばっかやめてっ……! やっ、やぁ」
「君が好きなんだからしょうがないじゃないか」
「あっ、あ、あっ、あぁぁぁ……!!」

 ナスト様の体が反り返った。それからも、びくんびくんとのたうっている。
 ぐったりしたナスト様にヴァルア様が覆いかぶさった。ナスト様の両脚を広げ、ズボンから飛び出すペニスをナスト様に近づける。

「!?」

 そのペニスがだんだんと消えていく。しまいにはお二人の体がぴったりとくっついた。
 手品を見ている気分だ。どうやって。何がどうなって。
 ……そういえば、今朝もヴァルア様のペニスが消えたり現れたりしていた。お二人の間に一体何が起こっているのだろう。
 僕は手品のしかけを見破りたくて目を凝らした。

「あぁぁっ、あっ、あぁっ、だめっ、やっ、だめ、きもちっ……あっ、あっ、あっ」

 ナスト様がだめだと言っているのに、ヴァルア様は全く聞く耳をもたず手品を繰り返している。

「やっ、だめっ、あぁっ、あっ、そこっ、きもちいっ、もっと、あっ、うんっ、そこっ……」

 〝だめだ〟と言いながら〝もっと〟と言っている。こんな支離滅裂なナスト様、見たことがない。

 目を凝らしているうちに、お二人が何をしているのかが分かった。
 ヴァルア様がペニスをナスト様のおしりに入れているんだ。
 どうしてそんなことをするのか全く分からない。おしりにあんな大きなものを入れるなんて、痛くてしょうがないんじゃないかと思ったけれど、ナスト様はむしろ〝もっと〟とおねだりをしている。

「あっ、あぁっ、ヴァルア様っ……!! 出ちゃう……っ」
「いつでも出していいよ」
「っ、っ、っ……」

 ナスト様のペニスから白い液体が飛び出した。朝のときと同じだ。……昼の僕とも、同じだ。

「……」

 自分でも知らない間に、僕はペニスを握り、激しく上下に動かしていた。

「はっ……はっ……」

 ヴァルア様とナスト様は、それからも〝セックス〟をした。
 僕はそのお二人――いや、〝セックス〟をしているときのナスト様を鍵穴から覗き、夢中でペニスを触っていた。何度か僕のペニスからも白い液体が出た。ずっと見ていたかったけれど、途中で疲れてしまい、激しい眠気に襲われたので自室に戻った。

「今もまだしているのかな……」

 そう考えるだけで体がゾワッとして、またペニスを触りたい衝動に駆られた。
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