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ナストとお医者さん
2話【ナストとお医者さん】
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医者がベッドに上がり僕の両脚を広げたので、僕は思わず上体を起こした。
「なっ、何をしているんですか!?」
「何とは……? 診察ですが……」
「診察って……これじゃまるで……」
「まるで……何でしょう?」
医者は訝しげにそう尋ねた。僕がなぜそんなにも狼狽えているのかさっぱり分かっていない様子だ。
僕は今まで一度も医者にかかったことがなかった。大病を患ったことがないからというのも大きな理由だが、なにより司祭様が、医者に僕を触らせるのを絶対に許さなかったからだ。
その理由が分かった気がする。まさか診察というものが、患者と医者をこんなに密着させるものだったとは。
「あの……診察をしてもよろしいでしょうか?」
医者の声で我に返った。彼はおかしな反応をする僕に困っているようだった。
僕は、無知がゆえに過度に反応してしまった自分のことを恥じた。
僕は再びベッドに背中を預けた。
「は、はい。すみません。お願いします」
「承知いたしました。それでは、失礼いたします」
「……っ」
医者の手が内ももを滑り、足の付け根を指で押さえた。ぞわぞわとした感覚に体が反応してしまう。それからも執拗に足の付け根を押したり撫でたりされた。
「あっ……、あのっ、そ、そんなとこっ、どうして触るんですかっ……っ、っ~~」
「ここにはリンパが流れておりましてね。正常に流れているかの確認をしております」
「っ、ふっ、んん……っ」
「声は無理に抑えなくても大丈夫ですよ」
くすぐったさと快感のちょうど中間くらいの感覚だ。奇妙な感覚に慣れそうもないので早く止めてほしい。
「はぁ……、ふ、ん……っ」
だんだんとペニスが疼いてきた。それに近い場所に触れられ続けているからだろうか。
「……ナスト様。少し、腰を落としていただけませんか?」
「!!」
医者に言われてはじめて気付いた。ペニスが快感を求めるあまり、つま先立つほど腰を上げてしまっていた。僕は顔を赤くして腰を落とした。
医者は僕の股間を見つめてから、そっとペニスに触れた。
「!? お、お医者さん!?」
「はい。なんでしょうか」
「そ、そこは……っ」
「ひどく勃起しているので異常があるのかと思いまして。触診を」
「!!」
医者の指がペニスの先を伝った。ペニスから離した指にはカウパーの糸が引いた。
「~~っ!! そ、それは別に、異常なんかでは……!!」
「そうですか。でしたらいいのですが」
恥ずかしい。きっと他の患者は、足の付け根を触診されても何も反応しないのだろう。それもこれもヴァルア様のせいだ。僕のペニスを興奮させるだけさせて射精もさせてくれなかったせいだ。
「ナスト様。念のため採尿をさせていただきたいのですが」
「採尿、ですか……? すみません、あまり尿意がなくて。出そうにないのですが……」
「そうですか……。でしたら、代わりに精液で診ることにしますね」
「えっ?」
医者はおもむろに僕のペニスを握り、ぬちぬちと上下に動かし始めた。求めていた快感を突然与えられ、僕の口から嬌声が漏れる。
「あぁぁっ!? あぁぁっ、あぁっ……! あっ、あっ、あっ……!」
さすが、こういう触診をするのは日常茶飯事なのだろう。快感を与えるのが上手い。
効率よく精液を採取するためか、医者は男根を手で刺激しつつ、亀頭を口に含んだ。舌でペニスの割れ目をなぞっていたかと思えば、亀頭のくぼみに舌を当てて小刻みに動かす。
「あぁぁっ、あっ、やぁっ……!!」
「精液が出そうになったら言ってください」
「あっ、も、もう出そうですっ……!! あっ、あっ、あぁぁっ、~……っ、っ」
医者は僕の精液を口に含んだままペニスから顔を離した。味わうように舌の上で精液を転がしているのが分かる。それを終えると、こくんと嚥下した。
「ふむ……。少しばかり、厄介な病気かもしれませんね」
「え……」
医者の言葉に背筋が寒くなった。厄介な病気……? ぼ、僕は死んでしまうのだろうか。
嫌だ。せっかくヴァルア様との幸せな日々を暮らせるようになったのに、ここで死ぬのは嫌だ。
「ぼ……僕、死んでしまうのでしょうか……?」
そう尋ねると、医者はゆったり目じりを下げた。
「ご安心ください。しっかりと治療をすれば、治ります」
「そうですか……。よかった……」
「ナスト様。もう一度体温を測りますね。そのあと治療をしますから」
「はいっ……。ありがとうございます。お願いします……!」
医者が僕の肛門に指を入れた。「ふむ……ふむ……」などと呟きながら、指を出し入れして念入りに体温を調べている。
「んっ……んんんっ……ふぁっ……あぁ……っ」
「顔が赤いですね。このようなところを触られるのは恥ずかしいですか?」
恥ずかしいが、僕は首を横に振った。
「病気を治すためなら、このくらいのこと大丈夫です……っ」
「そうですか。良い子ですね」
医者が指を抜いた。そしてズボンを下ろし、自身のペニスに何かねっとりしたものを塗り始めた。
「あ、あの……? お医者さん……?」
「今から薬を投与します。体内の奥にしっかりと塗り込まないといけませんので、指では届かず……代わりにこちらを使います」
「えっ、と、えっと……」
そっと足を閉じた僕に、医者は眼光鋭い目を向けた。
「病気、治したくないのですか?」
「っ……」
そうだ。これは治療なのだ。また誤解しそうになった自分に恥ずかしくなった。
「なっ、何をしているんですか!?」
「何とは……? 診察ですが……」
「診察って……これじゃまるで……」
「まるで……何でしょう?」
医者は訝しげにそう尋ねた。僕がなぜそんなにも狼狽えているのかさっぱり分かっていない様子だ。
僕は今まで一度も医者にかかったことがなかった。大病を患ったことがないからというのも大きな理由だが、なにより司祭様が、医者に僕を触らせるのを絶対に許さなかったからだ。
その理由が分かった気がする。まさか診察というものが、患者と医者をこんなに密着させるものだったとは。
「あの……診察をしてもよろしいでしょうか?」
医者の声で我に返った。彼はおかしな反応をする僕に困っているようだった。
僕は、無知がゆえに過度に反応してしまった自分のことを恥じた。
僕は再びベッドに背中を預けた。
「は、はい。すみません。お願いします」
「承知いたしました。それでは、失礼いたします」
「……っ」
医者の手が内ももを滑り、足の付け根を指で押さえた。ぞわぞわとした感覚に体が反応してしまう。それからも執拗に足の付け根を押したり撫でたりされた。
「あっ……、あのっ、そ、そんなとこっ、どうして触るんですかっ……っ、っ~~」
「ここにはリンパが流れておりましてね。正常に流れているかの確認をしております」
「っ、ふっ、んん……っ」
「声は無理に抑えなくても大丈夫ですよ」
くすぐったさと快感のちょうど中間くらいの感覚だ。奇妙な感覚に慣れそうもないので早く止めてほしい。
「はぁ……、ふ、ん……っ」
だんだんとペニスが疼いてきた。それに近い場所に触れられ続けているからだろうか。
「……ナスト様。少し、腰を落としていただけませんか?」
「!!」
医者に言われてはじめて気付いた。ペニスが快感を求めるあまり、つま先立つほど腰を上げてしまっていた。僕は顔を赤くして腰を落とした。
医者は僕の股間を見つめてから、そっとペニスに触れた。
「!? お、お医者さん!?」
「はい。なんでしょうか」
「そ、そこは……っ」
「ひどく勃起しているので異常があるのかと思いまして。触診を」
「!!」
医者の指がペニスの先を伝った。ペニスから離した指にはカウパーの糸が引いた。
「~~っ!! そ、それは別に、異常なんかでは……!!」
「そうですか。でしたらいいのですが」
恥ずかしい。きっと他の患者は、足の付け根を触診されても何も反応しないのだろう。それもこれもヴァルア様のせいだ。僕のペニスを興奮させるだけさせて射精もさせてくれなかったせいだ。
「ナスト様。念のため採尿をさせていただきたいのですが」
「採尿、ですか……? すみません、あまり尿意がなくて。出そうにないのですが……」
「そうですか……。でしたら、代わりに精液で診ることにしますね」
「えっ?」
医者はおもむろに僕のペニスを握り、ぬちぬちと上下に動かし始めた。求めていた快感を突然与えられ、僕の口から嬌声が漏れる。
「あぁぁっ!? あぁぁっ、あぁっ……! あっ、あっ、あっ……!」
さすが、こういう触診をするのは日常茶飯事なのだろう。快感を与えるのが上手い。
効率よく精液を採取するためか、医者は男根を手で刺激しつつ、亀頭を口に含んだ。舌でペニスの割れ目をなぞっていたかと思えば、亀頭のくぼみに舌を当てて小刻みに動かす。
「あぁぁっ、あっ、やぁっ……!!」
「精液が出そうになったら言ってください」
「あっ、も、もう出そうですっ……!! あっ、あっ、あぁぁっ、~……っ、っ」
医者は僕の精液を口に含んだままペニスから顔を離した。味わうように舌の上で精液を転がしているのが分かる。それを終えると、こくんと嚥下した。
「ふむ……。少しばかり、厄介な病気かもしれませんね」
「え……」
医者の言葉に背筋が寒くなった。厄介な病気……? ぼ、僕は死んでしまうのだろうか。
嫌だ。せっかくヴァルア様との幸せな日々を暮らせるようになったのに、ここで死ぬのは嫌だ。
「ぼ……僕、死んでしまうのでしょうか……?」
そう尋ねると、医者はゆったり目じりを下げた。
「ご安心ください。しっかりと治療をすれば、治ります」
「そうですか……。よかった……」
「ナスト様。もう一度体温を測りますね。そのあと治療をしますから」
「はいっ……。ありがとうございます。お願いします……!」
医者が僕の肛門に指を入れた。「ふむ……ふむ……」などと呟きながら、指を出し入れして念入りに体温を調べている。
「んっ……んんんっ……ふぁっ……あぁ……っ」
「顔が赤いですね。このようなところを触られるのは恥ずかしいですか?」
恥ずかしいが、僕は首を横に振った。
「病気を治すためなら、このくらいのこと大丈夫です……っ」
「そうですか。良い子ですね」
医者が指を抜いた。そしてズボンを下ろし、自身のペニスに何かねっとりしたものを塗り始めた。
「あ、あの……? お医者さん……?」
「今から薬を投与します。体内の奥にしっかりと塗り込まないといけませんので、指では届かず……代わりにこちらを使います」
「えっ、と、えっと……」
そっと足を閉じた僕に、医者は眼光鋭い目を向けた。
「病気、治したくないのですか?」
「っ……」
そうだ。これは治療なのだ。また誤解しそうになった自分に恥ずかしくなった。
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