【完結】【R18BL】極上オメガ、前世の恋人2人に今世も溺愛されています

ちゃっぷす

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プロローグ

おはよう

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「ん…」

朝、アラームの音で目が覚める。ああ、今日は2限からなのにこんな時間にアラーム設定しちゃった。損した気分。
僕はベッドの中で伸びをしながら寝がえりをうった。そして目の前に広がるイケメンの顔面。

「うわぁぁぁぁっ!!!」

「…どうしたんだいケーゴ…。朝から元気だね…」

「う、うわぁぁ…エドガーか…。前世ぶりに見るこの顔面凶器すぎるでしょ…。あー心臓破裂するかと思った」

「ふふ。今世でも君はよく分からないことを言うんだね」

エドガーはそう言って微笑んだ。あーだめ、むり。顔がよすぎてやばい。直視したら死ぬ。

「どうして目を背けるんだいケーゴ?ちゃんと僕を見てよ」

「むりです。これ以上見たら目が焼けただれる」

「ふふ。僕にそんな力はないよ。相変わらずおもしろいねケーゴは」

「ん…」

エドガーが僕を抱き寄せてそっとキスをする。今世のエドガーもキスが優しくてお上手。いつの間にか、僕はエドガーの首に腕をまわして夢中になって舌を絡めていた。

「おい」

「ふっ?」

背後から声がしてグイと体をエドガーから離される。振り返ると不機嫌そうなスルトが僕を恨めし気に睨んでいた。

「俺を忘れるなよケーゴ」

「ああ、すみませんすっかり忘れてました。いたんですねスルト」

「いるに決まってるだろう!昨晩あれほど愛し合っておいて俺を忘れるのか!!」

「えーっと…。ああ、思い出しました。昨晩2ピストンで射精しちゃった元童貞スルトさんですよね?」

「やめろぉぉぉ!!」

「それとも3回射精したのに、4回目でもたったの5分で射精しちゃったスルトさんですか?」

「し、仕方ないだろう!!お前の中が気持ち良すぎるのが悪い!!」

「そうだよケーゴ。スルトはα性が強いんだから、極上Ωの君の中じゃそのくらいしかもたなくて当り前だよ。あまりいじってあげちゃだめだよ?」

「はぁい」

「そういうお前もたったの5分で射精していたではないか!!βのくせに!!」

「うっ…」

「仕方ないよ!だって僕の中なんだし!ね、エドガー、仕方ないよね」

「なぜエドガーのときはお前がフォローするんだ!!」

「だってやっと再会できたんだもん。かわいがってあげたいじゃん」

「俺もかわいがれ!!俺はおまえにかわいがられたことがない!!12年間一緒にいたにもかかわらず!!」

「えー?かわいがってたよ」

「ふふ。前世でも今世でも、圭吾はスルトに厳しいねえ」

「転生したって僕は僕ですからね」

そう、僕、高戸圭吾は転生者だ。ちなみにエドガーとスルトも、あともうひとりのピーターも転生者。

現代世界でストーカーβに刺されて死んだ僕は、実は神さまのお気に入りだったらしく特別に異世界転移されて一命を取り留めた。でも僕が転移した異世界は、Ωがいない、αとβだけの世界だったんだ。やばくない?

で、そこで出会った貴族(絶倫クソバカ)兄弟が、エドガーとスルト…今世では瑛弥と彗斗だった。(ちなみに今世では兄弟じゃないよ)

この兄弟に男娼として飼われた僕は、毎日毎日毎日毎日このふたりのセックスの相手をしていたわけなんだけど、なんやかんやで両想いになった。僕はスルトとエドガーのことがどっちも同じくらい好きだった。

当時僕の護衛をつとめてくれてたピーター(今世では秀汰)の支えもあって、いろいろ大変だったけど楽しく毎日を過ごしてた。(ちなみにピーターとは前戯までする仲だったよ。最後まではしたことないけど。)

でも、エリザベスっていうスルトのことが大好きな女の人に殺されたんだよね。ちなみにスルトも彼女に殺されたよ。エドガーとピーターはちゃんと寿命を全うしたけど。

そこでまた神さまの登場。神さまは僕たちを全員、ほとんど同じ場所、ほとんど同じ時間に転生させてくれるって約束してくれた。そのおかげで現代世界で生まれ変わった僕は無事6歳の頃にスルトと、18歳の時に(っていうか昨日)エドガーと再会することができた。ピーターにはまだ会えてないけど、エドガーはピーターと今世でもずっと一緒にいたらしい。だから今日僕たちにも会わせてくれるって!楽しみ。

前世の処女はスルトに奪われたから、今世はエドガーにあげようって決めてた。だから今までずっと処女を守ってたんだ。で、昨晩やっと僕とスルトとエドガーは結ばれた。(くわしい話は前作読んでくれたら分かるよ。ずっとただ僕が好き勝手されてるだけの話だけどね)


「…ちょっと」

「なんだ?」

「どこ触ってるんですか?」

「ケーゴの股間だが」

「なぜ?」

「小さくて柔らかくて触っていたら落ち着くんだ」

「小さいは余計だって言ってんでしょぉ?!今読者に向けて回想してたんですよ邪魔すんな!!」

「また意味の分からんことを…」

スルトはため息をついてから僕の耳をぺろりと舐めた。僕の体がぴくっと反応すると、スルトが「ふふん」と得意げに笑ったのが聞こえた。はらたつわー。

「っ、ちょっと…!スルト、エドガー…!」

「なんだ?」

「どうしたの?」

「いやいやいや。なにをきょとんとしてるの?朝からケツに指つっこまれたり、本気でちんこしごかれてる僕の身になって?!」

「いいじゃないか。今日は2限からなんだから。時間はたっぷりある」

「あっ…ん、ちょっと…っ、」

「あ、ケーゴとスルトも2限からなの?僕も2限からなんだー」

「んんっ…!も、やめ…っ、あっ、」

「おお、では一緒に学校へ行こう」

「あぁぁ…そこだめ…っ、やっ、あっ、」

「そうだね。ピーターにもあとでLINE送っとくよ。間違いなくピーターは泣いて喜ぶだろうね。ずっと二人に会いたがってたから」

「ふ…、あっ、あぁっ、だめ、なんか来る…っ、も、っ…!」

「俺もピーターに会えるのが楽しみだ」

「いやちょっと待って!?お喋りの片手間に僕をいじくりまわすのやめてくれない?!」

「朝から騒がしいやつだな」

「あっ…!んんっ…」

「ほんと、相変わらずだねえケーゴは」

「やっ…!出るっ、…んんんっ!!」

転生して18年、やっと貴族兄弟と再会できた。再会できてすごく嬉しいけど、今世でも僕はこの絶倫猿元兄弟に好き勝手されてしまう予感しかしない。
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