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18歳の夏 発情誘発剤※
飲み会に誘われました
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タクヤ、シンジ、イオリ、ナナの呑気な会話を聞いてスルトはぎりぎりと唇を噛んでいる。
「ケーゴ、やはり許せん。追いかける」
「はっ…はぁ…」
「ケーゴ…?」
「スルト、チヨちゃんは無事…?」
「ちっ…」
スルトは廊下に避難させたチヨちゃんの様子を見に行く。チヨちゃんは薄いΩなので、発情誘発剤もすぐ抜けたようだ。まだ浅く息をきらせていたが、僕のもとに駆け寄り泣きながら謝った。
「圭吾くんごめんなさい…!私のせいで…こんな…こんな…!」
「これからは…友だちは選ぶんだよ、チヨちゃん…あんなサークル早く抜けな?」
「抜けるに決まってる…こんな、こんな人たちだと思わなくてっ…ごめんなさい…」
「僕のことは気にしなくていいから…本当に信頼できる友だちに迎えに来てもらって…家に帰って。僕は、まだ誘発剤が抜けそうにないから…スルトに世話をしてもらうよ…だから、部屋から出て行ってくれる…?」
「うん…ごめんなさい…ありがとう…」
チヨちゃんはヒクヒク泣きながら部屋を出て行った。ドアが閉まった瞬間、僕はスルトに抱きついた。
「はぁっ、スルトっ、も、だめ…がまんできないっ…早く挿れてっ…」
「ケーゴ…!言いたいことは山ほどあるが…すまない、俺も抑えられん」
そう言ってスルトが僕を押し倒す。ズボンを下ろし、勢いよく僕の中へ押し込んだ。
「ああああっ!」
生のαの…スルトのものが入ってきて体中が悦んでいる。白い液体が勢いよく飛び散りスルトの服にかかった。中も快感で激しく痙攣している。スルトも理性が飛んでしまっているのか、激しく腰を動かした。
「あっ!ああっ、スルト!スルトォ!!」
「ケーゴだめだ、出るっ」
「中に出してっ!ピル飲んでるからっ…大丈夫だからっ…!」
「ぐっ…!」
「んんっ!!」
体内がスルトから出たものを飲み込んでいるのが分かる。スルトは出したばかりなのに、全くおさまらないらしく再び体を揺らせた。
「あっ、ふっ…あっ、あ、スルト、きもちい…きもちいよぉ!」
「んっ、ふっ、俺もだ、気持ち良すぎて頭がおかしくなるっ…」
「もっと、もっと…!あっ、そこっ、そこきもちいっ」
「はっ、ん、ぐっ…、ふ…」
スルトが僕の唇に顔を寄せる。僕は思わず顔を背けた。
「…なぜいやがる」
「…僕の口の中、今、あいつらの精液まみれだから…」
「ちっ!」
僕の顎を掴み、無理やり唇を奪われた。舌で口の中をめちゃくちゃにされる。
「んー!んっ、スルト、やめて、今の僕、汚いからっ…!」
「汚いから掃除してるんだ。あんなやつらの精液を口に含んだままなんて許せん。俺が全部舐めとってやる」
「んっ、ふっ…」
「ケーゴ、すまない。俺が、俺がちゃんと止めておけば良かった…!そうすればこんなこと…!」
「それは僕にも言えますから、んっ…、僕がちゃんと断っていたら…よかったんです…。ごめんなさい…スルトとエドガー以外にあんな…あんなことしちゃって…」
「発情期のΩに理性を保てと言う方が無理な話だ。こうならないために俺がお前を守るべきだった。これからは二度と離れん。お前から、一時も離れない」
「それはちょっと…」
三度体を交え、二人ともやっと落ち着いた。汚れた部屋を掃除して、飲食費を支払って店を出た。(あいつらの分までなんで僕が払わないといけないわけ?!)
帰り道、スルトは僕の手をずっと離さなかった。
「…ケーゴ」
「ん?」
「今晩、お前の家に泊まってもいいか?」
「…もちろん」
「そうか」
「ありがとう、スルト」
「礼なんて言うな。お前らしくもない」
「ケーゴ、やはり許せん。追いかける」
「はっ…はぁ…」
「ケーゴ…?」
「スルト、チヨちゃんは無事…?」
「ちっ…」
スルトは廊下に避難させたチヨちゃんの様子を見に行く。チヨちゃんは薄いΩなので、発情誘発剤もすぐ抜けたようだ。まだ浅く息をきらせていたが、僕のもとに駆け寄り泣きながら謝った。
「圭吾くんごめんなさい…!私のせいで…こんな…こんな…!」
「これからは…友だちは選ぶんだよ、チヨちゃん…あんなサークル早く抜けな?」
「抜けるに決まってる…こんな、こんな人たちだと思わなくてっ…ごめんなさい…」
「僕のことは気にしなくていいから…本当に信頼できる友だちに迎えに来てもらって…家に帰って。僕は、まだ誘発剤が抜けそうにないから…スルトに世話をしてもらうよ…だから、部屋から出て行ってくれる…?」
「うん…ごめんなさい…ありがとう…」
チヨちゃんはヒクヒク泣きながら部屋を出て行った。ドアが閉まった瞬間、僕はスルトに抱きついた。
「はぁっ、スルトっ、も、だめ…がまんできないっ…早く挿れてっ…」
「ケーゴ…!言いたいことは山ほどあるが…すまない、俺も抑えられん」
そう言ってスルトが僕を押し倒す。ズボンを下ろし、勢いよく僕の中へ押し込んだ。
「ああああっ!」
生のαの…スルトのものが入ってきて体中が悦んでいる。白い液体が勢いよく飛び散りスルトの服にかかった。中も快感で激しく痙攣している。スルトも理性が飛んでしまっているのか、激しく腰を動かした。
「あっ!ああっ、スルト!スルトォ!!」
「ケーゴだめだ、出るっ」
「中に出してっ!ピル飲んでるからっ…大丈夫だからっ…!」
「ぐっ…!」
「んんっ!!」
体内がスルトから出たものを飲み込んでいるのが分かる。スルトは出したばかりなのに、全くおさまらないらしく再び体を揺らせた。
「あっ、ふっ…あっ、あ、スルト、きもちい…きもちいよぉ!」
「んっ、ふっ、俺もだ、気持ち良すぎて頭がおかしくなるっ…」
「もっと、もっと…!あっ、そこっ、そこきもちいっ」
「はっ、ん、ぐっ…、ふ…」
スルトが僕の唇に顔を寄せる。僕は思わず顔を背けた。
「…なぜいやがる」
「…僕の口の中、今、あいつらの精液まみれだから…」
「ちっ!」
僕の顎を掴み、無理やり唇を奪われた。舌で口の中をめちゃくちゃにされる。
「んー!んっ、スルト、やめて、今の僕、汚いからっ…!」
「汚いから掃除してるんだ。あんなやつらの精液を口に含んだままなんて許せん。俺が全部舐めとってやる」
「んっ、ふっ…」
「ケーゴ、すまない。俺が、俺がちゃんと止めておけば良かった…!そうすればこんなこと…!」
「それは僕にも言えますから、んっ…、僕がちゃんと断っていたら…よかったんです…。ごめんなさい…スルトとエドガー以外にあんな…あんなことしちゃって…」
「発情期のΩに理性を保てと言う方が無理な話だ。こうならないために俺がお前を守るべきだった。これからは二度と離れん。お前から、一時も離れない」
「それはちょっと…」
三度体を交え、二人ともやっと落ち着いた。汚れた部屋を掃除して、飲食費を支払って店を出た。(あいつらの分までなんで僕が払わないといけないわけ?!)
帰り道、スルトは僕の手をずっと離さなかった。
「…ケーゴ」
「ん?」
「今晩、お前の家に泊まってもいいか?」
「…もちろん」
「そうか」
「ありがとう、スルト」
「礼なんて言うな。お前らしくもない」
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