三角関係

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途中で男２はイヤホンで音楽を聴き始める

女「おい、そんなにか、興味まったくなしか」

男２は聞こえないというような動作をする。男１はイヤホンを片方とり聞く。

男１「あー」

男２「知ってんの？」

男１「まったく知らねぇ」

女「何聞いてんの？」

男２「洋楽」

女「洋楽なんて聞くんだ」

男１「誰の曲？」

男２「バルーン５」

男１「あー知らねぇ」

男２「さっきも聞いたわ」

男２は男１にとられたイヤホンを取り返す。

男１「んだよ、すねんなよ」

男２は無視して音楽を聴く。

男１「あ、おい、おいって」

男２は聞きながらスマホを操作し始める。

女「あ、ゲーム始めた」

男１「あ、それ俺もやっているわー」

男１もスマホを取り出しゲームを始める。男２はイヤホンをはずす。

男２「なー、このボス倒した？」

男１「ん？お前、強っ！俺そこまで行ってねぇわ」

男２「お前は？…レベル６ってどうなの？」

男１「いや、これ２，３日前に出たばっかりのゲームだろ」

女「それでどれくらい進んでいるの？」

男１「レベル５２だって」

女「廃人！？」

男２「いや、これすぐレベル上がるよ」

男１「マジで？」

男２「イベントやっとけって。経験値凄い貰えるから」

男１「俺すぐ死ぬんだけど」

男２「それは、お前の腕の問題だな」

女「見るからに不器用そうだもんね」

男１「お前にだけは言われたくない」

男２「お前は言っちゃいけないだろ」

女「本当に私のことなんだと思ってんの？」

男２「野生の猪と同レベルの何か」

男１「女ではない何か」

女「何かってなんだ、何かって」

男１「お前なー胸に手を当てて、いや、その絶壁に手を当てて」

女「セクハラか！最低、お前、本当に一発殴らせろ！」

男２「あながち間違ってねぇから、落ち着けって」