君との恋の物語-Reverse-

日月香葉

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君の名は?-Reverse-

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俺は知っている。自分は親父っぽいって言ってる女の子程、心の1番奥には乙女の面を持っていることを。そして、それを中々他人には見せないことも。
「君の名は?っていう映画知ってる?」
今の電話相手がまさにそんな子。
『知ってるよ。そりゃね。面白そうだよねー』
「‥本当にそう思ってる?」
思ってるよ、それどころじゃないだけで。
『え?うん。思ってるよ』
思い切って誘っちゃうか?
「そっか。私見たいんだよねー」
来た!これは誘っていいやつか??
「ねぇ、見に行こうよ!」
おいおいおいおい、今俺が誘おうとしてたところなのに‥あー出鼻挫かれた。
『ん?うん。あー』
「え?なに?」
あー出鼻挫かれた‥ん?今なんか言われたか?
いいや、ちょっと落ち着け俺。出鼻挫かれたくらいで不機嫌になっちゃいかん。今喋ったら不機嫌になったと思われる。ちょっと落ち着こう。
「‥どうしたの‥?」
言えないよ~君に出鼻挫かれて凹んでますなんて。
けどいつまでも黙ってられないな。
こうなったら、ちょっと強引でも約束しちゃうか!
『待ち合わせどうする?』
「え?」
まぁそうなるよな‥断られるかなぁ‥相手が俺だし。けど、誘ったのは君だからね!
『だから、待ち合わせ。映画、行くんでしょう?』
このタイミングで沈黙‥やっぱり本気で誘った訳じゃないのかな‥?
「‥本当に行ってくれるの‥?」
そりゃね。なんたって俺が誘おうとしてたんだから。
『うん。だから待ち合わせ場所決めようよ!』
強引でごめん、でも、こんなチャンスないかもしれないから。
「っていうか待ち合わせするの‥?部活終わったらそのまま行くとかは‥?」
あー‥やっぱり本気じゃなかったのかなぁ?部活のついでに見るなんて‥
いや、凹むな俺!!
思わず溜息をつきそうになったが、こらえた。はず。
『相変わらずだなぁ。デートなんだから部活終わりなんかで行かないよ。せっかくの非日常なんだから大事にしようよ。』
デートとか言ってしまったー!!とりあえず少し黙るんだ俺!!黙ってれば動揺してることはバレない!!はず!!
あ、アレか?いつも嘘だよーとか言うから疑われてるのか?嘘だよーはね、いつも言ってから後悔してるんだよ。誘ったはいいけどどうしようもなく恥ずかしくなる時があるんだよ。ごめん‥俺のそういうとこ‥嫌いかな?ヤバい、だとしたら今回は恥ずかしくなってられない!!ちゃんと嘘じゃないって言わないと!!
『大丈夫だよ。今回は嘘だよーとか言わないから』
我ながらどんだけ偉そうなんだと思う今日この頃である。
「‥」
黙っちゃったじゃねーか!!あー、嫌われる気がする‥。やっちまった‥。
そうだ!こういう時こそ強引に話を進めよう!!パソコンで時間を調べつつ。
『君の名は、でしょ?10時20分からの回があるからそれでいい?』
「え‥?う、うん」
なんという微妙な反応‥。しかし、ここでブレてはいけない!!
『ちょっとー、ちゃんと聞いてた??』
「き、聞いてたよ」
あ、絶対聞いてなかったな。呆れられてる気がする。こうなったら、一気に行く!!
強引にいっても、嫌なら嫌って言うでしょ!言われなければオッケーってこと!!
『じゃ9時半にハーベストのメリーゴーランド前ね!』
断られるか‥?
「うん、わかった‥」
オッケー!!やっぱり無理とか言われる前に切り上げろ!俺!!
「あの‥今更だけど、君は本当にいいの?」
いいんだって!って叫びたくなるのを必死にこらえる。
『ん?なにが?』
とか聞いてみる。
「映画、私と行ってくれるの??」
いや、だから俺が誘おうとしてたんだって。
ん?でも行ってくれるの?ってことは、割と本気で行きたいと思ってくれてたのか?俺と?
あんまり真剣な感じでいくと恥ずかしいから、ここはさっきのノリで。
『ぎりっちょさーん。行きたくないならわざわざ時間調べて待ち合わせなんて決めないでしょー??』
ちゃんと呼びたいけど、呼べない‥皆がいる前だと特に、恥ずかしくて‥。でも今日は電話だしなぁ
「そうだけど‥君は最後の最後に嘘だよーとか言うじゃん!」
ごめん、それは本当ごめん。でも恥ずかしいし、怖いんだよ。強引に決めて、後から実はあんまり行きたくなかったってなるのが‥。君は、優しいから俺のわがままに付き合ってくれてるだけかもって思ってしまうんだよ。
でも、今回は逃げない!
『言うけどさ、決まった約束をすっぽかしたことはないっしょ?』
されたらショックだからな。人にはやらないよ。
「まぁ、そうだけど‥」
『今、決めたじゃん?場所と時間』
「うん」
強引にだけど。付き合わせてしまっていたら本当にごめん。
『だから行くよ。必ず』
付き合わせてしまっていたとしても。
嫌って言われなかったから。ありがとう。
「わかった。じゃ、約束ね!」
約束!いいな。約束って言ってくれた!付き合わせてしまってる訳じゃないかも!
『OK。よろしくね、さぎり。ではまた明日ー』
やっべ呼んじゃった!!恥ずかしい!!
逃げろ!!
慌てて電話を切ると、今までの会話が夢だったみたいに思えてきた‥。
やっぱり強引過ぎたかな‥。いつか、ちゃんと言わなきゃな。
君は、素敵な人だから‥。ほっといたら彼氏ができちゃうかもしれないよなぁ‥。
どうせ泣くなら、フラれて泣きたいな‥。告白する前に彼氏ができて、結果フラれたのと同じみたいなのは嫌だな‥。
ってなんでフラれる前提なんだ?いや、それはわかってる。
俺みたいなのじゃ、君と釣り合わないって思ってるからだろうなぁ‥。釣り合わない?
釣り合わないってなんだ?こんなに好きなのに、釣り合わないって‥俺になにが足りないって?
やめよう‥キリがないから。
とりあえず、約束はできたんだ。
今はそれを大事にしよう。





待ち合わせの日、せっかくの休みなのにいつもより早く目が覚めてしまった俺は、仕方ないから待ち合わせ場所まで行くことにした。
1番気に入ってる服を着て、珍しく髪も整えて。

それだけ気合いを入れても30分前に着いてしまった。早過ぎた。
こんな時は本でも読むか。




だめだ、集中できない。
そうか!デートコースを決めるか!
ちょうどメリーゴーランドで待ち合わせだから、ゴールもここにしよう。まずは真っ直ぐ映画館に行って、ちょっと早いけどチケット買って、今日は飲み物とポップコーンは買ってあげることにしよう。
するとお昼はマックかな。予算的に。
そこから左回りにお店を見て回って、ゲーセン行ってスタバ、最後にまたここに戻ってきて、時間があったら夕陽見に行くか。
うん。いいかもな。
ん?きた?なんかすごい可愛い格好をしてるような‥
とりあえずこっちから声掛けなきゃ!
『おう!おはよう。』
「おはよう」
待ち合わせ10分前。なんかちょっと拍子抜け。ちょっと遅れてきて、ごめーんまったー?みたいな展開かと思ってたのに。って漫画の読みすぎか。
とりあえず気まずくならないように、この間みたいなテンションで!
『楽しみだな。君の名は?ってちょっとリアルに言ってみたいセリフだよね』
「うん、言ってみたいけど、言われてみたいセリフでもあるね。なんか、ロマンチック」
そうか、じゃ後で言ってみよう。俺に言われても嬉しくないかもだけど‥。

映画館に着いたらチケット買って、なんだっけ?
そうだ、ポップコーン!
『ぎりっちょさ、ポップコーンは塩?キャラメル?』
名前で呼ぶって、やっぱり恥ずかしくて簡単にはいかないな‥
「うーん、塩かな。あ、飲み物は炭酸じゃないやつね!」
おう。俺が買ってあげようって決めてたのわかってたのか?君は超能力者か‥?
『あー、わかってるって。』

早く待ち合わせただけあって、席はいいところ取れたな。
話の内容は、まぁ劇場で笑
いい話だったけど、切なくなった。盛り上げなきゃ!!
映画の後は、さっきのデートコースで。
言ってみようか。あのセリフ。
超絶恥ずかしいけど。
『ねぇ』
「え?なに?」
『君の名は!』
「え?」
え?じゃないよ、結構恥ずかしいんだって!けどもう一度!
『君の名は??』
「‥さぁ、なんでしょうか??」
おーい!こっちは恥ずかしいながらも頑張って言っただぞ!
『おいおいおいおいー!普通に答えちゃうんかい!せっかく映画っぽいトーンで言ってるのに!』
更に言うならこんなに恥ずかしいのに。
「あぁ、ごめん。」
なんか雲行きが怪しい‥けど、ここで負けてはいけない。
『映画だと同時だけど、まぁそれは無理として、君の名は!って言ったら同じようなトーンで返そうぜ!雰囲気大事!!』
一人で盛り上がってる人みたいになったぜサンキュー。
「わ、わかったよ」
あー、ひかれてる気がする‥けど。言ってしまった手前区切りつけなきゃ!
『よし。‥君の名は!』
割とマジなトーン。
「君の名は!」
すごいな。俺よりマジなトーン。ってことはまんざらでもない‥?っと思ったらちょっとテンション上がってきた!!
『いいね!最高!!やればできるじゃんぎりっちょ!!』
恥ずかしかったけど、楽しい!
『今日はこの後も何回き言うんでよろしく!!』
言わないかもだけど。

その後はさっきのデートコースへ。なんか、君と一緒にいると、頑張って盛り上げなくてもいいのかなって思えてくる。君はおとなしいけど、それなりに楽しんでくれてるように見えた。
いいなぁ、自然な笑顔。この笑顔に何人の男が魅力を感じてるんだろう。
今は二人っきりだけど、明日からまた皆と一緒‥怖いな‥君が誰かと一緒に、俺から離れていきそうな気がして‥。
デートは本当に楽しいけど、どうしても時間を気にしてしまう。すると、どうしても終わりを感じてしまって切なくなるんだ。
なんて思ってたら着いてしまった‥。

『よし、着いた。戻ってきたね!』
やばい、終わってしまう‥。
「え?なに?ここ目指してたの?」
『そう。スタートとゴール同じ場所がいいんだよ。』
ゴールって口に出してしまって、ますます実感してしまった‥デートが‥終わる‥。
「そうなんだ‥」
まずい、なんか暗い雰囲気だ。なにか話さなきゃ、スタートと、ゴール。そうだ!
『ディズニーランドの出入り口って一ヶ所しかないだろ?あれは、全ての人に同じところからスタートしてもらって、同じところにゴールしてもらうためなんだよ。夢の始まりと終わりね。』
「そうなんだ‥」
言ってから後悔した。まさか、君がそんなに悲しそうな顔するなんて‥。君も、悲しい?
俺は自分で言っておきながら、悲しくなった。勝手だけど。
今日が楽しかったから、明日にならないでほしい。いや、明日になってもいい、君が一緒にいてくれるなら。
夢が覚めてしまうと思ってたけど、夢じゃなくすることができたら‥。君の悲しい顔は見たくない。できるなら守りたい。いつでも笑顔でいてほしいから。
言おう。今、ちょっと悲しい雰囲気になってしまったけど、それはもしかしたら、君も今日が楽しいと思ってくれてたからなんじゃないかなって思うから、今日のことをどう思ってるか、答え合わせしよう。決めた。
『乗ろうよ。』
「え?」
『メリーゴーランド!』
「いいけど‥」
ごめん。本当はものすごく怖い。フラれたら、明日からまともに話もできなくなると思うと泣きそうなんだ。だから、ちょっとだけ誤魔化した。
『よっしゃ!』
こういう時は、相手に顔を見られないようにどんどん前をいく。
テンション上げてれば、怖くなくなってくる!!はず!!
お、追いついてきた。
『俺が馬に乗って、さぎりが馬車に乗るのと、二人とも並んで馬に乗るのどっちがいい?』
もう、名前で呼べなくなるかもしれないから、呼ばせてくれ。
「うーん、並んで馬‥かな」
よかった。突っ込まれなかった。
それに、並んでくれるって嬉しいな。
『並べるのか、さぎりと。いいね。』
思わず口に出してしまった。

メリーゴーランドって不思議だ。ぐるぐると、同じところを回っているはずなのに、毎回別の世界を通ってるような感じもする。だって、一週目に見た時にいた人が、歩いていなくなってたり、逆にいなかった人がいたりするから。
それに、メリーゴーランドの中と外では、違う世界が並行しているみたいだ。その世界を並んで見られてよかった。
これなら、フラれても後悔はないよ。
あの夕陽が見られる大好きな場所で、告白しよう。
けど、一応確認しとかなきゃな。
『さぎりは、何時にここを出たらいい?』
「うーん、6時くらい?」
『後1時間ちょっとね、OK。こっちきて!』
どんどんいくよ、着いてきて!もし、優しさで付き合ってくれてたんだとしたら、これで最後にするから。

あそこに行くには、どうしてもエレベーターに乗らないといけない。
あの中で、黙ってる訳にはいかないよな‥。

そうか。答え合わせを始めよう。
『さぎりはさ、夢って好き?夢から覚めるの、夢ね。』
「うーん、あんまり好きじゃないかも。覚めたら切ないからね」
え?ってことは、やっぱり今日を夢だと‥?
わからないけど、俺の答えを言うね。もうすぐ着くから、そしたら言う。
『だよね。俺もそう。今日は夢みたいに楽しかったな』
ちょうどよくエレベーターが着いた。
そのまま外に出る。

『着いたよ。』
「え?」
『ここ。もうすぐ夕陽が見られる。結構綺麗なんだよ。』
俺が君に思いを伝えるなら、やっぱりここしかない。






夕陽が沈んでいく。
沈み切る前に言わなきゃ。
『さぎり』
「ん?」
『今日は、夢か?』
ごめん、意味わからないかな‥。
「どういう意味?」
やっぱりか。
『んー、また誘ってもいいかってこと』
これだけだと益々意味がわからないよな。
「うん、いいよ。」
え?逆に聞きたくなった。いいのか‥?

『あの』「ねえ」
同時。あれ?このパターンは?
『君の名は!』「君の名は!」
爆笑。揃った。幸せだった。君の笑顔が見られたから。よし。ストレートに言おう。例え今日が夢になってしまったとしても、今の笑顔、忘れないから。それだけで、幸せだと思える。

息を整え、静かに決意する。
『ねえ』
「ん?」
『俺は、今日を夢にしたくない』
「え、うん、だから、また誘ってくれるんでしょ?」
そう。でもそうじゃない。
『うん。でもそうじゃなくて』
「どういうこと‥?」
言わなきゃ。怖いし、恥ずかしいし、自信ないけど、せめて本気なんだってことは伝わるように。真っ直ぐに。ただ真っ直ぐに。
『こういう日を日常にしたいんだ。つまり‥』
もう一息。なんだろう。魂が震えるみたいだ。
悲しくもないのに涙が溢れてくる。
『さぎりが好きだ。ずっと一緒にいてほしい。』
言えた。真っ直ぐに言えた。後悔はない。後は、君の答えを待つだけ。
「それ‥本当‥?いつもみたいに嘘だよなんて‥」
君が、途中で言葉を切る。俺もなにも言わない。今は、ただ真っ直ぐ見つめている方が、伝わる気がしたから。君が少し下を見る。でも俺は真っ直ぐに君を見る。
少し沈黙。その間も、俺はさっきの魂が震える感覚のままだ。溢れた涙は、もう隠せない。それでも見つめている。
不意に、君が目を上げる。
「私も‥」
かすれた声でささやく。
『ん?』
もう一度言いやすいようになるべく優しく聞き返す。いいんだよ。私は好きじゃないって言っても。ちゃんと受け止めるから。
「私も好きです。君が」
‥え?今なんて‥?本当に?
『本当か‥?』
一気に顔が赤くなっていくのが自分でもわかった。
「私は君みたいに嘘だよーなんて言いませんー!!」
いつも、ごめんよ。これからは言わないよ。もう恥ずかしがったりしない。
『そうか‥よかった。』
安心したら本当に涙が出てきた。今までの不安とか、寂しかったことを思い出した。
『たまに電話したり、出掛けたりしてたけど、本当は不安だった。俺みたいな相手が他にといるかもって』
君も‥そう思ってたかな?
『もっと早くに言いたかったけど、怖かった。今日のデートも、ちょっと強引に決めちゃったし。あの強引さは‥ちょっとした照れ隠しだ。』
正直に言ってみた。君なら受け入れてくれるきがしたから。
『言えてよかった。メリーゴーランドに乗るとき、寂しそうな顔してたから、守りたいと思った。告白を決めたのは、実はあの時だ。』
昨日までは不安しかなかったからな。
『彼氏ができる前に、言えてよかった。好きだ』
俺の眼の前に立ち、真っ直ぐに俺を見上げる君が、とても頼もしく見えた。俺はこう見えて臆病で気弱なやつだけど、君になら、そういう面も見せていいんだと思えた。ただ見つめ合っているだけで、すごく安らいでいた。
涙を流す俺を、君がそっと抱きしめてくれた。俺もそれに答えるように、背中に腕を回して、抱きしめた。
腕に伝わる感触は、確かなものだ。
『夢じゃない』
確かめるように口に出した。
「うん。夢じゃない」
君の優しい声。改めて好きだと思う。
「好きな人の名は?」
『‥さぎり』
もう、恥ずかしくない。
「大好きよ」
怖くもない。
『俺もだ。心から、今日誘ってよかったと思ってる。』
本当は君が誘ってくれたんだけどね。
「誘ったのは私」

バレてたか。





女の子を守るって、男は誰もが使命みたいに思ってることだけど、実際は逆だと思う。
男が女の子に守られてるんだよ。
だから、無意識に男は女に頼る。忘れちゃいけない。普段から助けてもらってるんだから、たまには感謝しなきゃな。
俺?俺も感謝してるよ。だから記念日には必ず御飯に行くし、誕生日とかクリスマスも祝ってる。なに?当たり前って?いや、当たり前じゃないよ。
感謝を込めて、ご馳走してるからな!
あれだけ弱気だった俺が、今こんな風に話せてるのは、あの子のおかげ。
だから今回、2年の記念日にはちょっと特別なサプライズを‥
「‥‥‥」
え?なに?
「‥‥」
あー、わかったよ。


いや、あの子がさ、惚気話はここでするなってさ。俺達のことが、一つの物語になったら話せってさ。
いつになるかわからないし、他人が聞いても面白くない物語かもしれないけど、俺達が精一杯過ごした日々の物語は、いつか必ず伝えるよ!
約束な!

さて、そろそろバトンタッチだな。
俺にとっての「君」は「彼女」になりました。
これから恋が始まりそうなそこのあなた!!
恋の予感って、曲名にもなってるよな!
「オーメンズオブラブ」
いい曲だよ!
じゃなくて、あなたにとっての「君」の名は?

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