31 / 31
After care at home
忠告
しおりを挟む
「んん~………?」
目が覚め、仰向けのまま伸びをした葵は、ジャラ…という不穏な音に顔を顰める。
「………あれ…」
「起きたか」
「…高橋さん………」
寝室に入ってきた高橋は、呆けた顔をしている葵を見て呆れたように溜息をつく。
「……ん?」
手だけではなく足にも違和感を感じ目をやると、両手両足にそれぞれ枷と鎖が付いていて、ベッドに繋がれていた。
鎖にはさほど余裕はなく、ジャラジャラと音を鳴らすことしか出来ない。
葵が
「なんで?」
とでも言いたげな目で高橋を見つめると、
「昨日のことは覚えてるのか?」
と高橋に問われ、葵は後半が朧気な記憶を辿った。
「……ピザパした…?」
「そうだな。そして、俺は「飲みすぎるなよ」と言ったな」
自分の記憶が朧気なこと自体が、昨日の夜のことを語っている。
葵は昨日された仕打ちを思い出し身震いすると、「ごめんなさい…」と素直に謝った。
それを聞き高橋が近づこうと足を踏み出すと、葵は小さく体をビクつかせ怯えたような警戒したような目で見つめた。
高橋はそのまま近づきベッドの縁に腰かけると、ポケットから鉄製の器具を取りだし葵に見せる。
「なにそれ」
「貞操帯だ」
「……???」
「ココに付ける物だ」
パンツの上から葵の中心を撫でると、葵は目を丸くして器具と自分の中心を交互に見る。
「今回は反省してそうだから許してやろう。……次、また何か粗相をすれば俺が許すまでコレを付けることになるかもしれないな」
ニヤリと笑う高橋の不穏な目付きを見て、葵の背筋にゾワッと寒気が走る。
高橋が貞操帯の鍵をヒラヒラと葵の目の前で揺らすと、葵は必死にコクコクと頷いた。
今回はなにやら脅されただけで何もされることなく枷を外され、葵は密かに胸をなで下ろした。
目が覚め、仰向けのまま伸びをした葵は、ジャラ…という不穏な音に顔を顰める。
「………あれ…」
「起きたか」
「…高橋さん………」
寝室に入ってきた高橋は、呆けた顔をしている葵を見て呆れたように溜息をつく。
「……ん?」
手だけではなく足にも違和感を感じ目をやると、両手両足にそれぞれ枷と鎖が付いていて、ベッドに繋がれていた。
鎖にはさほど余裕はなく、ジャラジャラと音を鳴らすことしか出来ない。
葵が
「なんで?」
とでも言いたげな目で高橋を見つめると、
「昨日のことは覚えてるのか?」
と高橋に問われ、葵は後半が朧気な記憶を辿った。
「……ピザパした…?」
「そうだな。そして、俺は「飲みすぎるなよ」と言ったな」
自分の記憶が朧気なこと自体が、昨日の夜のことを語っている。
葵は昨日された仕打ちを思い出し身震いすると、「ごめんなさい…」と素直に謝った。
それを聞き高橋が近づこうと足を踏み出すと、葵は小さく体をビクつかせ怯えたような警戒したような目で見つめた。
高橋はそのまま近づきベッドの縁に腰かけると、ポケットから鉄製の器具を取りだし葵に見せる。
「なにそれ」
「貞操帯だ」
「……???」
「ココに付ける物だ」
パンツの上から葵の中心を撫でると、葵は目を丸くして器具と自分の中心を交互に見る。
「今回は反省してそうだから許してやろう。……次、また何か粗相をすれば俺が許すまでコレを付けることになるかもしれないな」
ニヤリと笑う高橋の不穏な目付きを見て、葵の背筋にゾワッと寒気が走る。
高橋が貞操帯の鍵をヒラヒラと葵の目の前で揺らすと、葵は必死にコクコクと頷いた。
今回はなにやら脅されただけで何もされることなく枷を外され、葵は密かに胸をなで下ろした。
57
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
隠れSubは大好きなDomに跪きたい
みー
BL
ある日ハイランクDomの榊千鶴に告白してきたのは、Subを怖がらせているという噂のあの子でー。
更新がずいぶん遅れてしまいました。全話加筆修正いたしましたので、また読んでいただけると嬉しいです。
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
見ぃつけた。
茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは…
他サイトにも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
好きです!続きが楽しみです。
ありがとうございます…!