ヤンチャなチワワの躾方

もちるり

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Trial

準備(※)

「こんな格好じゃなくてもいいじゃん!!!酷いぃ!!」


キャンキャンと煩く吠える葵を無視し、高橋はローションを手に取る。

温めたローションを窄みと前に馴染ませるように塗り広げると、先程まで騒いでたのが嘘のように静かになる。


「どうした?」
「~~~~ッッ!!」


口の端を上げ、問いかけながら中指を窄みに突き立てると、葵はシーツを握りしめ口を引き結んで声を耐えた後、肩越しに高橋をキッと睨み付けた。


「ククッ、………『頭下げてろ』」


少し体を起こした高橋に頭を軽く押さえられると、葵の身体を支えられていた腕からカクンッと力が抜け、高橋の足の間のシーツに頬が付く。

お尻だけ高く上げるような体勢になり、葵はさらに顔を赤くしクシャッと顔を歪めると「この格好ヤダってぇ!!!馬鹿ぁ…!!」と叫ぶ。

羞恥で泣きそうになっている葵に返事はせず、窄まりの内から壁を押すように刺激しながら指を動かす。

昨日見つけたイイ所には敢えて触れないよう、着実に解していく。

2本目の指を入れた時、前立腺に掠ってしまったのか、葵が「ふぁ…っ」と声を漏らしたが、慌てて口を塞ぐ。


意図せず触れたものの、葵の体は昨日の快楽を覚えていたことが確認できた。


また前立腺に触れないよう意識しつつ、乾かないようにローションを足しながらクチュクチュと指を動かす。

ほとんど中のイイところには触れていないのに、ローションを塗って以降触れてもいない葵の中心はしっかりと固くなり、先からポタポタと蜜を零していた。


「……っ、ふっ……ん………ッ、ぅん…」


ただ与えられる刺激に声を漏らさないように耐えていた葵の腰が、ユラユラと動き始める。


「……どうした?」


高橋が軽く尻を叩きながら聞くと、葵は小さく「ぁ」と声を漏らし、叩かれて自分の腰が揺れていることに気づいたのかしばらく黙ったあと「……なんでもない…」と答える。

高橋は「そうか」と答え、指を3本に増やす。

葵は身体を震わせ、シーツを掴み直すと「はっ……」と短く息を吐いた。


指が3本になると圧迫感が増し、それぞれの指が中で蠢く感覚に徐々に息が上がっていく。

入っている指を広げられ、火照った中に空気が入ってくる感覚に身震いする。



テレビも付けず音楽も流れない静かな部屋に、クチュクチュと高橋が指を動かす音と、葵の荒い息遣いだけが響いている。

この体勢で後ろを弄られてもう何分…いや何十分経っただろうか。

高橋の指は中のイイ所も、涙を零す中心にも触れず、ただただ葵の後ろを解すばかりで、なんとも言えないもどかしさに自然と涙が浮かんでくる。


「…………ぁ…っ」


生ぬるい湯に浸かっているような刺激を繰り返し与えられ、焦れったくなった葵は何度か腰を揺らしてしまい、その度に高橋に叩かれ窘められている。

また腰が揺れてしまったのか、無言で叩かれ、葵は「うぅ~~~……」と潤んだ瞳を瞑り耐える。


「……どうした?葵」


問いかける高橋の声は低く優しく響き、その囁きに誘われるように葵は「ぁ……もう…………っ」と潤んだ瞳で高橋を見上げる。


「もう?」


優しく促す高橋の口元は意地悪く歪んでいたが、滲んだ葵の視界では捉えられていなかった。
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