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フリューゲル王国王都にて
第2話 自分が分からない
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城を放り出された。
とりあえずあの漫画の展開に似てるからお手本にするか。
となると冒険者ギルドだな?
どこだろうか?
門番をチラッと見ると指差して方向を示した。
うん便利。
* * * *
示された方へ向かうと西部劇の酒場みたいな所があった。
これかな?ポイっちゃポイ。
あの王様他国も勇者召喚して連合を作るって言ってたけど勇者は結構召喚されてるんだろう。
西部劇みたいならしい建物にしたの勇者じゃないか?
勇者が伝えた文化とか技術とか娯楽とかいっぱいあふれてる感じ?
修羅の国の勇者も居みたいだし勇者一杯居そう。
安いな勇者。
建物に入って行くと中は石造だった。詐欺だ。
なんか綺麗だし。冒険者ギルドにあるまじきオシャレな内装。
こう言うの天ぷらって言うんだけっか?
外見と中身が違うやつ。
でもあれ天ぷら屋さんに失礼だよね比喩とは言え。
キョロキョロと周りを見渡すが冒険者かなと言った感じの人は居る。
多分入る場所間違えた訳ではなさそうだ。
でもなんか世紀末!!みたいな厳つい格好した人もチンピラみたいな人も居ない。
あのテンプレってやつはあるのかな?
とりあえず受付の方に歩いて行く。
若い綺麗な女性。・・・・多分。
なんかニコニコしてた女性が肩を落とした。
女性の年齢なんて分からないよ。口に出すのも怖いし。
ちょっとケバい気もするし女性の容姿にあーだこーだ言わない方がいいだろうな。
女性の頬がピクリと引き攣る。
やはりどこかが痒くなる風土病。そう思う事にする。
だって面倒になるの間違いないもん。
「いらっしゃいませ。どのようなご用件でしょうか?」
若干引き攣る頬のままそう訪ねて来た。
なんて言えばいいんだろう。冒険者になりたい?冒険者登録?
「冒険者ギルドに加入するとの事ですか?」
それ。
「こちらは依頼者様用の受付です。冒険者用の窓口は一度この建物を出て反対側の入口からお入り下さい。」
違ったらしい。綺麗なのはそのせいかな?
あの冒険者っぽい人なんだったんだろうね。
言われた通り反対側に回る。
さっきの入り口がある通りは大通りだったみたいだ。身なりのいい人が多かったからこの国は裕福だと思ったけど、
裏にある通りは少々ゴミゴミしている。
身なりが悪いとは言えないが工事現場の作業員の仕事終わり見ないな身なりで埃っぽい。
そんな人達が沢山いる。
あの精悍な感じはちょっと憧れる。
とりあえず入って行くと、洋風の酒場、確かバルだったか、そんな感じの一画がある。
世紀末系は居ないけどチンピラ系は居るな。
これはテンプレ的なのあるな。
ふと、あってもどうにも出来ないんじゃないかと考えがよぎる。
どうにもならん、ならどうにでもなれ。
酒場だか食堂だかを横目に簡素な受付に立つと、面倒臭そうな顔をしたオバさんが居た。
えーと確か、冒険者ギルドに加入したいだっけかな?
「はいよ。この紙に書かれている問いの答えを書いて。名前とか出身地とか、あんた読み書き出来る?」
履歴書かな?読み書きはどうだろう?紙を見るが日本語だ。
あぁなんかスキルとかで分かる感じかな?
召喚特典ってやつだろうな。
「召喚?勇者様でも夢見てるの?やめときななるもんじゃないよあんなの。読み書き出来るみたいだからさっさと書いちまいな。
登録料は銀貨1枚だよ。」
登録料・・・・。
金かかる系かー。
持ち合わせないけどどうにもならん系?
「ならん系。無いなら無理ね。」
どうにも
「ならん系。時々居るのよアンタみたいな無一文。計算が出来るなら商業ギルドに行って小間使いをするか、傭兵ギルドなら登録無料。そこで仕事するか。冒険者になるんだったら金稼いで来な。」
シッシと追っ払われた。
商業ギルドも傭兵ギルドも場所知らんのだが?
「はぁ、商業ギルドは大通りの中央の噴水のそば。傭兵ギルドは北門の近くのスラムの手間。アンタ態度悪いから商業ギルドはやめときな。」
悪いのだろうか?
何か面倒くさいんだよねー
仕方ないから冒険者ギルドを後にする。
北ってどっちかな?
通りかかった人が方向を指差してくれた。
親切な人多いね。
示された方向に城壁が見えるが結構距離がある。自転車欲しいな。
* * * *
結構歩いたけど漸く門が見えて来た。
この王都?広いね。
歩きながらちょっと色々考えてたら何度か変な目で見られた。
制服はなんとかしなきゃね。
まぁ見られてた一番の原因は服装じゃないだろうけどね。
なんか召喚されてから自分の思考が変わったなーと本当に思う。
別世界に来て更に城を放逐されたのにその事をあまり気にしてないんだ。
前なら不安に思い王様や誰かに縋り付いていたと思う。
それがないのは召喚されたせいだろうか?
まぁなんかそれもいいけどさ。
あれだ頭お花畑?
自分や他人に興味が薄れた気がする。
開き直ったのかな?人がどう思うかとか気にならない。
前は顔色伺ってアレコレ考えてたけど今は違う。
ストレスで変になったかな?
考えるのは一瞬、次に出てくる答えはまぁいいか。
悪くないね。
自分が分からない。自分の事分かってる人間は分かった気になった人間だろう。
だから自分はこれでいいのだ。
気になる事があるか聞かれれば一つだけある。
何かみんな喋らないで会話?成立してるんだよね。
楽だからいいけど。
あっ門番さん。傭兵ギルドは何処ですか?
「傭兵ギルド?ここは南門だから大通りを真っ直ぐ行けば着くぞ。」
ほら楽だ。
他人に対して興味が薄れたと思ったが違ったわ。
嘘教えた奴は許さない。
とりあえずあの漫画の展開に似てるからお手本にするか。
となると冒険者ギルドだな?
どこだろうか?
門番をチラッと見ると指差して方向を示した。
うん便利。
* * * *
示された方へ向かうと西部劇の酒場みたいな所があった。
これかな?ポイっちゃポイ。
あの王様他国も勇者召喚して連合を作るって言ってたけど勇者は結構召喚されてるんだろう。
西部劇みたいならしい建物にしたの勇者じゃないか?
勇者が伝えた文化とか技術とか娯楽とかいっぱいあふれてる感じ?
修羅の国の勇者も居みたいだし勇者一杯居そう。
安いな勇者。
建物に入って行くと中は石造だった。詐欺だ。
なんか綺麗だし。冒険者ギルドにあるまじきオシャレな内装。
こう言うの天ぷらって言うんだけっか?
外見と中身が違うやつ。
でもあれ天ぷら屋さんに失礼だよね比喩とは言え。
キョロキョロと周りを見渡すが冒険者かなと言った感じの人は居る。
多分入る場所間違えた訳ではなさそうだ。
でもなんか世紀末!!みたいな厳つい格好した人もチンピラみたいな人も居ない。
あのテンプレってやつはあるのかな?
とりあえず受付の方に歩いて行く。
若い綺麗な女性。・・・・多分。
なんかニコニコしてた女性が肩を落とした。
女性の年齢なんて分からないよ。口に出すのも怖いし。
ちょっとケバい気もするし女性の容姿にあーだこーだ言わない方がいいだろうな。
女性の頬がピクリと引き攣る。
やはりどこかが痒くなる風土病。そう思う事にする。
だって面倒になるの間違いないもん。
「いらっしゃいませ。どのようなご用件でしょうか?」
若干引き攣る頬のままそう訪ねて来た。
なんて言えばいいんだろう。冒険者になりたい?冒険者登録?
「冒険者ギルドに加入するとの事ですか?」
それ。
「こちらは依頼者様用の受付です。冒険者用の窓口は一度この建物を出て反対側の入口からお入り下さい。」
違ったらしい。綺麗なのはそのせいかな?
あの冒険者っぽい人なんだったんだろうね。
言われた通り反対側に回る。
さっきの入り口がある通りは大通りだったみたいだ。身なりのいい人が多かったからこの国は裕福だと思ったけど、
裏にある通りは少々ゴミゴミしている。
身なりが悪いとは言えないが工事現場の作業員の仕事終わり見ないな身なりで埃っぽい。
そんな人達が沢山いる。
あの精悍な感じはちょっと憧れる。
とりあえず入って行くと、洋風の酒場、確かバルだったか、そんな感じの一画がある。
世紀末系は居ないけどチンピラ系は居るな。
これはテンプレ的なのあるな。
ふと、あってもどうにも出来ないんじゃないかと考えがよぎる。
どうにもならん、ならどうにでもなれ。
酒場だか食堂だかを横目に簡素な受付に立つと、面倒臭そうな顔をしたオバさんが居た。
えーと確か、冒険者ギルドに加入したいだっけかな?
「はいよ。この紙に書かれている問いの答えを書いて。名前とか出身地とか、あんた読み書き出来る?」
履歴書かな?読み書きはどうだろう?紙を見るが日本語だ。
あぁなんかスキルとかで分かる感じかな?
召喚特典ってやつだろうな。
「召喚?勇者様でも夢見てるの?やめときななるもんじゃないよあんなの。読み書き出来るみたいだからさっさと書いちまいな。
登録料は銀貨1枚だよ。」
登録料・・・・。
金かかる系かー。
持ち合わせないけどどうにもならん系?
「ならん系。無いなら無理ね。」
どうにも
「ならん系。時々居るのよアンタみたいな無一文。計算が出来るなら商業ギルドに行って小間使いをするか、傭兵ギルドなら登録無料。そこで仕事するか。冒険者になるんだったら金稼いで来な。」
シッシと追っ払われた。
商業ギルドも傭兵ギルドも場所知らんのだが?
「はぁ、商業ギルドは大通りの中央の噴水のそば。傭兵ギルドは北門の近くのスラムの手間。アンタ態度悪いから商業ギルドはやめときな。」
悪いのだろうか?
何か面倒くさいんだよねー
仕方ないから冒険者ギルドを後にする。
北ってどっちかな?
通りかかった人が方向を指差してくれた。
親切な人多いね。
示された方向に城壁が見えるが結構距離がある。自転車欲しいな。
* * * *
結構歩いたけど漸く門が見えて来た。
この王都?広いね。
歩きながらちょっと色々考えてたら何度か変な目で見られた。
制服はなんとかしなきゃね。
まぁ見られてた一番の原因は服装じゃないだろうけどね。
なんか召喚されてから自分の思考が変わったなーと本当に思う。
別世界に来て更に城を放逐されたのにその事をあまり気にしてないんだ。
前なら不安に思い王様や誰かに縋り付いていたと思う。
それがないのは召喚されたせいだろうか?
まぁなんかそれもいいけどさ。
あれだ頭お花畑?
自分や他人に興味が薄れた気がする。
開き直ったのかな?人がどう思うかとか気にならない。
前は顔色伺ってアレコレ考えてたけど今は違う。
ストレスで変になったかな?
考えるのは一瞬、次に出てくる答えはまぁいいか。
悪くないね。
自分が分からない。自分の事分かってる人間は分かった気になった人間だろう。
だから自分はこれでいいのだ。
気になる事があるか聞かれれば一つだけある。
何かみんな喋らないで会話?成立してるんだよね。
楽だからいいけど。
あっ門番さん。傭兵ギルドは何処ですか?
「傭兵ギルド?ここは南門だから大通りを真っ直ぐ行けば着くぞ。」
ほら楽だ。
他人に対して興味が薄れたと思ったが違ったわ。
嘘教えた奴は許さない。
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