34 / 36
最終章 帰つ寝
15.人間も化かす
しおりを挟む
「つまりこう見えて、僕は椎葉八郎太じゃない」
「……」
「……」
空気が止まった気がした。まるでビデオの一次停止ボタンを押したみたいに。
「……なんだって?」
ややあってから、ようやく夕声がそう聞いた。
「いやだから、僕は椎葉八郎太じゃないの。ないんだってば」
なに言ってんだこいつ、という顔で夕声は僕を見る。
いやまぁ、無理もないのかもしれないけど。
さて、なにから話したらいいものか。
僕は少しだけ考えて、それから切り出した。
「えー、時あたかも鎌倉時代。源平合戦が終結して数年後、ある源氏の若武者が平家の落ち武者狩りを命じられて九州の山奥に――」
「はああああ?! またその話すんのかよ!?」
夕声が素っ頓狂な声で呆れを表現する。
「それタヌキ屋敷でも聞かされたやつだろ! なんであんたはいつも大事な場面で脈絡なくその話をはじめんだよ!」
抗議というよりは真剣に僕の脳髄を心配するような調子で言う夕声をまぁまぁと制して、僕は語る。
落ち武者狩りを命じられた源氏の若武者と、本来は討伐対象であるはずの平家の姫君との悲恋話。
本邦のロミオとジュリエット。
相容れない立場の違いを異類と捉えるなら、あるいはこの話も異類婚姻譚と呼べるのではないだろうか?
そうして語り終えたあとで、僕は言った。
「この若武者の名前は那須大八郎、あの壇ノ浦の扇落としで有名な那須与一の末弟だ。そして、大八郎と姫が出会って暮らした平家の隠れ里の名が、椎葉村」
「だから、それがいったいなんなん――」
と、そこでなにかに気付いたように、夕声が言葉を途切れさせる。
そうして彼女は、今し方話の中に出た名前を呟く。目の前に並べて、鑑定するみたいに。
椎葉村……那須大八郎……。
椎葉……八郎……。
「そういうことだよ」
僕は言った。
「椎葉八郎太は一番に尊敬する偉人の伝説にあやかってつけた名前だ。いいかい、それは自分で付けた名前なんだよ」
親からもらった生来のものじゃなくてね、と念押しするように言った。
「椎葉八郎太は仕事で使ってる名義、屋号ってやつだよ。ここ一年は本名よりそっちで呼ばれることが多くなってたから、咄嗟にそう名乗っちゃったんだよ。……いやだって、仕方ないだろ? 引っ越し初日に知らない女子高生がいきなり訪ねてきて、開口一番に『あたし、女化の栗林夕声』とこう来たもんだよ?」
どっちかと言えばもらい事故だよ、と責任転嫁を織り交ぜた弁解をする僕。
その後で、僕は自分の名前を告げた。
椎葉八郎太じゃない、正真正銘の本名を。
その名前を、夕声は何度か繰り返し口に出して呼んだ。
「……よく知ってるはずのあんたが、まるっきり知らない誰かみたいだ……」
「……騙すつもりはなかったんだ。だけど、君が僕を呼ぶときの『ハチ』って愛称が、なんだかすごく嬉しかったんだ。そうして訂正のタイミングを失ったまま僕は『椎葉八郎太』として君と仲良くなってしまって、それでもう、化けの皮を脱げなくなった」
そこまで言って、不意に理解した。
そうか、これは夕声の抱えていた不安と同じものだ。
僕にキツネの姿を見せることを躊躇い続けていた、かつての夕声と。
そう想った瞬間に、愛おしさがさらに増した。
こんな風にして君は不安だったのか。
こんなにも不安になるほど、君は僕のことを。
「『キツネにつままれた気分』って、こういうことを言うんだな」と夕声。「信じらんないよ……まさか、人間がキツネを化かすなんて」
あんた、いったい何者だよ? と夕声は言った。
タヌキ屋敷でも同じことを聞かれたことを思い出した。
あのときは『椎葉八郎太』と答えることができたのに、今はもう何も言えなかった。
答える代わりに僕は言った。
きっとかつての夕声と同じ心境となって、言った。
「さぁ、これで僕の化けの皮も剥がれた。椎葉八郎太じゃない僕を、君は拒絶するか?」
もしも拒絶されたら、そのときは、今度は僕が姿を消す番か。
そんな覚悟と共に口にした言葉は、即座に否定される。
僕が言ったのとほとんど同時に、夕声が首を横に振ったのだ。
「名前なんてどうだっていい。だってあんたはあんただもん。椎葉八郎太だろうとそうでなかろうと、あたしにとってハチはハチだもん」
「……その言葉、そっくりそのままお返しするよ。僕にとって夕声は夕声だ。もう何度も言ってきた通りね」
夕声がこくんと肯く。
僕の言葉を肯定して。
あるいは、それ以上の何かをもまた認めて。
「でも、もう一個大事な……というか、一番重大な問題が残ってる」
「え!? まだなんかあるの!?」
思わず問い返す僕に、あるよ! と夕声。忘れんなよ! と。
「……あんた、なんであたしを振ったんだよ?」
「……あ、あー」
答えなきゃダメ? と僕。
答えなきゃダメ、と夕声。ダメに決まってんだろ舐めてんのか!
僕はため息をついて、それから、観念して答えた。
「僕が君を拒んだのは、僕が大人で、君が|未成年(こども)だからだよ」
僕の答えを聞いて、夕声はこれ以上無いほどにきょとんとした顔になる。
「え、そんだけ?」
「君も水沼さんと同じ事言うんだなぁ……」
僕は再びため息をつく。どうしてみんなこの問題をそこまで軽視できるんだ。
「そんだけって言うけど、無茶苦茶大事なことじゃないか。あのね、まともな大人は未成年に告白されても受け入れたりしないの。ましてや子供に恋したりはしないの」
言ったあとで、自分がもうすっかり汚れてしまったことを実感して、凹んだ。
だって僕はその未成年に、つい今し方、全身全霊で恋を叫んだのだ。
というか僕の物になれって言った。
お嫁さんになってくださいって言った。
言っちゃったのだ。
ああ……僕はもう完全に道を踏み外した。大人失格だし、人としてもダメかも。
「でもまぁ、覚悟の上だけどね。君を取り戻せるなら僕は悪にでもなるって、そう決めたんだ。たとえ社会通念上の良識を欠いたとしても、君を失うこととと比べたら安いもんだ。だから僕は甘んじて、今後の人生をインモラルの烙印を背負って生きて……
……って、夕声?」
落ち込むのをやめて顔を上げた、その視線の先に、震えている夕声を見つけた。
夕声は泣いていた。顔をぐしゃぐしゃにして。
「あたしは、本性をさらしてもあんたに人間として扱われてた子ダヌキたちが、すっごく羨ましかった。だけど、嫉妬する必要なんて、全然なかったんだ……」
言いながら、涙を拭う。
悲しみのものではない涙を。
「……なんだよ、そのヘタレな理由。そんなのもう、疑う余地なんかないじゃんかよ」
そう言って、夕声は嬉し涙に声をあげて泣き始めた。
「……」
「……」
空気が止まった気がした。まるでビデオの一次停止ボタンを押したみたいに。
「……なんだって?」
ややあってから、ようやく夕声がそう聞いた。
「いやだから、僕は椎葉八郎太じゃないの。ないんだってば」
なに言ってんだこいつ、という顔で夕声は僕を見る。
いやまぁ、無理もないのかもしれないけど。
さて、なにから話したらいいものか。
僕は少しだけ考えて、それから切り出した。
「えー、時あたかも鎌倉時代。源平合戦が終結して数年後、ある源氏の若武者が平家の落ち武者狩りを命じられて九州の山奥に――」
「はああああ?! またその話すんのかよ!?」
夕声が素っ頓狂な声で呆れを表現する。
「それタヌキ屋敷でも聞かされたやつだろ! なんであんたはいつも大事な場面で脈絡なくその話をはじめんだよ!」
抗議というよりは真剣に僕の脳髄を心配するような調子で言う夕声をまぁまぁと制して、僕は語る。
落ち武者狩りを命じられた源氏の若武者と、本来は討伐対象であるはずの平家の姫君との悲恋話。
本邦のロミオとジュリエット。
相容れない立場の違いを異類と捉えるなら、あるいはこの話も異類婚姻譚と呼べるのではないだろうか?
そうして語り終えたあとで、僕は言った。
「この若武者の名前は那須大八郎、あの壇ノ浦の扇落としで有名な那須与一の末弟だ。そして、大八郎と姫が出会って暮らした平家の隠れ里の名が、椎葉村」
「だから、それがいったいなんなん――」
と、そこでなにかに気付いたように、夕声が言葉を途切れさせる。
そうして彼女は、今し方話の中に出た名前を呟く。目の前に並べて、鑑定するみたいに。
椎葉村……那須大八郎……。
椎葉……八郎……。
「そういうことだよ」
僕は言った。
「椎葉八郎太は一番に尊敬する偉人の伝説にあやかってつけた名前だ。いいかい、それは自分で付けた名前なんだよ」
親からもらった生来のものじゃなくてね、と念押しするように言った。
「椎葉八郎太は仕事で使ってる名義、屋号ってやつだよ。ここ一年は本名よりそっちで呼ばれることが多くなってたから、咄嗟にそう名乗っちゃったんだよ。……いやだって、仕方ないだろ? 引っ越し初日に知らない女子高生がいきなり訪ねてきて、開口一番に『あたし、女化の栗林夕声』とこう来たもんだよ?」
どっちかと言えばもらい事故だよ、と責任転嫁を織り交ぜた弁解をする僕。
その後で、僕は自分の名前を告げた。
椎葉八郎太じゃない、正真正銘の本名を。
その名前を、夕声は何度か繰り返し口に出して呼んだ。
「……よく知ってるはずのあんたが、まるっきり知らない誰かみたいだ……」
「……騙すつもりはなかったんだ。だけど、君が僕を呼ぶときの『ハチ』って愛称が、なんだかすごく嬉しかったんだ。そうして訂正のタイミングを失ったまま僕は『椎葉八郎太』として君と仲良くなってしまって、それでもう、化けの皮を脱げなくなった」
そこまで言って、不意に理解した。
そうか、これは夕声の抱えていた不安と同じものだ。
僕にキツネの姿を見せることを躊躇い続けていた、かつての夕声と。
そう想った瞬間に、愛おしさがさらに増した。
こんな風にして君は不安だったのか。
こんなにも不安になるほど、君は僕のことを。
「『キツネにつままれた気分』って、こういうことを言うんだな」と夕声。「信じらんないよ……まさか、人間がキツネを化かすなんて」
あんた、いったい何者だよ? と夕声は言った。
タヌキ屋敷でも同じことを聞かれたことを思い出した。
あのときは『椎葉八郎太』と答えることができたのに、今はもう何も言えなかった。
答える代わりに僕は言った。
きっとかつての夕声と同じ心境となって、言った。
「さぁ、これで僕の化けの皮も剥がれた。椎葉八郎太じゃない僕を、君は拒絶するか?」
もしも拒絶されたら、そのときは、今度は僕が姿を消す番か。
そんな覚悟と共に口にした言葉は、即座に否定される。
僕が言ったのとほとんど同時に、夕声が首を横に振ったのだ。
「名前なんてどうだっていい。だってあんたはあんただもん。椎葉八郎太だろうとそうでなかろうと、あたしにとってハチはハチだもん」
「……その言葉、そっくりそのままお返しするよ。僕にとって夕声は夕声だ。もう何度も言ってきた通りね」
夕声がこくんと肯く。
僕の言葉を肯定して。
あるいは、それ以上の何かをもまた認めて。
「でも、もう一個大事な……というか、一番重大な問題が残ってる」
「え!? まだなんかあるの!?」
思わず問い返す僕に、あるよ! と夕声。忘れんなよ! と。
「……あんた、なんであたしを振ったんだよ?」
「……あ、あー」
答えなきゃダメ? と僕。
答えなきゃダメ、と夕声。ダメに決まってんだろ舐めてんのか!
僕はため息をついて、それから、観念して答えた。
「僕が君を拒んだのは、僕が大人で、君が|未成年(こども)だからだよ」
僕の答えを聞いて、夕声はこれ以上無いほどにきょとんとした顔になる。
「え、そんだけ?」
「君も水沼さんと同じ事言うんだなぁ……」
僕は再びため息をつく。どうしてみんなこの問題をそこまで軽視できるんだ。
「そんだけって言うけど、無茶苦茶大事なことじゃないか。あのね、まともな大人は未成年に告白されても受け入れたりしないの。ましてや子供に恋したりはしないの」
言ったあとで、自分がもうすっかり汚れてしまったことを実感して、凹んだ。
だって僕はその未成年に、つい今し方、全身全霊で恋を叫んだのだ。
というか僕の物になれって言った。
お嫁さんになってくださいって言った。
言っちゃったのだ。
ああ……僕はもう完全に道を踏み外した。大人失格だし、人としてもダメかも。
「でもまぁ、覚悟の上だけどね。君を取り戻せるなら僕は悪にでもなるって、そう決めたんだ。たとえ社会通念上の良識を欠いたとしても、君を失うこととと比べたら安いもんだ。だから僕は甘んじて、今後の人生をインモラルの烙印を背負って生きて……
……って、夕声?」
落ち込むのをやめて顔を上げた、その視線の先に、震えている夕声を見つけた。
夕声は泣いていた。顔をぐしゃぐしゃにして。
「あたしは、本性をさらしてもあんたに人間として扱われてた子ダヌキたちが、すっごく羨ましかった。だけど、嫉妬する必要なんて、全然なかったんだ……」
言いながら、涙を拭う。
悲しみのものではない涙を。
「……なんだよ、そのヘタレな理由。そんなのもう、疑う余地なんかないじゃんかよ」
そう言って、夕声は嬉し涙に声をあげて泣き始めた。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
煙草屋さんと小説家
男鹿七海
キャラ文芸
※プラトニックな関係のBL要素を含む日常ものです。
商店街の片隅にある小さな煙草屋を営む霧弥。日々の暮らしは静かで穏やかだが、幼馴染であり売れっ子作家の龍二が店を訪れるたびに、心の奥はざわめく。幼馴染としてでも、客としてでもない――その存在は、言葉にできないほど特別だ。
ある日、龍二の周囲に仕事仲間の女性が現れ、霧弥は初めて嫉妬を自覚する。自分の感情を否定しようとしても、触れた手の温もりや視線の距離が、心を正直にさせる。日常の中で少しずつ近づく二人の距離は、言葉ではなく、ささやかな仕草や沈黙に宿る。
そして夜――霧弥の小さな煙草屋で、龍二は初めて自分の想いを口にし、霧弥は返事として告白する。互いの手の温もりと目の奥の真剣さが、これまで言葉にできなかった気持ちを伝える瞬間。静かな日常の向こうに、確かな愛が芽吹く。
小さな煙草屋に灯る、柔らかく温かな恋の物語。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
烏の王と宵の花嫁
水川サキ
キャラ文芸
吸血鬼の末裔として生まれた華族の娘、月夜は家族から虐げられ孤独に生きていた。
唯一の慰めは、年に一度届く〈からす〉からの手紙。
その送り主は太陽の化身と称される上級華族、縁樹だった。
ある日、姉の縁談相手を誤って傷つけた月夜は、父に遊郭へ売られそうになり屋敷を脱出するが、陽の下で倒れてしまう。
死を覚悟した瞬間〈からす〉の正体である縁樹が現れ、互いの思惑から契約結婚を結ぶことになる。
※初出2024年7月
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる