幼馴染

自称悪魔系

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紗英の行方

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【蓮翔side】
 俺の名前は松谷蓮翔。紗英の幼馴染で中学1年生。
紗英とは赤ちゃんの時からいつも一緒で仲が良すぎてカップルと間違われる時期もあった。
小学6年のあの事件さえなければきっといつも通り出かけたりしていたんだろう。
 紗英の必死な言いかけに負けて今日放課後18時に約束したのにも関わらず紗英は部屋に来ない。
「あいついつまで待たせんだ…」
時刻は20時を過ぎていた。塾にもまだ通ってないはずなのでもう既に帰っていてもおかしくないはずだった。
すると紗英の母が部屋に入ってきた。
「蓮翔くん。紗英を見かけなかった?」
不安そうな顔でどうも様子がおかしい
「いや、俺も見てない。今日一緒に話したい事があるって18時にこの部屋で待ち合わせてるけど紗英中々来ないんだ」
「おかしいわね…普段寄り道なんてしないのに…」
なにかがおかしかった。
(今日なにかあったか…?屋上で会話して俺は教室戻って何も無かったはずなんだが…)
そう思った矢先に1つ心当たりを感じた。
(そういえば放課後あいつ杏菜に絡まれて…)
「おばさん。俺ちょっと紗英探してくる」
蓮翔は飛び出して学校まで走った。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈続く┈┈┈┈┈┈┈┈┈
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