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第七章
アイス
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君は、酷く私を拒絶する。
私のことが嫌いみたいじゃないか。
君は、私のことを嫌いになってはならないというのに。
私は、暴れる君の体にしがみつき、離れないように抱きしめる。
「大丈夫だよ。もう、一人にしないから。」
彼は、何かを叫ぶ。
あまりにも声が大きくて、よくわからない。
私は、頭を撫でながら、彼をなだめる。
「落ち着いてくれない?興奮しちゃうでしょ?」
時が止まったように、彼は落ち着き放つ。
「わかってくれたのね。ありがと。」
私は、彼に巻き付かせていた手を緩ませ、顔を向かい合わせる。
「どうしたの?そんなに辛そうな顔をして。」
彼の顔は、今までに見たことのないほど、酷く疲れ切った顔をしている。
目からは涙を。
口からは涎を。
鼻からは鼻水を。
とてもだらしなく、辛そうにするその顔は、私の嗜虐心をくすぐる。
つい、私は彼の首元に手を掛けそうになって、慌てて抱きしめて誤魔化す。
「ごめんね。寂しかったでしょ?」
「さみ、しか…た。」
彼から見えない顔で、不敵に歪ませて奇妙な笑顔を作る。
「ねぇ、プレゼントがあるの。見てくれる?」
「うん…。」
彼はかすれた声で答える。
泣き疲れたんだね。
私は、リュックの中から、黒く幅のある布を出す。
ゆっくり彼の前に歩み寄り、彼も目を覆う。
「恥ずかしいから、目隠しさせて?」
私は、布を縛り準備を済ます。
「ねぇ、寂しかったのよ?夏樹君もそうだったでしょ?でも、私のほうが寂しかったのよ?いきなり学校に来ないんだもの。」
私は、彼のお腹に鋏を突き刺す。
「君ならわかってくれるでしょ?お互いのことを知り合った仲でしょう?」
彼は、苦しそうにしている。
お腹に突き刺さった鋏を掴み、悶えている。
「ねぇ、私、君のこと大好きなの。君じゃなきゃダメなの。」
私は、彼の耳を噛み、歯形が付いたのを見て少し息を荒げる。
「ねぇ、もっとプレゼントがあるの。会えなかった分、私をもっと幸せにしてね?」
私は、ペンケースのジッパーを開け、中からシャーペンを出し、彼の左太ももに思い切り突き立てる。
少し後ろに下がり、彼を見つめる。
刺し方が甘かったのか、すぐに抜け落ちる。
今度は、右太ももにボールペンを刺す。
力が弱いのか、これもあまり長く刺さってはくれなかった。
それでも、彼は苦しそうにするので、満足だった。
彼は、どこを痛がればいいのかわからない、という風だった。
つい、笑い声が漏れる。
「あはははははははははははは!!!!!!!!」
とても愉快だった。
今まで、声に出してこの気持ちを表現したことはなかった。
今まで溜めていたものが爆発したのだろう。
ここには、私と彼の二人きりだ。
私は、彼の元に近付き、抱きしめながら耳元で告げる。
私の体で、鋏をもっと奥に入れながら。
「だ~いすき♪本当に、かわいいんだから。」
私は、恥ずかしく頬を赤らめながら、そう告げる。
もう、満足できないので目の布をとる。
彼は、目を瞬かせながらこちらを見る。
私は、勢い余って口づけをした。
「ごめんね。あまりにもかわいかったから。痛いよね。」
私は、勢い良く彼のお腹に刺さる鋏を抜き取る。
「でも、君が悪いんだからもっと我慢してよね。」
私は、笑顔で位置をずらして彼のお腹に再度、鋏を突き立てる。
彼は、悶えて私を押しのけ、床に倒れて暴れている。
私は、彼の元に四つ這いになって歩み寄る。
彼のお腹と上に乗り、彼の首を絞める。
「かわいいよ。」
彼は、暴れて私の手を引っ搔く。
彼は床を掴むように暴れる。
そして、彼は床に落ちていたナイフを手に取った。
私のことが嫌いみたいじゃないか。
君は、私のことを嫌いになってはならないというのに。
私は、暴れる君の体にしがみつき、離れないように抱きしめる。
「大丈夫だよ。もう、一人にしないから。」
彼は、何かを叫ぶ。
あまりにも声が大きくて、よくわからない。
私は、頭を撫でながら、彼をなだめる。
「落ち着いてくれない?興奮しちゃうでしょ?」
時が止まったように、彼は落ち着き放つ。
「わかってくれたのね。ありがと。」
私は、彼に巻き付かせていた手を緩ませ、顔を向かい合わせる。
「どうしたの?そんなに辛そうな顔をして。」
彼の顔は、今までに見たことのないほど、酷く疲れ切った顔をしている。
目からは涙を。
口からは涎を。
鼻からは鼻水を。
とてもだらしなく、辛そうにするその顔は、私の嗜虐心をくすぐる。
つい、私は彼の首元に手を掛けそうになって、慌てて抱きしめて誤魔化す。
「ごめんね。寂しかったでしょ?」
「さみ、しか…た。」
彼から見えない顔で、不敵に歪ませて奇妙な笑顔を作る。
「ねぇ、プレゼントがあるの。見てくれる?」
「うん…。」
彼はかすれた声で答える。
泣き疲れたんだね。
私は、リュックの中から、黒く幅のある布を出す。
ゆっくり彼の前に歩み寄り、彼も目を覆う。
「恥ずかしいから、目隠しさせて?」
私は、布を縛り準備を済ます。
「ねぇ、寂しかったのよ?夏樹君もそうだったでしょ?でも、私のほうが寂しかったのよ?いきなり学校に来ないんだもの。」
私は、彼のお腹に鋏を突き刺す。
「君ならわかってくれるでしょ?お互いのことを知り合った仲でしょう?」
彼は、苦しそうにしている。
お腹に突き刺さった鋏を掴み、悶えている。
「ねぇ、私、君のこと大好きなの。君じゃなきゃダメなの。」
私は、彼の耳を噛み、歯形が付いたのを見て少し息を荒げる。
「ねぇ、もっとプレゼントがあるの。会えなかった分、私をもっと幸せにしてね?」
私は、ペンケースのジッパーを開け、中からシャーペンを出し、彼の左太ももに思い切り突き立てる。
少し後ろに下がり、彼を見つめる。
刺し方が甘かったのか、すぐに抜け落ちる。
今度は、右太ももにボールペンを刺す。
力が弱いのか、これもあまり長く刺さってはくれなかった。
それでも、彼は苦しそうにするので、満足だった。
彼は、どこを痛がればいいのかわからない、という風だった。
つい、笑い声が漏れる。
「あはははははははははははは!!!!!!!!」
とても愉快だった。
今まで、声に出してこの気持ちを表現したことはなかった。
今まで溜めていたものが爆発したのだろう。
ここには、私と彼の二人きりだ。
私は、彼の元に近付き、抱きしめながら耳元で告げる。
私の体で、鋏をもっと奥に入れながら。
「だ~いすき♪本当に、かわいいんだから。」
私は、恥ずかしく頬を赤らめながら、そう告げる。
もう、満足できないので目の布をとる。
彼は、目を瞬かせながらこちらを見る。
私は、勢い余って口づけをした。
「ごめんね。あまりにもかわいかったから。痛いよね。」
私は、勢い良く彼のお腹に刺さる鋏を抜き取る。
「でも、君が悪いんだからもっと我慢してよね。」
私は、笑顔で位置をずらして彼のお腹に再度、鋏を突き立てる。
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そして、彼は床に落ちていたナイフを手に取った。
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