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5章 天下統一
生きる気力を取り戻すために
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献帝は見知らぬ場所をただひたすら1人で歩いていた。
そこは全くの暗闇で進んでいるのか戻っているのかすらわからない。
献帝「伏寿。董瑶。何処だ。何処にいる?」
叫んでみるが返ってくるのは無である。
献帝「ハハッ。心労が祟って、死んだ男の向かう先が虚無とは。何と虚しいことか」
聞こえてくるのは、民たちの罵倒の声。
献帝「もうやめてくれ。俺には何もしてやれない。我の側にも曹丕の目がある。もう嫌だ。もうやめてくれ。誰か、助けてくれ」
誰かに助けを求めてもそれは虚無の中へと消えていく。
董承「献帝様。ワシに尻拭いばかりさせ、その結果がこのザマです。怨みますぞ」
空中を飛び交う董承の首が献帝に追い打ちをかけるような言葉を吐き捨てる。
そう。
これが今の献帝の精神状態なのである。
出口の見えない闇の中、とうとう立ち止まり、耳を塞ぎ、聞こえないようにうずくまって、許しを乞う。
だが助けてくれる相手は誰もいない。
ここから抜け出すのは、献帝自身が頑張るしかないのである。
一方、献帝の精神がこんな状態の中、伏寿はどうすれば献帝が生きる気力を取り戻すのかを話し合っていた。
董瑶「そのお話は真なのですか?皇后様」
伏寿「えぇ」
曹憲「献帝様が意識を取り戻す可能性はまだ残されているのですね」
曹節「うーん。でも生きる気力って曖昧すぎて、わかんないなぁ」
曹華「気力?でもでも男の人って、女性と寝れば元気になるんじゃないかな?」
伏寿「なら、若い3人で試してみますか?私はもう歳ですし。董瑶は、そんなことをすればお腹の子に障りますから」
董瑶「えぇ。それに人がしてるのを見るのはちょっと」
伏寿「では、私たちは席を」
曹憲「お待ちください。そういうことにするにしても。献帝様は私たちに心を開いてくれていません。身体は御提供できても御心までは無理です。お二人が献帝様の側で、その時のことを思い出して、囁いていただきませんと」
伏寿「な、何を言ってるのって言いたいところだけど一理あるのよね。献帝様も男だし、私は2度、董瑶ちゃんは目を離した一度で中にドバドバ出されちゃった孕んじゃったものね」
董瑶「あぅぅ。思い出すと顔が火照るのでおやめください皇后様」
伏寿「こういう可愛いところが気に入って、連れ回しちゃったものだから今の今まで、抱かれなかったものね」
董瑶「いえ、その。抱かれては居たのです。でも、中に出されないように注意していたと言いますか。その赤ちゃんを宿すのが怖かったんです!」
伏寿「そうなの?あぁ、その気持ちわかる。私なんて、結婚してすぐに孕まされちゃったものだから。お腹が膨らんで行く度に怖くて怖くて。でも不思議なものでね。ぽんと出産して、子供の顔見ちゃうとね。一気に愛おしくなってきちゃって。間髪入れずに2人目なんて言うものだから、いきなり2人も育てられるか!って怒って、8年は待たせたわね」
董瑶「その間、侍女に手を出しまくっているのを何回か拝見しました」
伏寿「へぇ。なら案外、そっちで元気になる可能性はあるわね。曹憲、やっちゃいなさい!」
曹憲「えっ!?その、私。その。初めてでして。その痛いと聞きますし、曹節、貴方が初めに」
曹節「えっ?うちに譲ってくれるの?要は、献帝様の山をうちのお碗にはめちゃえば良いんだよね」
伏寿「そう。その調子よ。できるだけ包み込んで」
曹華「チン。んぐぐ」
董瑶「曹華さん。それ以上は、ダメです!」
曹憲「はぅぅ。ふ、2人とも、は、破廉恥です!」
曹節「それで生きる気力ってのが戻れば良くない?うちも初めてやけどいつかするんだって思ってたし。憲姉はさ硬いんだよ。まぁ、見てなって」
曹華「節姉、すっぽんぽん」
曹節「華ったら、そんなのするんだから当たり前じゃん。で、先ずは献帝様のお山を起こせば良いんだよね?」
董瑶「そっちは見ないように耳元で囁きますね」
曹節「えっ?見れば良いんじゃね?むしろ減るもんでもないし。ていうか。意識ないのに反応すんの面白すぎん。ウケる」
伏寿「曹節って、そんな感じだったのね」
曹節「まぁね。馬鹿っぽいからやめろって親父に言われてたけど関係なくね。自分らしく生きる方が幸せじゃんね。手で擦れば良いの?兄貴がたまにしてんの見たことあんだよね。こうやって上下に擦れば、山もおっきくなんでしょ」
曹華「節姉、それ楽しそう。私もやりたい!」
曹節「お、華もノリノリじゃん。じゃあさ、左右で挟むのどうよ?」
曹華「お胸で挟むの?」
曹節「胸じゃなくて、2つの谷な」
曹華「節姉、なんか先っぽから汁みたいなの出てる!」
曹節「おっ。華、その調子。それ、老廃物だからどんどん出させて、綺麗にするのがコツじゃん」
曹華「ピュッピュッ。噴いて、楽しい!」
曹節「これだけ、おっきくなったら良くない。じゃ、まずうちからね」
伏寿「あの時のことを思い出してね。献帝様、そこはダメです。そんなおっきぃ。奥の奥まで、だめでぇぇぇぇぇ」
とこんな感じで、試してみた結果。
曹憲「は、はぅぅ。ぜ、絶倫過ぎなのでは。節も華も意識がもうありません。こ、ここは私がなんとかしないと。イ、イタッ。おっきすぎます」
董瑶「曹憲さんも頑張ってくれてるんだから私も。確か、耳元で囁けば良いんでしたよね。あの日のこと。あの日のこと。献帝様、もう待ちきれなかったのですね。ようやく2人きりですね。どうぞ、私の中へ。おっきすぎて、意識保てませんわ。こんなのこんなの孕んじゃいますぅぅぅぅ」
献帝「伏寿に董瑶?そ、そこにいるのか?ここは暗い暗すぎる。我を我を導いてくれ」
暗いのは、この最中に万が一目が覚めた時のために目隠しをしていたからである。
そう、結果だけを言えば、男は結局下半身に勝てなかったようだ。
そして、ここ青州で手紙を見ている男が1人、劉義賢である。
へぇ、そんなことが。
これが愛の力ってか?
いや、どないやねん!
俺は、1人で突っ込むのと同時に、どんなやり方であれ献帝様が意識を取り戻したことに喜んだのである。
そこは全くの暗闇で進んでいるのか戻っているのかすらわからない。
献帝「伏寿。董瑶。何処だ。何処にいる?」
叫んでみるが返ってくるのは無である。
献帝「ハハッ。心労が祟って、死んだ男の向かう先が虚無とは。何と虚しいことか」
聞こえてくるのは、民たちの罵倒の声。
献帝「もうやめてくれ。俺には何もしてやれない。我の側にも曹丕の目がある。もう嫌だ。もうやめてくれ。誰か、助けてくれ」
誰かに助けを求めてもそれは虚無の中へと消えていく。
董承「献帝様。ワシに尻拭いばかりさせ、その結果がこのザマです。怨みますぞ」
空中を飛び交う董承の首が献帝に追い打ちをかけるような言葉を吐き捨てる。
そう。
これが今の献帝の精神状態なのである。
出口の見えない闇の中、とうとう立ち止まり、耳を塞ぎ、聞こえないようにうずくまって、許しを乞う。
だが助けてくれる相手は誰もいない。
ここから抜け出すのは、献帝自身が頑張るしかないのである。
一方、献帝の精神がこんな状態の中、伏寿はどうすれば献帝が生きる気力を取り戻すのかを話し合っていた。
董瑶「そのお話は真なのですか?皇后様」
伏寿「えぇ」
曹憲「献帝様が意識を取り戻す可能性はまだ残されているのですね」
曹節「うーん。でも生きる気力って曖昧すぎて、わかんないなぁ」
曹華「気力?でもでも男の人って、女性と寝れば元気になるんじゃないかな?」
伏寿「なら、若い3人で試してみますか?私はもう歳ですし。董瑶は、そんなことをすればお腹の子に障りますから」
董瑶「えぇ。それに人がしてるのを見るのはちょっと」
伏寿「では、私たちは席を」
曹憲「お待ちください。そういうことにするにしても。献帝様は私たちに心を開いてくれていません。身体は御提供できても御心までは無理です。お二人が献帝様の側で、その時のことを思い出して、囁いていただきませんと」
伏寿「な、何を言ってるのって言いたいところだけど一理あるのよね。献帝様も男だし、私は2度、董瑶ちゃんは目を離した一度で中にドバドバ出されちゃった孕んじゃったものね」
董瑶「あぅぅ。思い出すと顔が火照るのでおやめください皇后様」
伏寿「こういう可愛いところが気に入って、連れ回しちゃったものだから今の今まで、抱かれなかったものね」
董瑶「いえ、その。抱かれては居たのです。でも、中に出されないように注意していたと言いますか。その赤ちゃんを宿すのが怖かったんです!」
伏寿「そうなの?あぁ、その気持ちわかる。私なんて、結婚してすぐに孕まされちゃったものだから。お腹が膨らんで行く度に怖くて怖くて。でも不思議なものでね。ぽんと出産して、子供の顔見ちゃうとね。一気に愛おしくなってきちゃって。間髪入れずに2人目なんて言うものだから、いきなり2人も育てられるか!って怒って、8年は待たせたわね」
董瑶「その間、侍女に手を出しまくっているのを何回か拝見しました」
伏寿「へぇ。なら案外、そっちで元気になる可能性はあるわね。曹憲、やっちゃいなさい!」
曹憲「えっ!?その、私。その。初めてでして。その痛いと聞きますし、曹節、貴方が初めに」
曹節「えっ?うちに譲ってくれるの?要は、献帝様の山をうちのお碗にはめちゃえば良いんだよね」
伏寿「そう。その調子よ。できるだけ包み込んで」
曹華「チン。んぐぐ」
董瑶「曹華さん。それ以上は、ダメです!」
曹憲「はぅぅ。ふ、2人とも、は、破廉恥です!」
曹節「それで生きる気力ってのが戻れば良くない?うちも初めてやけどいつかするんだって思ってたし。憲姉はさ硬いんだよ。まぁ、見てなって」
曹華「節姉、すっぽんぽん」
曹節「華ったら、そんなのするんだから当たり前じゃん。で、先ずは献帝様のお山を起こせば良いんだよね?」
董瑶「そっちは見ないように耳元で囁きますね」
曹節「えっ?見れば良いんじゃね?むしろ減るもんでもないし。ていうか。意識ないのに反応すんの面白すぎん。ウケる」
伏寿「曹節って、そんな感じだったのね」
曹節「まぁね。馬鹿っぽいからやめろって親父に言われてたけど関係なくね。自分らしく生きる方が幸せじゃんね。手で擦れば良いの?兄貴がたまにしてんの見たことあんだよね。こうやって上下に擦れば、山もおっきくなんでしょ」
曹華「節姉、それ楽しそう。私もやりたい!」
曹節「お、華もノリノリじゃん。じゃあさ、左右で挟むのどうよ?」
曹華「お胸で挟むの?」
曹節「胸じゃなくて、2つの谷な」
曹華「節姉、なんか先っぽから汁みたいなの出てる!」
曹節「おっ。華、その調子。それ、老廃物だからどんどん出させて、綺麗にするのがコツじゃん」
曹華「ピュッピュッ。噴いて、楽しい!」
曹節「これだけ、おっきくなったら良くない。じゃ、まずうちからね」
伏寿「あの時のことを思い出してね。献帝様、そこはダメです。そんなおっきぃ。奥の奥まで、だめでぇぇぇぇぇ」
とこんな感じで、試してみた結果。
曹憲「は、はぅぅ。ぜ、絶倫過ぎなのでは。節も華も意識がもうありません。こ、ここは私がなんとかしないと。イ、イタッ。おっきすぎます」
董瑶「曹憲さんも頑張ってくれてるんだから私も。確か、耳元で囁けば良いんでしたよね。あの日のこと。あの日のこと。献帝様、もう待ちきれなかったのですね。ようやく2人きりですね。どうぞ、私の中へ。おっきすぎて、意識保てませんわ。こんなのこんなの孕んじゃいますぅぅぅぅ」
献帝「伏寿に董瑶?そ、そこにいるのか?ここは暗い暗すぎる。我を我を導いてくれ」
暗いのは、この最中に万が一目が覚めた時のために目隠しをしていたからである。
そう、結果だけを言えば、男は結局下半身に勝てなかったようだ。
そして、ここ青州で手紙を見ている男が1人、劉義賢である。
へぇ、そんなことが。
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