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終章 この世界の守護者
饒舌になるデーモンロード
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理想の2人だよなという俺の呟きに反応したデーモンロードが目をキラキラにさせて、俺の手を握って、どれだけ2人が素晴らしいかを熱弁してきた。
「お客人様にもわかりますか!そうなんです!僕の憧れの2人なんです!」
「でも、君ってそのアリシアの元婚約者なんだよね?」
「はい?同じ村の出身ではありますが婚約者ではありませんよ。昔は確かに身近にいる女の子ということで、そのそういう感情がなかったかと言えば嘘にはなりますけど、今は全然、寧ろ2人の側に置いていただけてるだけで毎日が幸せです」
成程。
勇者としてのブレイブの中に自己肯定感が低い卑屈な部分のブレイブが存在していたんだな。
そこを女神に突かれて、上手いこと分離、男としての自信の無さから身体が女に変化してしまったという所だろうか。
まさか、アリシアと2人でデモンを愛したいってわけじゃないだろうし。
いや、まさかな。
「なら、逆に今はチャンスなんじゃないか?君は女になったんだ。アリシアと一緒にデモンを愛せば」
「お客人様、何を言ってるのです!あの尊い2人の間に僕が割って入るなど烏滸がましい行為です!僕はただ2人の側に居られればそれで良いんです」
「でも、君堂々とアリシアに要らない宣言されたよな?」
「うっ。それは今の僕に何の力もないから、守れない人間が側にいるべきじゃないことは分かっています」
聞き分けが良いと言えばそれまでだけど。
成程、力が無いか。
ここは、付け入る隙があるな。
だって、俺と愛し合った妻たちは皆んな能力に覚醒してるし、ナイアなんて、義兄弟になったガイルに聞いたら、恐らく今のナイアはリザードマンの中で上の上の部類に入るって言ってたし。
ステラは、リードの奥さんのミクリヤさんによるとブッラの聖女だった時よりも回復魔法と聖魔法の威力が段違いに跳ね上がってるってさ。
王都エインヘリヤルで大臣をしていたルカ改めルナも俺と愛し合ってから魔法の力に目覚めたって言ってたし。
まぁ、上げだしたらキリが無い。
だから、ここは俺のこの不思議な力を利用して、搦手を使うことにするか。
「そんな落ち込まないでくれって、悪かったよ。でも、解決方法があるって言ったらどうする?」
「本当ですか!お客人様!もう一度、魔王様とアリシア様のお役に立てるのなら、是非お聞きしたいです!」
この食いつきっぷりは、チョロくて助かる。
「そこまで懇願されたら断れないな。良いよ話すよ。実は、妻たち曰く俺には潜在能力を開花させる不思議な力があるらしいんだよ」
「そんなことが!ど、どうすれば潜在能力を開花できるのですか?今直ぐに、僕に授けてください!」
よーしよし、だいぶ前のめりになってきたな。
ここで、一度ハシゴを外して、さらに前のめりにしてやるか。
「うーん。でもこれは、お互いに気持ちがないと無理なんだよ。だから、君とは無理かも知れない」
「そんな、酷いです!ここまで勿体ぶっておいて、無理だなんて酷すぎます!良いからその方法を話してください!」
よしよし、ここまで話に前のめりになってたら、すんなりと受け入れるだろう。
「分かったよ。俺の負けだ。君の熱意に免じて話すよ」
「ありがとうございます!これで、僕はもう一度魔王様とアリシアの側に居られます」
あー騙して悪い。
多分、無理だわ。
だって、デーモンロードちゃんは、今から俺の女、妻になっちゃうから。
きっと終わった後には、優先順位がアリシアからデモン、デモンから俺になると思うし。
「その方法はね」
「方法は。ゴクリ」
「俺と心の底から愛し合うことなんだ。つまり俺の妻になるってことだ。だから君には無理だろ?だって、君は元男だ。こういうことは知らないって。俺とは、そういうことをしたくないって、宣言したから。だから話したくなかったんだよ」
デーモンロードちゃんは、呆然としてるようで頭で、考えを巡らせているようだ。
やがて、覚悟を込めたように言葉を紡ぐ。
「わかりました。お客人様と心から愛し合うことで、潜在能力が開花するのでしたら、魔王様とアリシア様のために僕は、お客人様と身も心も愛し合う妻になります!」
えっ?
デモンとアリシアのためだったら即決なの?
いや、もうちょっとそれはやっぱり無理ですみたいな押し問答を若干期待してたんだけど。
「お客人様が驚かれるのも無理はありません。でも僕にとって、それだけ魔王様とアリシア様が尊い存在だと理解していただければ」
「あ。うん。それは勿論。その上で聞くんだけど元男だからしたくないって言ってたのにできるの?」
「要は、子作りですよね。子作りぐらい平気です!」
あ、あくまで俺との愛の証が手に入れば潜在能力が上がると考えてるわけか。
これ、結果的にマグロのままでは?
ちょっと、意識を変えるか。
「そういうことじゃないんだ。愛のないSEXをしても子供はできないんだ」
まぁ、本当にそうなら望まれない妊娠ってのがあるわけないから騙してるんだけど。
これは俺がただ単に愛のないエッチをしたくないという我儘だ。
後、お互い同意の上、これ大事。
このままだとデーモンロードちゃんの認識では、俺は潜在能力を開花させるためだけの種馬という認識だ。
それは、いただけない。
先ずは、相手の意識を変える。
さて、どう出る?
「お客人様にもわかりますか!そうなんです!僕の憧れの2人なんです!」
「でも、君ってそのアリシアの元婚約者なんだよね?」
「はい?同じ村の出身ではありますが婚約者ではありませんよ。昔は確かに身近にいる女の子ということで、そのそういう感情がなかったかと言えば嘘にはなりますけど、今は全然、寧ろ2人の側に置いていただけてるだけで毎日が幸せです」
成程。
勇者としてのブレイブの中に自己肯定感が低い卑屈な部分のブレイブが存在していたんだな。
そこを女神に突かれて、上手いこと分離、男としての自信の無さから身体が女に変化してしまったという所だろうか。
まさか、アリシアと2人でデモンを愛したいってわけじゃないだろうし。
いや、まさかな。
「なら、逆に今はチャンスなんじゃないか?君は女になったんだ。アリシアと一緒にデモンを愛せば」
「お客人様、何を言ってるのです!あの尊い2人の間に僕が割って入るなど烏滸がましい行為です!僕はただ2人の側に居られればそれで良いんです」
「でも、君堂々とアリシアに要らない宣言されたよな?」
「うっ。それは今の僕に何の力もないから、守れない人間が側にいるべきじゃないことは分かっています」
聞き分けが良いと言えばそれまでだけど。
成程、力が無いか。
ここは、付け入る隙があるな。
だって、俺と愛し合った妻たちは皆んな能力に覚醒してるし、ナイアなんて、義兄弟になったガイルに聞いたら、恐らく今のナイアはリザードマンの中で上の上の部類に入るって言ってたし。
ステラは、リードの奥さんのミクリヤさんによるとブッラの聖女だった時よりも回復魔法と聖魔法の威力が段違いに跳ね上がってるってさ。
王都エインヘリヤルで大臣をしていたルカ改めルナも俺と愛し合ってから魔法の力に目覚めたって言ってたし。
まぁ、上げだしたらキリが無い。
だから、ここは俺のこの不思議な力を利用して、搦手を使うことにするか。
「そんな落ち込まないでくれって、悪かったよ。でも、解決方法があるって言ったらどうする?」
「本当ですか!お客人様!もう一度、魔王様とアリシア様のお役に立てるのなら、是非お聞きしたいです!」
この食いつきっぷりは、チョロくて助かる。
「そこまで懇願されたら断れないな。良いよ話すよ。実は、妻たち曰く俺には潜在能力を開花させる不思議な力があるらしいんだよ」
「そんなことが!ど、どうすれば潜在能力を開花できるのですか?今直ぐに、僕に授けてください!」
よーしよし、だいぶ前のめりになってきたな。
ここで、一度ハシゴを外して、さらに前のめりにしてやるか。
「うーん。でもこれは、お互いに気持ちがないと無理なんだよ。だから、君とは無理かも知れない」
「そんな、酷いです!ここまで勿体ぶっておいて、無理だなんて酷すぎます!良いからその方法を話してください!」
よしよし、ここまで話に前のめりになってたら、すんなりと受け入れるだろう。
「分かったよ。俺の負けだ。君の熱意に免じて話すよ」
「ありがとうございます!これで、僕はもう一度魔王様とアリシアの側に居られます」
あー騙して悪い。
多分、無理だわ。
だって、デーモンロードちゃんは、今から俺の女、妻になっちゃうから。
きっと終わった後には、優先順位がアリシアからデモン、デモンから俺になると思うし。
「その方法はね」
「方法は。ゴクリ」
「俺と心の底から愛し合うことなんだ。つまり俺の妻になるってことだ。だから君には無理だろ?だって、君は元男だ。こういうことは知らないって。俺とは、そういうことをしたくないって、宣言したから。だから話したくなかったんだよ」
デーモンロードちゃんは、呆然としてるようで頭で、考えを巡らせているようだ。
やがて、覚悟を込めたように言葉を紡ぐ。
「わかりました。お客人様と心から愛し合うことで、潜在能力が開花するのでしたら、魔王様とアリシア様のために僕は、お客人様と身も心も愛し合う妻になります!」
えっ?
デモンとアリシアのためだったら即決なの?
いや、もうちょっとそれはやっぱり無理ですみたいな押し問答を若干期待してたんだけど。
「お客人様が驚かれるのも無理はありません。でも僕にとって、それだけ魔王様とアリシア様が尊い存在だと理解していただければ」
「あ。うん。それは勿論。その上で聞くんだけど元男だからしたくないって言ってたのにできるの?」
「要は、子作りですよね。子作りぐらい平気です!」
あ、あくまで俺との愛の証が手に入れば潜在能力が上がると考えてるわけか。
これ、結果的にマグロのままでは?
ちょっと、意識を変えるか。
「そういうことじゃないんだ。愛のないSEXをしても子供はできないんだ」
まぁ、本当にそうなら望まれない妊娠ってのがあるわけないから騙してるんだけど。
これは俺がただ単に愛のないエッチをしたくないという我儘だ。
後、お互い同意の上、これ大事。
このままだとデーモンロードちゃんの認識では、俺は潜在能力を開花させるためだけの種馬という認識だ。
それは、いただけない。
先ずは、相手の意識を変える。
さて、どう出る?
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