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3章 ヒートマウンテンを攻略せよ!
先ずは戦力の確認
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頭の中でさらに声が聞こえてきた。
『これより、こことデストラク村を繋ぐ転移門を開きます。有効活用して、魔王軍の侵攻からヒートマウンテンをお守りください』
目の前に巨大な門ができた。
「へぇ。これは凄い。トモちゃんって、先代魔王と同じように転移門を開ける魔力があるなんてね」
「これが転移門?」
「ありゃりゃ、知らずに使ったのならとんでもない才能だよ。で、これは何処と?うわぁぁぁぁ、何よオッサン」
「それはこっちのセリフじゃ。目の前に怪しい門が現れたから確認してみたら、蛇と人間の女性が合体したような未知の生物と出くわしたのだからな」
「親父!」
「おぅトモカズ。しかし、ここは暑すぎるな。ちょいと脱ぐか」
「オッサンの裸なんて見たく無いってのよ!」
「誰が裸になるんじゃ。このたわけ!なんじゃ、お前はトモカズの新しいペットか何かか?」
「ほんと失礼なオッサンね。私はトモちゃんのハーレムパーティの一員です~」
「おーい。トモカズ、女は選んだ方がええぞ。人とちがうのは認めんと言ったじゃろうが」
「ハハハ。なり行きで。それにしても親父が来てくれて助かった。早速本題だけど。ここに1週間後に魔王軍が攻めてくるらしくて、防衛の準備が必要なんだ。何かここに合う建築物とか作れないか?」
「ふむぅ。そういうことか。見たところ、村の方で設置できなかった建築物がいくつか設置できるみたいじゃな」
「例えば?」
「投石機に連弩じゃな。後は、罠で言うと落石と火罠じゃ」
「すぐに設置を頼めるか?」
「ふむぅ。この火山地帯には投石機も連弩も置けん。どうやら燃えるようだ。こりゃあ結構難儀じゃな。建築士の腕がなるわい。先ずは、ここに至る洞窟の入り口の岩場に落石の罠を置いてじゃな。上の方の崖に投石機と連弩を置いて、ある程度入ってくる前に凌ぐのが良いじゃろうな」
「へぇ。オッサン、建築士なんだ。凄いね」
「オッサンは余計じゃ。しかし、見れば見るほど面妖な生き物がいたもんじゃ。どうなってるんじゃ蛇と人間の混合なんぞ」
「そうね。人間で言うところの下半身が蛇なだけといえば伝わるかしら」
「それは、見ればわかるわい!ワシは、まだ耄碌しとらんわい」
「じゃあ、何が聞きたいのよオッサンは!」
「そうじゃな。トモカズとしたんか?」
「ちょっ。ちょっ。いきなり直球すぎんのよ!まぁ、したわよ。当然でしょ。トモちゃんのハーレムパーティに加わったって言ってるよね」
「ふむぅ。その何じゃ。下半身は人間ではなかろう?どうするんじゃ?まさか蛇のように丸呑みするわけでもあるまい?」
「えっ、オッサンのいう通り、そうなんだけど」
「何じゃと!?蛇の部分だけで40センチはあろう?トモカズ、お前。何ちゅうデカチンなんじゃ。世界記録に迫るんでねぇか?」
「一瞬だけ抜いた気がする」
「ガハハ。さすがワシの息子じゃ。ワシも若い頃はお前の母さんを自慢のイチモツで喜ばせたもんじゃ」
「母さんは、俺を産んですぐに亡くなったんだよな?」
「うむ。病弱でな。妊娠もほとんど可能性は低い。ましてや出産などできんと言われていたが、授かってな。大層お前の誕生を喜んでおったのじゃが、お前を出産してすぐ眠るように息を引き取った。ワシは、お前とアイツを天秤にかけてアイツを選んだ。哀れな父じゃ。お前を恨んだこともあった。じゃがそれと同時に愛おしいアイツの忘れ形見じゃ。ワシが守らねばとな」
「親父も辛かったんだな。話してくれてありがとう」
「聞いたのは、トモカズじゃろうて。それに、お前の成長を見守るのは、いつしかワシの生き甲斐になっておったしの」
「期待に添える息子なら良かったよ」
「ガハハ。期待以上じゃろうて。よもや異世界とやらに転生して、魔族もお構いなしにハーレムを作ること以外はのぉ」
「ぐっ。好きでこうなったんじゃ無いんだけどな。不可抗力ってやつで」
「まぁ、そういうことにしておいてやろう。建築の方はワシに任せて、お前は戦力の確認をしてくると良い。どうやら、ここは暑すぎて、村の者は配置できんじゃろうからな」
「わかった」
建築物は親父に任せて、俺はヒートマウンテンの防衛戦力を確認しないとな。
「ビビアン、少し良いか?」
「あら~トモちゃんったら。あんなにしておいて、まだ足りないの?ほんと絶倫ちゃんだこと」
「いや、違うが。至って、真面目な話なんだが」
「あら。そうなの。残念。で、何かしら?」
「このヒートマウンテンの防衛戦力って、どれぐらいだ?」
「何で、そんなこと聞くのかしら?」
「さっき、来た男がいただろう?」
「えぇ。若様を骨抜きにしたアリシアちゃんのお仲間のサイクロプスね。確か名前は、ウォリアーちゃんだったかしら?」
「あぁ。あいつが魔王軍を率いて攻めてくるらしいんだ」
「へぇ。それは、随分と舐められたものね。引き篭もりのオバさんなら楽勝とでも思ったのかしら。良いわ。撃退してあげましょ。といっても、そんなに多く無いわよ。私たちに危害を加えようとした冒険者か。迷い込んで、死ぬよりも私に使役させることを選んだ村人ぐらいしか居ないから。でも、全員スケルトンだからそれなりに戦えるわよ。スケルトンファーマーが20人、スケルトンソルジャーが100人。スケルトンナイトが100人、スケルトンガードナーが100人、スケルトンアーチャーが100人、スケルトンメイジが50人、スケルトンプリーストが50人ってところかしら」
「教えてくれて、ありがとな」
これだけいれば、何とか追い返すぐらいはできるだろう。
さて、目にもの見せてやるぜ。
『これより、こことデストラク村を繋ぐ転移門を開きます。有効活用して、魔王軍の侵攻からヒートマウンテンをお守りください』
目の前に巨大な門ができた。
「へぇ。これは凄い。トモちゃんって、先代魔王と同じように転移門を開ける魔力があるなんてね」
「これが転移門?」
「ありゃりゃ、知らずに使ったのならとんでもない才能だよ。で、これは何処と?うわぁぁぁぁ、何よオッサン」
「それはこっちのセリフじゃ。目の前に怪しい門が現れたから確認してみたら、蛇と人間の女性が合体したような未知の生物と出くわしたのだからな」
「親父!」
「おぅトモカズ。しかし、ここは暑すぎるな。ちょいと脱ぐか」
「オッサンの裸なんて見たく無いってのよ!」
「誰が裸になるんじゃ。このたわけ!なんじゃ、お前はトモカズの新しいペットか何かか?」
「ほんと失礼なオッサンね。私はトモちゃんのハーレムパーティの一員です~」
「おーい。トモカズ、女は選んだ方がええぞ。人とちがうのは認めんと言ったじゃろうが」
「ハハハ。なり行きで。それにしても親父が来てくれて助かった。早速本題だけど。ここに1週間後に魔王軍が攻めてくるらしくて、防衛の準備が必要なんだ。何かここに合う建築物とか作れないか?」
「ふむぅ。そういうことか。見たところ、村の方で設置できなかった建築物がいくつか設置できるみたいじゃな」
「例えば?」
「投石機に連弩じゃな。後は、罠で言うと落石と火罠じゃ」
「すぐに設置を頼めるか?」
「ふむぅ。この火山地帯には投石機も連弩も置けん。どうやら燃えるようだ。こりゃあ結構難儀じゃな。建築士の腕がなるわい。先ずは、ここに至る洞窟の入り口の岩場に落石の罠を置いてじゃな。上の方の崖に投石機と連弩を置いて、ある程度入ってくる前に凌ぐのが良いじゃろうな」
「へぇ。オッサン、建築士なんだ。凄いね」
「オッサンは余計じゃ。しかし、見れば見るほど面妖な生き物がいたもんじゃ。どうなってるんじゃ蛇と人間の混合なんぞ」
「そうね。人間で言うところの下半身が蛇なだけといえば伝わるかしら」
「それは、見ればわかるわい!ワシは、まだ耄碌しとらんわい」
「じゃあ、何が聞きたいのよオッサンは!」
「そうじゃな。トモカズとしたんか?」
「ちょっ。ちょっ。いきなり直球すぎんのよ!まぁ、したわよ。当然でしょ。トモちゃんのハーレムパーティに加わったって言ってるよね」
「ふむぅ。その何じゃ。下半身は人間ではなかろう?どうするんじゃ?まさか蛇のように丸呑みするわけでもあるまい?」
「えっ、オッサンのいう通り、そうなんだけど」
「何じゃと!?蛇の部分だけで40センチはあろう?トモカズ、お前。何ちゅうデカチンなんじゃ。世界記録に迫るんでねぇか?」
「一瞬だけ抜いた気がする」
「ガハハ。さすがワシの息子じゃ。ワシも若い頃はお前の母さんを自慢のイチモツで喜ばせたもんじゃ」
「母さんは、俺を産んですぐに亡くなったんだよな?」
「うむ。病弱でな。妊娠もほとんど可能性は低い。ましてや出産などできんと言われていたが、授かってな。大層お前の誕生を喜んでおったのじゃが、お前を出産してすぐ眠るように息を引き取った。ワシは、お前とアイツを天秤にかけてアイツを選んだ。哀れな父じゃ。お前を恨んだこともあった。じゃがそれと同時に愛おしいアイツの忘れ形見じゃ。ワシが守らねばとな」
「親父も辛かったんだな。話してくれてありがとう」
「聞いたのは、トモカズじゃろうて。それに、お前の成長を見守るのは、いつしかワシの生き甲斐になっておったしの」
「期待に添える息子なら良かったよ」
「ガハハ。期待以上じゃろうて。よもや異世界とやらに転生して、魔族もお構いなしにハーレムを作ること以外はのぉ」
「ぐっ。好きでこうなったんじゃ無いんだけどな。不可抗力ってやつで」
「まぁ、そういうことにしておいてやろう。建築の方はワシに任せて、お前は戦力の確認をしてくると良い。どうやら、ここは暑すぎて、村の者は配置できんじゃろうからな」
「わかった」
建築物は親父に任せて、俺はヒートマウンテンの防衛戦力を確認しないとな。
「ビビアン、少し良いか?」
「あら~トモちゃんったら。あんなにしておいて、まだ足りないの?ほんと絶倫ちゃんだこと」
「いや、違うが。至って、真面目な話なんだが」
「あら。そうなの。残念。で、何かしら?」
「このヒートマウンテンの防衛戦力って、どれぐらいだ?」
「何で、そんなこと聞くのかしら?」
「さっき、来た男がいただろう?」
「えぇ。若様を骨抜きにしたアリシアちゃんのお仲間のサイクロプスね。確か名前は、ウォリアーちゃんだったかしら?」
「あぁ。あいつが魔王軍を率いて攻めてくるらしいんだ」
「へぇ。それは、随分と舐められたものね。引き篭もりのオバさんなら楽勝とでも思ったのかしら。良いわ。撃退してあげましょ。といっても、そんなに多く無いわよ。私たちに危害を加えようとした冒険者か。迷い込んで、死ぬよりも私に使役させることを選んだ村人ぐらいしか居ないから。でも、全員スケルトンだからそれなりに戦えるわよ。スケルトンファーマーが20人、スケルトンソルジャーが100人。スケルトンナイトが100人、スケルトンガードナーが100人、スケルトンアーチャーが100人、スケルトンメイジが50人、スケルトンプリーストが50人ってところかしら」
「教えてくれて、ありがとな」
これだけいれば、何とか追い返すぐらいはできるだろう。
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