転生したらオープニングで滅ぼされる村の子供?でした➖現代知識とゲーム知識とエッチな知識を駆使して生き残りたいと思います➖

揚惇命

文字の大きさ
184 / 311
5章 協力関係

急な来訪者

しおりを挟む
 リナとリナの娘のカリナとの親子丼プレイを楽しんで数日後のこと。

「御主人様、テュールと名乗る方がお見えになっていますがどうなさいますか?」

 ナイアにそう言われて、テュールって誰だと思いつつもまぁうちの妻たちの関係者かもしれないと通したのだが。

「お会いしていただき感謝致す。カホの彼氏のテュールだ。単刀直入にお聞きしたいことがある」

 待て待て待て、これって修羅場って奴だよな。
 カホってのは、俺が新しく名前を付けたカリナの彼氏ってことだ。
 まずいぞ俺。
 早速修羅場に巻き込まれたのか。
 先ずは、深呼吸だ。
 スー。
 ハー。
 良し、かかってこいや。

「聞きたいこととは何だ?」

「貴殿が男を女にしたという話は本当か?」

 えっ?
 カリナのことじゃないの?
 というか、その話って漏れてないはずなんだけど。
 ルナのことだよな。
 一応、王都ではやむを得ず俺に殺されたことになってるし。
 ルナのことを見ても一応反応はなかったはず。
 まぁ、男の時の面影がないと言えば嘘にはなるが今では、ボーイッシュな可愛い女の子だ。
 少なくとも俺はそう思ってる。

「何のことだ?」

「俺は、かつてシシオ様に仕えていた時に王都を訪れたことがあってな。ちょうど魔王様が警戒するテイマーとやらが現れた後だったな。そのテイマーとは、貴殿のことであろう?」

 す、鋭い!
 こ、コイツ、かなりの場数を踏んでいる。
 その証拠に俺の護衛のナイアやアイリスも動けないでいる。
 間合いを見極めきれないのだ。
 下手に隠し立てしても見破られるだろう。
 認めるところは認めるのが良い。

「魔王とやらが警戒しているというのはビビアンから聞いている。テュール殿の言う通り、俺のことだろう。何故、シシオは王都にお前を遣わせたのだ?」

 こういう時は話を逸らすために疑問を投げかけるのが良い。

「シシオ様のことを呼び捨てか。どうやら立場は貴殿の方が上と見える」

 しまった!?
 俺としたことがここはシシオ様と言っておくべきだったか。

「すまない。つい友達感覚で話してしまった。訂正しよう」

「そう警戒する必要はない。そこに隠れている忍びの者よ」

 マジか!?
 アイリスの隠れ蓑術を見破ったってのか!?

「この男、相当手練のようですね主様」

「剣を抜いたらわかっているな?」

 テュールと名乗る男の言葉を聞いて、ナイアに動揺が走っている。
 ナイアはアイリスが見破られたことで、危険と判断し、剣に手をかけていたのだ。

「案ずるな。君たちが守るこの男を討ち取りに来たわけではない」

「御主人様、この男の言葉は信じて良いかと。御主人様を殺すつもりなら私たちごと殺せています。この男、相当な手練です」

「あ、あぁ。ナイアもアイリスも下がって良い」

「かしこまりました主様」

「承知しました御主人様」

 ナイアとアイリスが下がる。

「俺のことを信じてくれて、助かるよ。話の続きをしても良いか?」

「あ、あぁ」

 嘘だろ。
 俺の護衛の中で、奇襲ができるアイリスと剣で組み伏せられるナイアは最強戦力だ。
 その2人に揃って、強いと言わしめた。
 コイツをライガー派に引き入れたカリナって、実は相当なやり手なのでは?
 俺を殺しに来たわけではないのなら、話を続けるのが良いだろう。

「王都で人間たちの噂話を聞いた。ルカと名乗る大臣が殺されたはずなのに、それによく似たルナという女性を見たと。その女性を連れていたのが貴殿だと。この話は単なる噂話か真の話かどちらだ?」

 嘘を付けば殺すと言わんばかりの気迫だな。
 ここは素直に認めるしか。
 そこにルナが入ってきた。
 ナイアとアイリスが話したんだろう。

「本当のことだよ。僕が殺されたはずの大臣のルカ。トモ君に女にしてもらって新しい名前を貰って、その名前がルナだよ」

「そうか。テイマーの名前はトモ殿というのか。良かった。本当なんだな?」

「うん。ここにいる僕が証人だよ」

「これでようやく俺のフタナリを治療してもらえそうな医者に出会えたというものだ」

 ん?
 今、現実世界で聞いたことのあるような言葉が聞こえた気が。

「フタナリって何?」

 聞き間違いじゃなかった!
 というかルナ、臆せず聞き返すんだな。
 コイツ、ナイアとアイリスを足しても勝てない相手らしいぞ。
 暴れたら全滅らしいぞ。

「す、すまない。フタナリというのはだな。男と女の両方を身体に宿しているということだ。まぁ、簡単に言うとだな俺にはチンポとマンコがある」

 へぇ。
 この世界にもいるのか。
 性ホルモンに異常をきたすことで起こる現象だったよな確か。

「それって、テュールさんには、男の部分と女の部分があるってこと?」

「簡単に言うとそういうことだ。俺に限った話ではなく、我が一族の皆がそうなのだが。どちらとでも子孫を残せるように、皆が両方を持つ姿で産まれるのが我ら一族なのだ」

 そこは少し違うな。
 確か、俺の知ってる現実世界でのフタナリは、精子か卵子のどちら片方しかつくられないはずだ。
 でも成程な。
 確かにどちらも完全に機能するなら子孫を残す上で、優位に立てるような気はするな。

「そうなんだ。で、そんなことを聞くってことはテュールさんは、どうしたいの?」

「女になりたいのだ。可能だろうか?」

 えっ?
 まぁ、なんか女神様曰く、願えば叶うとか言ってた気は。
 でもこんなに男らしいのに選んだのが女!?
 てっきり男になりたいのだとばかり。
 まぁ、完全なフタナリとやる経験なんてそうそう無いだろうし、よく見れば中性的な顔立ちをしていて、イケメンでもあり美女でもあるんだよな。
 それにナイアやアイリスよりも強いなら最強の護衛として、守って貰うのも良いよな。
 考えれば考えるほど俺に利点しかなくないかコレ?

「わかった。じゃ、俺と交わることになるが構わないか?」

「寧ろ大歓迎だよ。女の部分は今まで試す機会が無かったからね。君に処女を捧げようじゃないか」

 ゴクリ。
 コイツ、その言葉の意味を分かってて言ってんのか。
 俺のことを煽りやがって。
 身も心も完全な女にしてやるから覚悟しろよ。
 俺はテュールと一戦交えるのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

処理中です...