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5章 協力関係
急な来訪者
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リナとリナの娘のカリナとの親子丼プレイを楽しんで数日後のこと。
「御主人様、テュールと名乗る方がお見えになっていますがどうなさいますか?」
ナイアにそう言われて、テュールって誰だと思いつつもまぁうちの妻たちの関係者かもしれないと通したのだが。
「お会いしていただき感謝致す。カホの彼氏のテュールだ。単刀直入にお聞きしたいことがある」
待て待て待て、これって修羅場って奴だよな。
カホってのは、俺が新しく名前を付けたカリナの彼氏ってことだ。
まずいぞ俺。
早速修羅場に巻き込まれたのか。
先ずは、深呼吸だ。
スー。
ハー。
良し、かかってこいや。
「聞きたいこととは何だ?」
「貴殿が男を女にしたという話は本当か?」
えっ?
カリナのことじゃないの?
というか、その話って漏れてないはずなんだけど。
ルナのことだよな。
一応、王都ではやむを得ず俺に殺されたことになってるし。
ルナのことを見ても一応反応はなかったはず。
まぁ、男の時の面影がないと言えば嘘にはなるが今では、ボーイッシュな可愛い女の子だ。
少なくとも俺はそう思ってる。
「何のことだ?」
「俺は、かつてシシオ様に仕えていた時に王都を訪れたことがあってな。ちょうど魔王様が警戒するテイマーとやらが現れた後だったな。そのテイマーとは、貴殿のことであろう?」
す、鋭い!
こ、コイツ、かなりの場数を踏んでいる。
その証拠に俺の護衛のナイアやアイリスも動けないでいる。
間合いを見極めきれないのだ。
下手に隠し立てしても見破られるだろう。
認めるところは認めるのが良い。
「魔王とやらが警戒しているというのはビビアンから聞いている。テュール殿の言う通り、俺のことだろう。何故、シシオは王都にお前を遣わせたのだ?」
こういう時は話を逸らすために疑問を投げかけるのが良い。
「シシオ様のことを呼び捨てか。どうやら立場は貴殿の方が上と見える」
しまった!?
俺としたことがここはシシオ様と言っておくべきだったか。
「すまない。つい友達感覚で話してしまった。訂正しよう」
「そう警戒する必要はない。そこに隠れている忍びの者よ」
マジか!?
アイリスの隠れ蓑術を見破ったってのか!?
「この男、相当手練のようですね主様」
「剣を抜いたらわかっているな?」
テュールと名乗る男の言葉を聞いて、ナイアに動揺が走っている。
ナイアはアイリスが見破られたことで、危険と判断し、剣に手をかけていたのだ。
「案ずるな。君たちが守るこの男を討ち取りに来たわけではない」
「御主人様、この男の言葉は信じて良いかと。御主人様を殺すつもりなら私たちごと殺せています。この男、相当な手練です」
「あ、あぁ。ナイアもアイリスも下がって良い」
「かしこまりました主様」
「承知しました御主人様」
ナイアとアイリスが下がる。
「俺のことを信じてくれて、助かるよ。話の続きをしても良いか?」
「あ、あぁ」
嘘だろ。
俺の護衛の中で、奇襲ができるアイリスと剣で組み伏せられるナイアは最強戦力だ。
その2人に揃って、強いと言わしめた。
コイツをライガー派に引き入れたカリナって、実は相当なやり手なのでは?
俺を殺しに来たわけではないのなら、話を続けるのが良いだろう。
「王都で人間たちの噂話を聞いた。ルカと名乗る大臣が殺されたはずなのに、それによく似たルナという女性を見たと。その女性を連れていたのが貴殿だと。この話は単なる噂話か真の話かどちらだ?」
嘘を付けば殺すと言わんばかりの気迫だな。
ここは素直に認めるしか。
そこにルナが入ってきた。
ナイアとアイリスが話したんだろう。
「本当のことだよ。僕が殺されたはずの大臣のルカ。トモ君に女にしてもらって新しい名前を貰って、その名前がルナだよ」
「そうか。テイマーの名前はトモ殿というのか。良かった。本当なんだな?」
「うん。ここにいる僕が証人だよ」
「これでようやく俺のフタナリを治療してもらえそうな医者に出会えたというものだ」
ん?
今、現実世界で聞いたことのあるような言葉が聞こえた気が。
「フタナリって何?」
聞き間違いじゃなかった!
というかルナ、臆せず聞き返すんだな。
コイツ、ナイアとアイリスを足しても勝てない相手らしいぞ。
暴れたら全滅らしいぞ。
「す、すまない。フタナリというのはだな。男と女の両方を身体に宿しているということだ。まぁ、簡単に言うとだな俺にはチンポとマンコがある」
へぇ。
この世界にもいるのか。
性ホルモンに異常をきたすことで起こる現象だったよな確か。
「それって、テュールさんには、男の部分と女の部分があるってこと?」
「簡単に言うとそういうことだ。俺に限った話ではなく、我が一族の皆がそうなのだが。どちらとでも子孫を残せるように、皆が両方を持つ姿で産まれるのが我ら一族なのだ」
そこは少し違うな。
確か、俺の知ってる現実世界でのフタナリは、精子か卵子のどちら片方しかつくられないはずだ。
でも成程な。
確かにどちらも完全に機能するなら子孫を残す上で、優位に立てるような気はするな。
「そうなんだ。で、そんなことを聞くってことはテュールさんは、どうしたいの?」
「女になりたいのだ。可能だろうか?」
えっ?
まぁ、なんか女神様曰く、願えば叶うとか言ってた気は。
でもこんなに男らしいのに選んだのが女!?
てっきり男になりたいのだとばかり。
まぁ、完全なフタナリとやる経験なんてそうそう無いだろうし、よく見れば中性的な顔立ちをしていて、イケメンでもあり美女でもあるんだよな。
それにナイアやアイリスよりも強いなら最強の護衛として、守って貰うのも良いよな。
考えれば考えるほど俺に利点しかなくないかコレ?
「わかった。じゃ、俺と交わることになるが構わないか?」
「寧ろ大歓迎だよ。女の部分は今まで試す機会が無かったからね。君に処女を捧げようじゃないか」
ゴクリ。
コイツ、その言葉の意味を分かってて言ってんのか。
俺のことを煽りやがって。
身も心も完全な女にしてやるから覚悟しろよ。
俺はテュールと一戦交えるのだった。
「御主人様、テュールと名乗る方がお見えになっていますがどうなさいますか?」
ナイアにそう言われて、テュールって誰だと思いつつもまぁうちの妻たちの関係者かもしれないと通したのだが。
「お会いしていただき感謝致す。カホの彼氏のテュールだ。単刀直入にお聞きしたいことがある」
待て待て待て、これって修羅場って奴だよな。
カホってのは、俺が新しく名前を付けたカリナの彼氏ってことだ。
まずいぞ俺。
早速修羅場に巻き込まれたのか。
先ずは、深呼吸だ。
スー。
ハー。
良し、かかってこいや。
「聞きたいこととは何だ?」
「貴殿が男を女にしたという話は本当か?」
えっ?
カリナのことじゃないの?
というか、その話って漏れてないはずなんだけど。
ルナのことだよな。
一応、王都ではやむを得ず俺に殺されたことになってるし。
ルナのことを見ても一応反応はなかったはず。
まぁ、男の時の面影がないと言えば嘘にはなるが今では、ボーイッシュな可愛い女の子だ。
少なくとも俺はそう思ってる。
「何のことだ?」
「俺は、かつてシシオ様に仕えていた時に王都を訪れたことがあってな。ちょうど魔王様が警戒するテイマーとやらが現れた後だったな。そのテイマーとは、貴殿のことであろう?」
す、鋭い!
こ、コイツ、かなりの場数を踏んでいる。
その証拠に俺の護衛のナイアやアイリスも動けないでいる。
間合いを見極めきれないのだ。
下手に隠し立てしても見破られるだろう。
認めるところは認めるのが良い。
「魔王とやらが警戒しているというのはビビアンから聞いている。テュール殿の言う通り、俺のことだろう。何故、シシオは王都にお前を遣わせたのだ?」
こういう時は話を逸らすために疑問を投げかけるのが良い。
「シシオ様のことを呼び捨てか。どうやら立場は貴殿の方が上と見える」
しまった!?
俺としたことがここはシシオ様と言っておくべきだったか。
「すまない。つい友達感覚で話してしまった。訂正しよう」
「そう警戒する必要はない。そこに隠れている忍びの者よ」
マジか!?
アイリスの隠れ蓑術を見破ったってのか!?
「この男、相当手練のようですね主様」
「剣を抜いたらわかっているな?」
テュールと名乗る男の言葉を聞いて、ナイアに動揺が走っている。
ナイアはアイリスが見破られたことで、危険と判断し、剣に手をかけていたのだ。
「案ずるな。君たちが守るこの男を討ち取りに来たわけではない」
「御主人様、この男の言葉は信じて良いかと。御主人様を殺すつもりなら私たちごと殺せています。この男、相当な手練です」
「あ、あぁ。ナイアもアイリスも下がって良い」
「かしこまりました主様」
「承知しました御主人様」
ナイアとアイリスが下がる。
「俺のことを信じてくれて、助かるよ。話の続きをしても良いか?」
「あ、あぁ」
嘘だろ。
俺の護衛の中で、奇襲ができるアイリスと剣で組み伏せられるナイアは最強戦力だ。
その2人に揃って、強いと言わしめた。
コイツをライガー派に引き入れたカリナって、実は相当なやり手なのでは?
俺を殺しに来たわけではないのなら、話を続けるのが良いだろう。
「王都で人間たちの噂話を聞いた。ルカと名乗る大臣が殺されたはずなのに、それによく似たルナという女性を見たと。その女性を連れていたのが貴殿だと。この話は単なる噂話か真の話かどちらだ?」
嘘を付けば殺すと言わんばかりの気迫だな。
ここは素直に認めるしか。
そこにルナが入ってきた。
ナイアとアイリスが話したんだろう。
「本当のことだよ。僕が殺されたはずの大臣のルカ。トモ君に女にしてもらって新しい名前を貰って、その名前がルナだよ」
「そうか。テイマーの名前はトモ殿というのか。良かった。本当なんだな?」
「うん。ここにいる僕が証人だよ」
「これでようやく俺のフタナリを治療してもらえそうな医者に出会えたというものだ」
ん?
今、現実世界で聞いたことのあるような言葉が聞こえた気が。
「フタナリって何?」
聞き間違いじゃなかった!
というかルナ、臆せず聞き返すんだな。
コイツ、ナイアとアイリスを足しても勝てない相手らしいぞ。
暴れたら全滅らしいぞ。
「す、すまない。フタナリというのはだな。男と女の両方を身体に宿しているということだ。まぁ、簡単に言うとだな俺にはチンポとマンコがある」
へぇ。
この世界にもいるのか。
性ホルモンに異常をきたすことで起こる現象だったよな確か。
「それって、テュールさんには、男の部分と女の部分があるってこと?」
「簡単に言うとそういうことだ。俺に限った話ではなく、我が一族の皆がそうなのだが。どちらとでも子孫を残せるように、皆が両方を持つ姿で産まれるのが我ら一族なのだ」
そこは少し違うな。
確か、俺の知ってる現実世界でのフタナリは、精子か卵子のどちら片方しかつくられないはずだ。
でも成程な。
確かにどちらも完全に機能するなら子孫を残す上で、優位に立てるような気はするな。
「そうなんだ。で、そんなことを聞くってことはテュールさんは、どうしたいの?」
「女になりたいのだ。可能だろうか?」
えっ?
まぁ、なんか女神様曰く、願えば叶うとか言ってた気は。
でもこんなに男らしいのに選んだのが女!?
てっきり男になりたいのだとばかり。
まぁ、完全なフタナリとやる経験なんてそうそう無いだろうし、よく見れば中性的な顔立ちをしていて、イケメンでもあり美女でもあるんだよな。
それにナイアやアイリスよりも強いなら最強の護衛として、守って貰うのも良いよな。
考えれば考えるほど俺に利点しかなくないかコレ?
「わかった。じゃ、俺と交わることになるが構わないか?」
「寧ろ大歓迎だよ。女の部分は今まで試す機会が無かったからね。君に処女を捧げようじゃないか」
ゴクリ。
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俺はテュールと一戦交えるのだった。
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