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6章 魔王城までの道を確保せよ!
次の行き先
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シシオとの同盟がキサナが俺の妻となることで、強固となった翌日、頭の中で女神の声が響く。
『勇者トモカズ、聞こえますか。見事な采配でヒートマウンテンとスノーフィールドを制しましたね。お見事です。次は魔王城へ向かう最難関の要所、ハメツデスグロットです。ここを制すれば、魔王城はまた鼻の先、この世界を頼みましたよ』
こちらの返答は待たず言いたいことだけを告げてきたか。
次の準備に忙しいといったところか。
しかし、ゲームの真の悪役が女神だったなんて、ありがちな展開がこのダクドラでも適用されているとはなぁ。
まぁ、勇者を導いて、魔王を倒した後、勇者はどうなったって話だよな。
結局は女神の都合のいいような匙加減で決まるんだよな。
何を仕掛けてくるのか。
大所帯になった俺たちが今更ハメツデスグロットに怯むわけないんだよなぁ。
まぁ、罠の回避方法の全てを知ってるってのもあるけど。
その上で、どんな罠を仕掛けるつもりなんだ女神は?
まぁ、魔王と会うまでは、こっちが女神の思惑通りに動いていないと見せるのは良くないよな。
さて、言われた通り、ハメツデスグロットに向かうとしますか。
その前に久々に家に帰っても良いよな。
べ、別に母さんが恋しくなったとかじゃないからな!
「まぁ、トモカズ。随分とモフモフ妻が増えたわねぇ~。お母さん、めちゃくちゃ嬉しいわ~」
こんな感じで、みんな順番に撫でられて気持ちよさそうだ。
「マナミ、昔から動物が好きなのは知っているがその。こんなにトモカズの妻が増えて喜ぶのはどうかと。それに預かり知らぬところで子供まで。しかも人の姿じゃないのだぞ!」
「あら、良いじゃないモノノブ。人の姿ではなくともこの子たちはトモカズとナイアさんとの間にできた大事な子供で、私にとって孫だもの。ウフフ」
「水が無いと生きられないなんて、人では無い。ワシは断じて認めん!」
「まぁ、モノノブったら。人も水が無いと生きられないのよ?それに水の中を泳ぎ回って、こんなに可愛いじゃ無い。ウフフ」
「ぐっ。ワシはワシはこの手で我が子を抱ける人でしか認めんからなぁ!」
「まぁ、拗ねちゃって。ごめんなさいねナイアさん。主人も産まれたと聞いた時はめちゃくちゃ喜んでいたのよ。それが抱けないと知ってショックを受けてるだけなの。気にしないでちょうだい」
「いえ、申し訳ありません。私がきちんと人の子を産めていたら。こうも完璧なリザードマンが産まれるなんて」
「お母さんがそんなこと言っちゃダメよ!この子たちにとって、母親はあなた1人なんだから。否定するような言い方しちゃダメ」
「す、すみませんお義母様」
「分かれば良いのよ。トモカズ、直ぐに経つんでしょ?今日ぐらいはゆっくりしていきなさい。後、この子たちは私が見ておいてあげるから安心しなさい。ミミッキュちゃんのお陰で、どんな子供の世話も大丈夫なんだから」
「あ、マスタ~。お帰り~。お口に精子出していく?」
「何だよその挨拶は?ってか出してかねぇよ!」
「ケラケラケラ~。マナミン~リザードマンの子供のお世話の参考書、ここに出しとくね~」
「ありがとうミミッキュちゃん。今日も可愛いわ~」
「エヘヘ~マナミンが髪と服整えてくれたからだよ~」
「まぁね~」
すっかりミミッキュたちもこの街に受け入れられ、今では一家に一台だもんな。
まぁ、何でも管理してくれて、必要に応じて出してくれてだもんな。
その便利さたるやいつも忙しい主婦の皆様なら誰だって欲しいよな。
「あ、マスタ~まだいたの~やっぱり精子、口に出してく~?」
「だからださねぇよ!」
「フラれた~。マナミン、慰めて~」
「ヨシヨシ、ミミッキュちゃん。トモカズ、別に減るもんじゃ無いんだし、出して行ったら良いのに」
「いや、母親がそんなこと言うんじゃねぇよ!」
「ミミッキュちゃん、ママもトモカズに振られちゃったわ」
「ヨシヨシ、マナミン。マスタ~、酷すぎだよ~」
「もうええわ!」
こんな幸せなやり取りに温かい食事に温かい寝床、ホッとする家か。
ずっと続けば良いのにな。
いや、そのために今は女神に協力してるフリをして、魔王の元に辿り着かないとな。
「御主人様、ハメツデスグロットに向かわずに寄り道をするのですか?」
「あぁ、魔物の街へな」
「あそこはおやめください!貧困町で、殺しや盗みも横行しています。とにかく何でもアリな街なんです。どうしてそこに行かれるのです?」
「この街には四天王であるガイルの娘とリードの娘がいるんだよなぁ。酷い病で。魔物だろうと治してあげられるよなステラ?」
「どうでしょう完全な魔族ですと。聖女の私が近づくだけで蒸発してしまうかと」
「あっそ。ステラでも無理か。病を治してくれたらとっておきのお仕置きをしてあげようかなと思ったのになぁ」
「やります!やらせていただきます!女神の使徒様からの御褒美のためならば。グヘヘ」
こうして俺たちは、次なら行き先の前に少し寄り道をしていくことにするのだった。
『勇者トモカズ、聞こえますか。見事な采配でヒートマウンテンとスノーフィールドを制しましたね。お見事です。次は魔王城へ向かう最難関の要所、ハメツデスグロットです。ここを制すれば、魔王城はまた鼻の先、この世界を頼みましたよ』
こちらの返答は待たず言いたいことだけを告げてきたか。
次の準備に忙しいといったところか。
しかし、ゲームの真の悪役が女神だったなんて、ありがちな展開がこのダクドラでも適用されているとはなぁ。
まぁ、勇者を導いて、魔王を倒した後、勇者はどうなったって話だよな。
結局は女神の都合のいいような匙加減で決まるんだよな。
何を仕掛けてくるのか。
大所帯になった俺たちが今更ハメツデスグロットに怯むわけないんだよなぁ。
まぁ、罠の回避方法の全てを知ってるってのもあるけど。
その上で、どんな罠を仕掛けるつもりなんだ女神は?
まぁ、魔王と会うまでは、こっちが女神の思惑通りに動いていないと見せるのは良くないよな。
さて、言われた通り、ハメツデスグロットに向かうとしますか。
その前に久々に家に帰っても良いよな。
べ、別に母さんが恋しくなったとかじゃないからな!
「まぁ、トモカズ。随分とモフモフ妻が増えたわねぇ~。お母さん、めちゃくちゃ嬉しいわ~」
こんな感じで、みんな順番に撫でられて気持ちよさそうだ。
「マナミ、昔から動物が好きなのは知っているがその。こんなにトモカズの妻が増えて喜ぶのはどうかと。それに預かり知らぬところで子供まで。しかも人の姿じゃないのだぞ!」
「あら、良いじゃないモノノブ。人の姿ではなくともこの子たちはトモカズとナイアさんとの間にできた大事な子供で、私にとって孫だもの。ウフフ」
「水が無いと生きられないなんて、人では無い。ワシは断じて認めん!」
「まぁ、モノノブったら。人も水が無いと生きられないのよ?それに水の中を泳ぎ回って、こんなに可愛いじゃ無い。ウフフ」
「ぐっ。ワシはワシはこの手で我が子を抱ける人でしか認めんからなぁ!」
「まぁ、拗ねちゃって。ごめんなさいねナイアさん。主人も産まれたと聞いた時はめちゃくちゃ喜んでいたのよ。それが抱けないと知ってショックを受けてるだけなの。気にしないでちょうだい」
「いえ、申し訳ありません。私がきちんと人の子を産めていたら。こうも完璧なリザードマンが産まれるなんて」
「お母さんがそんなこと言っちゃダメよ!この子たちにとって、母親はあなた1人なんだから。否定するような言い方しちゃダメ」
「す、すみませんお義母様」
「分かれば良いのよ。トモカズ、直ぐに経つんでしょ?今日ぐらいはゆっくりしていきなさい。後、この子たちは私が見ておいてあげるから安心しなさい。ミミッキュちゃんのお陰で、どんな子供の世話も大丈夫なんだから」
「あ、マスタ~。お帰り~。お口に精子出していく?」
「何だよその挨拶は?ってか出してかねぇよ!」
「ケラケラケラ~。マナミン~リザードマンの子供のお世話の参考書、ここに出しとくね~」
「ありがとうミミッキュちゃん。今日も可愛いわ~」
「エヘヘ~マナミンが髪と服整えてくれたからだよ~」
「まぁね~」
すっかりミミッキュたちもこの街に受け入れられ、今では一家に一台だもんな。
まぁ、何でも管理してくれて、必要に応じて出してくれてだもんな。
その便利さたるやいつも忙しい主婦の皆様なら誰だって欲しいよな。
「あ、マスタ~まだいたの~やっぱり精子、口に出してく~?」
「だからださねぇよ!」
「フラれた~。マナミン、慰めて~」
「ヨシヨシ、ミミッキュちゃん。トモカズ、別に減るもんじゃ無いんだし、出して行ったら良いのに」
「いや、母親がそんなこと言うんじゃねぇよ!」
「ミミッキュちゃん、ママもトモカズに振られちゃったわ」
「ヨシヨシ、マナミン。マスタ~、酷すぎだよ~」
「もうええわ!」
こんな幸せなやり取りに温かい食事に温かい寝床、ホッとする家か。
ずっと続けば良いのにな。
いや、そのために今は女神に協力してるフリをして、魔王の元に辿り着かないとな。
「御主人様、ハメツデスグロットに向かわずに寄り道をするのですか?」
「あぁ、魔物の街へな」
「あそこはおやめください!貧困町で、殺しや盗みも横行しています。とにかく何でもアリな街なんです。どうしてそこに行かれるのです?」
「この街には四天王であるガイルの娘とリードの娘がいるんだよなぁ。酷い病で。魔物だろうと治してあげられるよなステラ?」
「どうでしょう完全な魔族ですと。聖女の私が近づくだけで蒸発してしまうかと」
「あっそ。ステラでも無理か。病を治してくれたらとっておきのお仕置きをしてあげようかなと思ったのになぁ」
「やります!やらせていただきます!女神の使徒様からの御褒美のためならば。グヘヘ」
こうして俺たちは、次なら行き先の前に少し寄り道をしていくことにするのだった。
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