261 / 311
終章 この世界の守護者
これは予想外だわ
しおりを挟む
当初は操り人形かと思ったが俺と対話したいと言い出すとは、操られるだけの人形ではなかったと言うことか。
ならこちらも話し合いに応じよう。
「話し合う前に、そこに転がっている奴は、良いのか?」
「デーモンロードのことをすっかり忘れてたよアリシアお姉ちゃん!どうしよう?」
「え、そうね(私が魔素をたっぷりと送り込んで闇に染め上げたのに、まさかここまで使えないなんて。私はデモンちゃんと幸せに暮らせれば、どうでも良いのだけれど)」
はぁ。
こんな時でも己の身の心配か。
見たところ身重そうだし、何も言わないが。
「おーい!お前、生きてるか?」
「う、うーん。あれ、僕は一体何を?はっ!?貴様は、魔王様とアリシア様がもっとも警戒しているテイマー!僕が成敗してやる!」
おいおい、嘘だろ。
いきなり剣を振りかぶるとか。
ここは冷静に短剣でガードだ。
「んな!?僕の闇剣《ダークソード》を受け止められるなんて!」
コイツも厨二病かーい!
何で、いちいち必殺チックに自分の技を紹介するんだよ!
現実は魔王が勇者の必殺技の発動まで待つことなんてねぇぞ。
というか、剣に重みがない。
まるで空っぽのまま勢いに任せて振りかぶってきたみたいな感じだな。
冷静に弾いて、お腹に一撃、蹴りを喰らわせとくか。
「カハッ。魔王様、アリシア様、申し訳」
「いやいや、今ので気絶すんのかーい!弱すぎだろコイツ?」
「チッ(あのままデーモンロードが殺してくれれば、厄介な相手が1人減ったというのにホント使えないコマね。デモンちゃん、人間は欲深い生き物だから絶対に裏切るんだから騙されちゃダメよ)」
「(アリシアお姉ちゃんは、僕のことが好きすぎて、心配性だなぁ。大丈夫だよ。彼は嘘を付かない。僕は、アリシアお姉ちゃんとの幸せのために彼のことを信じてみようって思ったんだ。ここは任せといてよ)」
「嘘」
「どうしたんだ?」
「いえ、こちらの話ですからお気になさいませんことよ(いつからテレパシーが使えるようになったのデモンちゃん!)」
「(うーん。アリシアお姉ちゃんが心で何を考えてるか知りたくなったから練習したんだよね~。それにしても僕のためとはいえ、大事な部下にあんな言い方は良くないよ。きちんと謝って)」
「(ごめんなさい)」
「(僕にじゃなくて、デーモンロードのことをちゃんと後で労ってあげてね。デーモンロードが僕たちの盾になって時間を稼いでくれたから死なずにいるんだからね)」
「(デモンちゃんに言われると弱いわ。わかったわ。後できちんと労うから許して)」
「(わかってくれたのなら良いよ)」
表情からしか読み取れないが、デモンとアリシアとの間でなんか話してたみたいだな。
俺が支配淫紋の皆んなと話したりできるのと似たようなものかな。
にしてもアリシアが途中から青ざめてタジタジになってたのを見ると完全に操り人形ってわけでもないわけか。
寧ろ、アリシアはデモンのことしか見えてないショタコンってやつなのかもな。
「おーい?生きてるか?いきなり剣を振られたから思わず蹴っちまった。すまない」
「はっ!?僕は何を!貴様は、魔王様とアリシア様が警戒しているテイマー!?俺の魔剣《マジックソード》を喰らえ!」
このくだり、もう一回必要かな?
ハァ。
「やめよデーモンロード!その者は、我の客人ぞ!」
「はっ!魔王様!」
攻撃体制からいきなり忠誠モードに切り替えた!?
「し、失礼しました。魔王様との客人とも知らずに。僕はこれで」
「何処に行くデーモンロード?そちには、我とこの客人との間で取り交わされる約束事の証人として、この場に居てもらうぞ」
「ははぁ!」
帰ろうとしてからの見事なまでのスライディング土下座!?
いや、何コイツめちゃおもろいんだけど!
俺のモノにできないかなぁ。
いや、男だし無理か。
適応能力、無くてもいけるんだっけ?
いや、流石にあの駄女神でも修正してるだろ。
素直に諦めるか。
って、仮面が転がってる!?
ていうことは素顔を。
「デーモンロード、どうしたのですその長い髪は?」
「アリシア様、何を言って?僕の髪は短髪」
ブロンドの髪を触って、驚きに満ちるデーモンロード。
「えっ?えっ?何?何?コレ?」
「デーモンロードよ。お前、いつから自分の姿を見ていない?」
「はっ魔王様に御報告申し上げます!ウォリアーとウィザードが帰ってきてからですので、約1ヶ月となります!」
「流石に臭うよねアリシアお姉ちゃん?」
「デーモンロード、私たちのために苦労をかけましたね。一度、湯浴みをして、他に変わりがないか確認して来るのです(デモンちゃん、女性に臭うなんて失礼ですよ。というか何でブレイブが性転換してるの!?い、意味がわからないんだけどーーーー!)」
「アリシア様の命とあらば!直ぐに湯浴みをして参ります!それでは!」
「う、うん。僕もそれが良いと思うよ。ごめんね臭うなんて失礼だったよね?」
「いえ!魔王様の御前で、不快な匂いを嗅がせてしまいましたことお詫び致します!」
頭と手が綺麗な三角形になる完璧な土下座!
ここで、世の男性が帰った時に部屋に迎え入れられる際に、聞きたい言葉に選ばれるお風呂にするご飯にするそれとも私にするをこの状態で言われたら間違いなく君にするって言っちゃいそうなほど完璧な土下座だ!
「テイマー殿」
「俺の前はトモカズ。皆には色々と呼ばれているが気軽にトモで構わない」
「そ、それではトモ殿。我の大事な近衛が戻ってくるまで暫しお待ちいただいても構わないだろうか?」
「あ、あぁ」
それにしても臭うって言うほど臭かったかなぁ?
俺は、良い匂いだと思ったけどなぁ。
というかブロンドの髪が似合う素敵な女性だったなぁ。
まぁ、アレだけデモンに対して忠誠心が高いから俺のモノにはできないだろうけど。
こうして、俺はデーモンロードが戻ってくるまで、この場で待つのだった。
ならこちらも話し合いに応じよう。
「話し合う前に、そこに転がっている奴は、良いのか?」
「デーモンロードのことをすっかり忘れてたよアリシアお姉ちゃん!どうしよう?」
「え、そうね(私が魔素をたっぷりと送り込んで闇に染め上げたのに、まさかここまで使えないなんて。私はデモンちゃんと幸せに暮らせれば、どうでも良いのだけれど)」
はぁ。
こんな時でも己の身の心配か。
見たところ身重そうだし、何も言わないが。
「おーい!お前、生きてるか?」
「う、うーん。あれ、僕は一体何を?はっ!?貴様は、魔王様とアリシア様がもっとも警戒しているテイマー!僕が成敗してやる!」
おいおい、嘘だろ。
いきなり剣を振りかぶるとか。
ここは冷静に短剣でガードだ。
「んな!?僕の闇剣《ダークソード》を受け止められるなんて!」
コイツも厨二病かーい!
何で、いちいち必殺チックに自分の技を紹介するんだよ!
現実は魔王が勇者の必殺技の発動まで待つことなんてねぇぞ。
というか、剣に重みがない。
まるで空っぽのまま勢いに任せて振りかぶってきたみたいな感じだな。
冷静に弾いて、お腹に一撃、蹴りを喰らわせとくか。
「カハッ。魔王様、アリシア様、申し訳」
「いやいや、今ので気絶すんのかーい!弱すぎだろコイツ?」
「チッ(あのままデーモンロードが殺してくれれば、厄介な相手が1人減ったというのにホント使えないコマね。デモンちゃん、人間は欲深い生き物だから絶対に裏切るんだから騙されちゃダメよ)」
「(アリシアお姉ちゃんは、僕のことが好きすぎて、心配性だなぁ。大丈夫だよ。彼は嘘を付かない。僕は、アリシアお姉ちゃんとの幸せのために彼のことを信じてみようって思ったんだ。ここは任せといてよ)」
「嘘」
「どうしたんだ?」
「いえ、こちらの話ですからお気になさいませんことよ(いつからテレパシーが使えるようになったのデモンちゃん!)」
「(うーん。アリシアお姉ちゃんが心で何を考えてるか知りたくなったから練習したんだよね~。それにしても僕のためとはいえ、大事な部下にあんな言い方は良くないよ。きちんと謝って)」
「(ごめんなさい)」
「(僕にじゃなくて、デーモンロードのことをちゃんと後で労ってあげてね。デーモンロードが僕たちの盾になって時間を稼いでくれたから死なずにいるんだからね)」
「(デモンちゃんに言われると弱いわ。わかったわ。後できちんと労うから許して)」
「(わかってくれたのなら良いよ)」
表情からしか読み取れないが、デモンとアリシアとの間でなんか話してたみたいだな。
俺が支配淫紋の皆んなと話したりできるのと似たようなものかな。
にしてもアリシアが途中から青ざめてタジタジになってたのを見ると完全に操り人形ってわけでもないわけか。
寧ろ、アリシアはデモンのことしか見えてないショタコンってやつなのかもな。
「おーい?生きてるか?いきなり剣を振られたから思わず蹴っちまった。すまない」
「はっ!?僕は何を!貴様は、魔王様とアリシア様が警戒しているテイマー!?俺の魔剣《マジックソード》を喰らえ!」
このくだり、もう一回必要かな?
ハァ。
「やめよデーモンロード!その者は、我の客人ぞ!」
「はっ!魔王様!」
攻撃体制からいきなり忠誠モードに切り替えた!?
「し、失礼しました。魔王様との客人とも知らずに。僕はこれで」
「何処に行くデーモンロード?そちには、我とこの客人との間で取り交わされる約束事の証人として、この場に居てもらうぞ」
「ははぁ!」
帰ろうとしてからの見事なまでのスライディング土下座!?
いや、何コイツめちゃおもろいんだけど!
俺のモノにできないかなぁ。
いや、男だし無理か。
適応能力、無くてもいけるんだっけ?
いや、流石にあの駄女神でも修正してるだろ。
素直に諦めるか。
って、仮面が転がってる!?
ていうことは素顔を。
「デーモンロード、どうしたのですその長い髪は?」
「アリシア様、何を言って?僕の髪は短髪」
ブロンドの髪を触って、驚きに満ちるデーモンロード。
「えっ?えっ?何?何?コレ?」
「デーモンロードよ。お前、いつから自分の姿を見ていない?」
「はっ魔王様に御報告申し上げます!ウォリアーとウィザードが帰ってきてからですので、約1ヶ月となります!」
「流石に臭うよねアリシアお姉ちゃん?」
「デーモンロード、私たちのために苦労をかけましたね。一度、湯浴みをして、他に変わりがないか確認して来るのです(デモンちゃん、女性に臭うなんて失礼ですよ。というか何でブレイブが性転換してるの!?い、意味がわからないんだけどーーーー!)」
「アリシア様の命とあらば!直ぐに湯浴みをして参ります!それでは!」
「う、うん。僕もそれが良いと思うよ。ごめんね臭うなんて失礼だったよね?」
「いえ!魔王様の御前で、不快な匂いを嗅がせてしまいましたことお詫び致します!」
頭と手が綺麗な三角形になる完璧な土下座!
ここで、世の男性が帰った時に部屋に迎え入れられる際に、聞きたい言葉に選ばれるお風呂にするご飯にするそれとも私にするをこの状態で言われたら間違いなく君にするって言っちゃいそうなほど完璧な土下座だ!
「テイマー殿」
「俺の前はトモカズ。皆には色々と呼ばれているが気軽にトモで構わない」
「そ、それではトモ殿。我の大事な近衛が戻ってくるまで暫しお待ちいただいても構わないだろうか?」
「あ、あぁ」
それにしても臭うって言うほど臭かったかなぁ?
俺は、良い匂いだと思ったけどなぁ。
というかブロンドの髪が似合う素敵な女性だったなぁ。
まぁ、アレだけデモンに対して忠誠心が高いから俺のモノにはできないだろうけど。
こうして、俺はデーモンロードが戻ってくるまで、この場で待つのだった。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる