転生したらオープニングで滅ぼされる村の子供?でした➖現代知識とゲーム知識とエッチな知識を駆使して生き残りたいと思います➖

揚惇命

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終章 この世界の守護者

双方の約束事

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 戻ってきたデーモンロードちゃんは、再び仮面を深く被って、顔を覆い隠していた。
 ちぇっ、せっかく可愛い顔に綺麗なブロンド髪なんだから隠さなくて良いのに。

「魔王様とアリシア様にお見苦しい姿をお見せしてしまい申し訳ありません!もう大丈夫です!」

「う、うむ。では、トモ殿と今後について話し合いを」

「えぇ。それは良かったわ、、、とはならないわよ!ブレイブ!貴方、いつから女になっていたのよ!」

「わ、わかりません。その、トイレも座ってしていたものですから」

「でも!そこに普通にあるモノが無いのだから気付くでしょう!」

「あ、はい。不甲斐なく思います」

「心当たりはないのよね?」

「はい。あぁぁぁぁ!!!」

 一際大きな声を出すデーモンロードちゃんにデモンもアリシアも驚き飛び退いていた。

「と、突然。大きな声を出さないでよ。びっくりしたじゃんか」

 威厳ある声で話していたデモンもすっかり子供口調になっている。

「いきなり大きな声を出さないで胎教に悪いでしょう!」

 いや、驚くのも胎教に悪いのなら怒るのも胎教に悪い気はするのだが。

「す、すみません。魔王様とアリシア様を驚かせてしまうなんて」

 ここで俺がようやく口を挟む。

「その。何か心当たりがあったんですよね?それを話してもらっても?」

「はっ!魔王様のお客人様」

「申し遅れましたが俺の名前は、トモカズと言います」

「し、失礼しましたトモカズ様」

「それで、心当たりは何ですか?」

「その数日前に変な女が襲撃してきまして、手を出されたのが僕だけでしたので、報告することは無かったんですがその時に、魂が掴まれて2つに分かたれる感覚がありました」

「それがあのもう1人のブレイブの存在ね。出涸らしとか言われてたけど。本当にそのようね。全て、あのブレイブに持って行かれたんでしょ。全く、使えないわね」

「あ、アリシアお姉ちゃん、こ、声に出てる」

「う、うぅ」

「なーかした。なーかした。アリシアがなーかした」

 不意に浮かんできた言葉を口にすると、俺に続いて、ナイアたちも囃し立てる。

「う、煩いわね。あ、謝れば良いんでしょ。ご、ごめんなさいね」

「いえ、確かに全くお役に立てませんでした。こんな僕はもう必要ないでしょう。潔くここを立ち去り」

「ちょーっと待った!」

 俺の大声にまたもデモンとアリシアが驚き飛び退いていた。

「と、トモ殿、驚いたじゃん!」

「何度も大声を出して、胎教に悪いって言ってるでしょうが!」

 俺はデーモンロードの前に跪き、手を取って口付けする。
 デーモンロードは、俺の行動に疑問を浮かべ、俺の名前を呼ぶことしかできなかった。

「と、トモカズ様?」

「デーモンロード、君は素敵な女性だ。良ければ俺のハーレムに加わらないか?」

「ちょ、ちょっと貴方、敵の目の前で勧誘とか正気なの?」

 アリシアの言葉に俺は毅然とした態度で答える。

「本気だが。アリシアだったか?君にはもう必要ないのだろう?だったら俺が貰っても構わないよな?」

「そ、それとこれとは話が」

「アリシアお姉ちゃん、ここは僕に任せて。ゴホン。トモ殿とは、末長く付き合っていきたいと考えている。デーモンロードは、大事な部下だ。お互いの不可侵を約束し政略結婚で良ければ認めよう」

「何だ。そんなことで良いなら全然結ぶぞ。寧ろ、俺の目的は侵略とかじゃねぇしな。殺そうとしてくる奴には抗うけど。そちらから手を出してこない限りは、約束するよ」

「良かろう。ということでデーモンロードよ。我とアリシアのためトモ殿に誠心誠意尽くすように」

「はっ!魔王様の御命令とあらば!」

 政略結婚か。
 まぁ、ここは飲んでおいて、俺色に染まれば良いよな。
 料理を覚えてもらって、裸エプロンで俺が外から帰ってきたら迎えてもらって、お風呂にする?ご飯にする?それとも私?これを是非、言わせたい!
 ぐふふ。
 数々の女を堕としてきたこのチン坊で、デーモンロードちゃんも俺色に染め上げてやるぜ。
 ぐふふ。

「では、お互いの条件について詰めようでは無いかトモ殿」

「承知した」

「こちらからは、デーモンロードを貴殿に輿入れさせるにいたって、先程の条件ともう一つ」

 飲んだ後に増やすとかずるくない。
 ぐぬぬ。
 でも、あんな完璧な土下座ができて、敬語を覚えさせたら、男のロマンとも言えるあの状況が目の前にあるなら掴みたいのが俺という人間だ。

「話を聞こう」

「フッ。我はデーモンロードに感謝せねばならんな。お陰で、圧倒的にこちらが格下であるにも関わらず貴殿と互角に対話できるのだからな」

「感謝するのは、こちらの方です魔王様!魔王様とアリシア様が居なければ今頃僕は」

「好きでもない相手に女とわかった途端に嫁がせること心苦しく思う」

「いえ、魔王様とアリシア様の幸せのためのお役に立てるのでしたら喜んで、トモカズ様にお仕え致します」

「感謝する。ではトモ殿、こちらが出す二つ目の約束事だが、共に奴らと戦ってもらいたい」

 なんだ。
 そんなことか。
 もっと、ヤバいのを要求されるかと思ってた。
 アイツらと戦うのは既定路線だし、デモンたちも戦ってくれるなら多少なりとも戦力にはなるだろう。
 乗らない手は無いな。

「構いませんよ。ですがこちらから協力するにあたって1つ、この脆弱な城の防衛設備を全て見直します。今回は向こうもデモン殿とアリシアだけと踏んで、個の力で押し切ろうとしてきましたが、俺たちがこちらに付いたのは、先程の戦で向こうもわかってるでしょう。今度は、軍と軍によるぶつかり合いになります。簡単に突破された今のこの城では、あまりにも脆弱すぎます。改造する許可をいただきたい」

「そんなこと、飲めるはずがないでしょう!城をいじくり回して、私たちを殺すつもりかもしれないじゃない!」

「あ、アリシアお姉ちゃん。ちょっと落ち着いて。ここは僕に全て任せて。僕はアリシアお姉ちゃんがそばに居てくれる幸せを守りたいんだ」

「で、デモンちゃん♡」

「ゴホン。妻が暴言を吐いたこと失礼した。我が側で変なことをせぬように監視しても良いのなら許可しよう」

 へぇ。
 デモンは、アリシアのことが大好きなんだな。
 わかったよ。
 改造って言ったって、簡単に城の中にまで攻め込まれないようにするだけだし。
 ここが爆発する仕掛けなんて仕込まなくてもこっちには、今やチート第二号となった何処でも転移できるメリルがいるしな。
 俺がこの城を攻め落とすならそれこそ内部にいきなりワープできるし、何か仕込む必要なんて何もない。

「あぁ。別に構わない。なら今から改造するにあたって、超頼りになる助っ人を呼んでくるので、待っててくれよな!」

 俺はそう言うとメリルの前に行って、濃厚なキスをする。

「んぐっ♡トモしゃま♡直ぐにワープしますぅ♡」

 どうやら、俺の膵液ですら精液に変化できるらしく充電の完了したメリルと共に消えて一瞬で、頼りになる助っ人こと親父を連れて戻ってくるのだった。
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