『アンダーワールド・続編』冥王VS人間~魑魅魍魎の戦が今始まる~

八雲翔

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続編2 北支部の戦い

生きやすさとは

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「ここは大したことなかったよ。問題は次だね」

「という事で次の地区は、

俺と牧野君と坂下さんで除去します」

新田と向井の会話に、

「そんなに酷いの? 」

牧野が親子丼から顔をあげて、

箸を銜えたまま嫌そうな表情を見せた。

「ここから確認しても真っ黒ですからね。

それと少し気になる地域でもあるので」

向井はそう言ってみんなが食べてるものを見た。

早紀とアンは苺や桃、林檎などが入ったフルーツパフェを食べ、

残りの者は食事をとっている。

「それは何ですか? 」

牧野がご飯と一緒に食べているものを見て聞いた。

「これはラーメンバーガー。

焼きラーメンで肉が挟んであるの。美味しいよ」

「俺は鶏の釜めしにしようかな」

黒谷達が食べているのを見て新田が言い、

「そうですね。美味しそうだ」

向井と一緒にカウンターへ注文を取りに行った。


「捨て地に戻るとホッとするね」

新田はトレイを手に戻ってくると言った。

「黒地は悪霊だらけですからね」

向井も小さく息を吐くとトレイをテーブルに乗せた。

「なぁ~黒地に日本人ているの? 」

牧野が丼をかっ込みながら皆の顔を見た。

「正確には何人いるのか俺にもよく分かりません」

向井が頂きますと言って釜めしを食べはじめた。

「ここまで日本人が減ってるのに日本なの? 」

「ん………」

向井は唇を真一文字に結ぶと、

「早紀ちゃん、タブレットある? 」

「あるよ」

早紀から渡されたタブレットから画像を見せた。

テーブルに置かれたその映像を皆がのぞく。

「げっ? 」

牧野がつぶやいた後、他の者も不愉快な顔になり、

椅子の背にもたれて天井を見上げた。

「これ…どういうこと? 」

黒谷も驚いた様子で画面を見入る。

黒地の勢力地図のようなものが視界に飛び込んで来た。

「要するに黒地は日本人のなりすましが多く、

更には移民受け入れで人種も増えたでしょう。

移民人口による侵略が出来上がってるんです。

論客が多くなった背景には、

世界的に見てもグローバリズムがあります。

更には犯罪によって生まれた子供の数も多くて、

それさえも日本人が悪いと言われています。

日本政府が発表したのが、

特別ベビーボックスを創設しましたですよ。

性犯罪によって生まれた子供の為の施設があるので、

安心してくださいです。狂ってるでしょう」

日本地図にはそれぞれの国の旗が土地に明記されており、

日本の国は現在捨て地と黒地の上区と特別区のみ。

そこも一部の海外資本が入っているので、

黒地から日本が消えているわけである。

向井は画像をスクロールしながら説明する。
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