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続編 怨霊塚
北の都 新たな問題
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「黒地民は殆どがデジタル脳なんで、
簡単に洗脳されちゃうんだよ」
倉田が腰に手を当て疲れたように話した。
「なぁ、田口達もデジタル脳だろ」
「まぁそうなんだけど、
AIを使いこなせてないんじゃないの。
それでもデジタル依存症の議員ばかりよ。
国会でもスマートゴーグルかけてるでしょ」
トリアの話に牧野が大きく頷いた。
「ねえ、なんで捨て地に入らないの?
捨て地支持してるなら入れるんじゃないの? 」
弥生が不思議そうに聞いた。
「捨て地支持してるものは既に移住してるし、
この薄曇りを見ても恐らく、
状況を見ている国民が多いんだと思います」
向井が言った。
「優勢な方に付きたいんでしょう。
黒地にいて捨て地と共存と叫びながら、
いつでも翻せる状態でいたいんですよ。
だから怖くて捨て地に入れないんでしょうね」
「汚ぇな」
「汚くても生き延びるすべとして、
政界でも裏取引してるでしょう。
人間である以上、
そういう考えを持つものもいると言う事ですよ」
佐久間も笑顔で牧野の肩を優しく叩いた。
「そういえば、
向こうのターミナル付近に発行所がありましたけど、
あれは何ですか? 」
向井が聞くと、
「あぁ、リトルカントリーに入るには発行所で、
何か問題があっても国は関知しないと言う書類に、
サインが必要になったんだよ」
カランが言った。
「どうしても向こうのスキー場と温泉地に行きたいらしくて、
危険を伴うと言っても気にしない国民が多くなって、
阿川が発行所を設置させたの」
「何かあったの? 」
トリアが奥の土地を見ながら言った。
「行方不明事件と暴行事件もあって、
大騒ぎだったんだよ。
あそこは私有地で入れないし、奥には軍事基地らしきもんもあるらしい」
「えっ? 」
向井達が驚いた。
「リフトから見た観光客がいて、
SNSに基地を許していいのかって書き込みがあってさ。
すぐに消されたけど、
一定数の人間がその発信を見てるから、
動画にもあげて北の都では騒動が治まるのにも時間がかかったんだよ」
「それで捨て地支持が出来たんですね」
向井が納得いったというように倉田を見た。
「この国は冥王が結界張って爆撃も受けない土地にしただろう。
でも、移民受け入れを長い事推進してきて、
既にリトルカントリーが黒地には相当数ある。
ネットでの悪口は得意でも、
戦争となったら無理でしょう。
内から攻撃受けたら国民は皆殺しだよ」
倉田の話に黒谷が言った、
【捨て地のバリアが消えたら皆殺しにされる】
その言葉を向井は思い出していた。
「そうですね。ただ、ものは考えようで、
彼らは背水の陣でもあります。
海に囲まれて、バリアもあるので、
ここに捨て地としての結界を完成させれば、
真実の壁を通り抜けなければ、船以外では本州に入れなくなります」
向井は安心させるように笑みを浮かべると皆の顔を見た。
その笑顔にホッとしたのか、
「そうだよね。
いざとなったら捨て地にしちゃえばいいんだ」
キャトルが腕を組みうんうんと頷いた。
「では、ここに結界を張りましょう」
向井は怨霊塚を確認した。
簡単に洗脳されちゃうんだよ」
倉田が腰に手を当て疲れたように話した。
「なぁ、田口達もデジタル脳だろ」
「まぁそうなんだけど、
AIを使いこなせてないんじゃないの。
それでもデジタル依存症の議員ばかりよ。
国会でもスマートゴーグルかけてるでしょ」
トリアの話に牧野が大きく頷いた。
「ねえ、なんで捨て地に入らないの?
捨て地支持してるなら入れるんじゃないの? 」
弥生が不思議そうに聞いた。
「捨て地支持してるものは既に移住してるし、
この薄曇りを見ても恐らく、
状況を見ている国民が多いんだと思います」
向井が言った。
「優勢な方に付きたいんでしょう。
黒地にいて捨て地と共存と叫びながら、
いつでも翻せる状態でいたいんですよ。
だから怖くて捨て地に入れないんでしょうね」
「汚ぇな」
「汚くても生き延びるすべとして、
政界でも裏取引してるでしょう。
人間である以上、
そういう考えを持つものもいると言う事ですよ」
佐久間も笑顔で牧野の肩を優しく叩いた。
「そういえば、
向こうのターミナル付近に発行所がありましたけど、
あれは何ですか? 」
向井が聞くと、
「あぁ、リトルカントリーに入るには発行所で、
何か問題があっても国は関知しないと言う書類に、
サインが必要になったんだよ」
カランが言った。
「どうしても向こうのスキー場と温泉地に行きたいらしくて、
危険を伴うと言っても気にしない国民が多くなって、
阿川が発行所を設置させたの」
「何かあったの? 」
トリアが奥の土地を見ながら言った。
「行方不明事件と暴行事件もあって、
大騒ぎだったんだよ。
あそこは私有地で入れないし、奥には軍事基地らしきもんもあるらしい」
「えっ? 」
向井達が驚いた。
「リフトから見た観光客がいて、
SNSに基地を許していいのかって書き込みがあってさ。
すぐに消されたけど、
一定数の人間がその発信を見てるから、
動画にもあげて北の都では騒動が治まるのにも時間がかかったんだよ」
「それで捨て地支持が出来たんですね」
向井が納得いったというように倉田を見た。
「この国は冥王が結界張って爆撃も受けない土地にしただろう。
でも、移民受け入れを長い事推進してきて、
既にリトルカントリーが黒地には相当数ある。
ネットでの悪口は得意でも、
戦争となったら無理でしょう。
内から攻撃受けたら国民は皆殺しだよ」
倉田の話に黒谷が言った、
【捨て地のバリアが消えたら皆殺しにされる】
その言葉を向井は思い出していた。
「そうですね。ただ、ものは考えようで、
彼らは背水の陣でもあります。
海に囲まれて、バリアもあるので、
ここに捨て地としての結界を完成させれば、
真実の壁を通り抜けなければ、船以外では本州に入れなくなります」
向井は安心させるように笑みを浮かべると皆の顔を見た。
その笑顔にホッとしたのか、
「そうだよね。
いざとなったら捨て地にしちゃえばいいんだ」
キャトルが腕を組みうんうんと頷いた。
「では、ここに結界を張りましょう」
向井は怨霊塚を確認した。
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