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第二章
ゴブリンマスター?
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「うわー、沢山居るねー」
ベルがそう言った。
やはり、異常事態らしい。
ほんと、俺って厄災に取り憑かれ出るのかな…
「ええ。いつものゴブリン大侵略より数が多い気もしますが…」
うん。やっぱ運が悪いことは確定事項みたいだ。
そういえば前世でも運が無かった気がする。
しかし、どうやって戦おう。
そう考えていると、バルたちが武器を取り出して構えた。
今にも走り…ってやべーだろ。
「おい!作戦とか決まってるのかよ!」
「「「へ?」」」
しばしの沈黙。気不味くて縮こまっていると、バルから説明が入った。
「魔物とは不規則な生物です。策略や事前対策は到底出来たものじゃありません。なので、基本的に戦いながら動きを考えるんです」
バル、分かりやすい説明ありがとう。
本当にバルは思慮深いというか…現代ならきっとかなり高いIQとか出るんだろうとか色々と考えてしまう。
「あと、少しだけゴブリンの知識を教えます。ゴブリンは基本的に集団で行動しません。然し、こういう場合は別です。背後にも気を付けてください。あと、ゴブリンは比較的目と鼻がいいです。…これぐらいですかね。」
バル、本当にグッジョブ。
さて、軽く緊張もほぐれたし戦ってみますか。
俺達は縄で崖を降りる。
しかし、底はゴブリンたちが沢山居る。
幸い、まだ気づかれてないが、こんな所をどうするというのだろう。
そう思っていると、崖の上にいたベルがジャンプして飛び降りた。
10メートルの崖をだ。
そして、どうしたかと言うと、ゴブリンにダイブ。
真下にいたゴブリンと、その周りのゴブリンを衝撃波で倒し、更にパニックになったゴブリンも数体倒し、大きな空白が出来た。
そこに急いで縄を伝って行く。
正直展開が急過ぎて先が見えない。
あ、忘れてたけどゴブリンの死体はアイテムストレージに保存すれば良いんじゃないだろうか。
そう思ってアイテムストレージに入れてみる。
シュオン、という音がしたと共にゴブリンの死体が吸い込まれる。
「どうやったの?ねえ、どうやったのそれ!」
バルにスキルだと伝えたら了解してくれた。
物分りが早いっていいね。
そうしていると、周りのゴブリン達も少しずつ近づいてくる。
するとファルンが
「このまま前に向かって順番に狩る!
ここは私とバルに任せて!」
どうやら俺はベルについて行けということらしい。
ま、俺が仕事をするのはボス級からだな。
なにせ、俺が持ってきた物だとこんな大量に狩れる訳ない。
結局、自分は戦闘はベルに任せて少しはみ出して来たゴブリンを数体塩酸で倒してみた位だ。
塩酸は10リットルで2万円だった。というか、モンスターに危害を加えられるほど濃いと考えられる塩酸は10リットル単位でしか売ってなかった。
これで俺が持ってた金は残り2000円だ。
ベルは塩酸を嗅いで気絶しそうになってたから、塩酸の刺激臭は極力嗅がせないようにした。
因みにベルの戦い方はただひたすら剣で切ってる。
今言う事じゃないが、かなり切れ味が悪そうだ。
全然切れてない。
「おかしいよー、ゴブリンが剣を使ってるー」
ベルはそう言うがゴブリンは剣を使わないのか?
一度確認してみると、しっかりした武器を使うゴブリンはまず見た事が無いという。
仕方ない。
ベルには鼻を塞いでもらって俺は塩酸をぶち撒ける。
…あ、ちゃんと体に掛からないようにしたよ?
これが思いの外良かったようで、大量のゴブリンが叫び声を上げながら絶命した。
「すごい…あんなに手強かったのに…」
あ、一応訂正しとくけど俺は勇者じゃないからね?
そして人の口調が変わるほど凄いことをした実感がない。
そしていくらか経つと何故かゴブリンが攻撃しなくなった。
おかしい、と思いつつゴブリン達を倒しているとゴブリン達が一斉に谷の両端に寄り、まるで道を開けるかのように佇んでいた。
なにか来る…そう思って俺とベルは武器を構える。
ただ、俺の武器は塩酸なので、自然と実験しているような見た目になってしまっているが…
そして、武器を構えていると奴は来た。
十数メートルは有るであろう体躯。
どす黒い肌。
一振りで家が壊せそうな巨大な両手剣。
これがゴブリンマスターか聞こうとすると、ベルは震えて言った。
「あれはゴブリンマスターなんかではありません…ゴブリンマスターの進化した姿…シーゴブリンです。」
後で聞いたことだが、シーゴブリンは最初海から現れ、街を破壊していったので、海から現れた厄災ということでシーゴブリンという名称なんだそう。
しかし、どうしようか。
俺は手の内をすべて出さなければ負けると思い…なけなしの鑑定をする。
______________________________
シーゴブリンLv45/50
基礎ステータス
HP450 MP45
筋力150 防御50
魔防60
(スキルによる補正無し)
スキル 毒無効Lv10
_____________
…勝てる気がしないんですが。
一応ベルがスレスレで避けたりして少しなら行動する時間はあるが…それも本当に時間の問題だ。
「倒す方法を早く考え下さい!」
ベルからそう言われる。
いや、考えてるんだよ?
しかもかなりしっかりと。
でも、それだけじゃ駄目なんだ。
考えろ。考えろ。何か対抗策はないか…
頭に一つの会話が浮かんだ。
『ゴブリンは目と鼻がいいんです』
バルとの会話だ。
これが成功するかは分からない。
ただ、調べ無いと俺もここで死ぬ。
だから俺は最後の二千円で
大量のアンモニア水を買う。
そしてそれをシーゴブリンの顔めがけてぶち撒ける。
鼻を突くような強い臭いがする。
はっきり言って臭い。
でも、もう慣れたもんだ。
シーゴブリンは少し固まったあと、
幼い子供ように叫び喚き出した。
こっちに来たベルも臭いに気づくとシーゴブリンの様にもがいている。
ゴメンな。
ベルにまで気が回らなかった。
これは咄嗟の思いつきだが、かなり良かったようだ。少し、匂いが落ち着く頃には
シーゴブリン、ついでにベルも完全に伸されていた。
そして俺はシーゴブリンの首を斬る。
かなりデカイし、巨木の丸太でも切ってるような感じだ。
大体丸一時間掛けて全て切り終わった。
切り終わってアイテムストレージに収納するとファルンとバルが来た。
シーゴブリンを倒したと言うと、
とても驚いていたが、アンモニア水の匂いを嗅がせると納得していた。
この世界にはここまで臭いものは無いみたいだ。
この世界にシュールストレミング持ってきたらどうなるんだろう。
…王国滅亡でもしそうだな。
なんて冗談を考える余裕もできた頃、
ギルドから手伝いを任された人が数人やって来た。
「あれ、ゴブリンマスターはいたのか?」
「ゴブリンマスターはねー、いなかったけどねー」
「なんだそれなら…」
「シーゴブリンがいたよー」
「……へ?悪い。もう一度」
「シーゴブリンがいたんだよー」
「誰が倒し…いや、どこに行ったんだ!早く見つけな…」
「この人が倒したんだよー」
「ねえ、ちょっと君…ギルドまでいいかな?」
「は?」
復活したベルの口調が戻ってる。
そんなことを考えていてぼーっとしてたらギルドに連行されました。
ベルがそう言った。
やはり、異常事態らしい。
ほんと、俺って厄災に取り憑かれ出るのかな…
「ええ。いつものゴブリン大侵略より数が多い気もしますが…」
うん。やっぱ運が悪いことは確定事項みたいだ。
そういえば前世でも運が無かった気がする。
しかし、どうやって戦おう。
そう考えていると、バルたちが武器を取り出して構えた。
今にも走り…ってやべーだろ。
「おい!作戦とか決まってるのかよ!」
「「「へ?」」」
しばしの沈黙。気不味くて縮こまっていると、バルから説明が入った。
「魔物とは不規則な生物です。策略や事前対策は到底出来たものじゃありません。なので、基本的に戦いながら動きを考えるんです」
バル、分かりやすい説明ありがとう。
本当にバルは思慮深いというか…現代ならきっとかなり高いIQとか出るんだろうとか色々と考えてしまう。
「あと、少しだけゴブリンの知識を教えます。ゴブリンは基本的に集団で行動しません。然し、こういう場合は別です。背後にも気を付けてください。あと、ゴブリンは比較的目と鼻がいいです。…これぐらいですかね。」
バル、本当にグッジョブ。
さて、軽く緊張もほぐれたし戦ってみますか。
俺達は縄で崖を降りる。
しかし、底はゴブリンたちが沢山居る。
幸い、まだ気づかれてないが、こんな所をどうするというのだろう。
そう思っていると、崖の上にいたベルがジャンプして飛び降りた。
10メートルの崖をだ。
そして、どうしたかと言うと、ゴブリンにダイブ。
真下にいたゴブリンと、その周りのゴブリンを衝撃波で倒し、更にパニックになったゴブリンも数体倒し、大きな空白が出来た。
そこに急いで縄を伝って行く。
正直展開が急過ぎて先が見えない。
あ、忘れてたけどゴブリンの死体はアイテムストレージに保存すれば良いんじゃないだろうか。
そう思ってアイテムストレージに入れてみる。
シュオン、という音がしたと共にゴブリンの死体が吸い込まれる。
「どうやったの?ねえ、どうやったのそれ!」
バルにスキルだと伝えたら了解してくれた。
物分りが早いっていいね。
そうしていると、周りのゴブリン達も少しずつ近づいてくる。
するとファルンが
「このまま前に向かって順番に狩る!
ここは私とバルに任せて!」
どうやら俺はベルについて行けということらしい。
ま、俺が仕事をするのはボス級からだな。
なにせ、俺が持ってきた物だとこんな大量に狩れる訳ない。
結局、自分は戦闘はベルに任せて少しはみ出して来たゴブリンを数体塩酸で倒してみた位だ。
塩酸は10リットルで2万円だった。というか、モンスターに危害を加えられるほど濃いと考えられる塩酸は10リットル単位でしか売ってなかった。
これで俺が持ってた金は残り2000円だ。
ベルは塩酸を嗅いで気絶しそうになってたから、塩酸の刺激臭は極力嗅がせないようにした。
因みにベルの戦い方はただひたすら剣で切ってる。
今言う事じゃないが、かなり切れ味が悪そうだ。
全然切れてない。
「おかしいよー、ゴブリンが剣を使ってるー」
ベルはそう言うがゴブリンは剣を使わないのか?
一度確認してみると、しっかりした武器を使うゴブリンはまず見た事が無いという。
仕方ない。
ベルには鼻を塞いでもらって俺は塩酸をぶち撒ける。
…あ、ちゃんと体に掛からないようにしたよ?
これが思いの外良かったようで、大量のゴブリンが叫び声を上げながら絶命した。
「すごい…あんなに手強かったのに…」
あ、一応訂正しとくけど俺は勇者じゃないからね?
そして人の口調が変わるほど凄いことをした実感がない。
そしていくらか経つと何故かゴブリンが攻撃しなくなった。
おかしい、と思いつつゴブリン達を倒しているとゴブリン達が一斉に谷の両端に寄り、まるで道を開けるかのように佇んでいた。
なにか来る…そう思って俺とベルは武器を構える。
ただ、俺の武器は塩酸なので、自然と実験しているような見た目になってしまっているが…
そして、武器を構えていると奴は来た。
十数メートルは有るであろう体躯。
どす黒い肌。
一振りで家が壊せそうな巨大な両手剣。
これがゴブリンマスターか聞こうとすると、ベルは震えて言った。
「あれはゴブリンマスターなんかではありません…ゴブリンマスターの進化した姿…シーゴブリンです。」
後で聞いたことだが、シーゴブリンは最初海から現れ、街を破壊していったので、海から現れた厄災ということでシーゴブリンという名称なんだそう。
しかし、どうしようか。
俺は手の内をすべて出さなければ負けると思い…なけなしの鑑定をする。
______________________________
シーゴブリンLv45/50
基礎ステータス
HP450 MP45
筋力150 防御50
魔防60
(スキルによる補正無し)
スキル 毒無効Lv10
_____________
…勝てる気がしないんですが。
一応ベルがスレスレで避けたりして少しなら行動する時間はあるが…それも本当に時間の問題だ。
「倒す方法を早く考え下さい!」
ベルからそう言われる。
いや、考えてるんだよ?
しかもかなりしっかりと。
でも、それだけじゃ駄目なんだ。
考えろ。考えろ。何か対抗策はないか…
頭に一つの会話が浮かんだ。
『ゴブリンは目と鼻がいいんです』
バルとの会話だ。
これが成功するかは分からない。
ただ、調べ無いと俺もここで死ぬ。
だから俺は最後の二千円で
大量のアンモニア水を買う。
そしてそれをシーゴブリンの顔めがけてぶち撒ける。
鼻を突くような強い臭いがする。
はっきり言って臭い。
でも、もう慣れたもんだ。
シーゴブリンは少し固まったあと、
幼い子供ように叫び喚き出した。
こっちに来たベルも臭いに気づくとシーゴブリンの様にもがいている。
ゴメンな。
ベルにまで気が回らなかった。
これは咄嗟の思いつきだが、かなり良かったようだ。少し、匂いが落ち着く頃には
シーゴブリン、ついでにベルも完全に伸されていた。
そして俺はシーゴブリンの首を斬る。
かなりデカイし、巨木の丸太でも切ってるような感じだ。
大体丸一時間掛けて全て切り終わった。
切り終わってアイテムストレージに収納するとファルンとバルが来た。
シーゴブリンを倒したと言うと、
とても驚いていたが、アンモニア水の匂いを嗅がせると納得していた。
この世界にはここまで臭いものは無いみたいだ。
この世界にシュールストレミング持ってきたらどうなるんだろう。
…王国滅亡でもしそうだな。
なんて冗談を考える余裕もできた頃、
ギルドから手伝いを任された人が数人やって来た。
「あれ、ゴブリンマスターはいたのか?」
「ゴブリンマスターはねー、いなかったけどねー」
「なんだそれなら…」
「シーゴブリンがいたよー」
「……へ?悪い。もう一度」
「シーゴブリンがいたんだよー」
「誰が倒し…いや、どこに行ったんだ!早く見つけな…」
「この人が倒したんだよー」
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