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第二章
はじめてのギルドクエストⅡ
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昨日は大変だった。
なにせ、地球の科学知識がどこまで通じるか分からないのだからもう大変だ。
丸々一晩徹夜する羽目になった。
そうした実験の結果、俺は地球と科学法則はだいたい一緒だと考えた。
なので俺のファルンから貰ったギルド公式の支給ポーチの中身は今劇薬で溢れている。
勿論流出事故対策はしてある。
ただ、本題はモンスターにも効くかだが…
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
コンコン、とドアのノックオンが響く。
誰かな、とドアを開けようとするとドアが勝手に開いた。
ファルンだ。
「準備はできてるかしら?」
「ああ、大丈夫だよ」
「じゃ、今から行くわよ」
そう言って呪文を唱え始め…
何やってるんだ?
そうしたら一瞬ファルンの下に青い魔法陣みたいなものが出てきたかと思うと、
この世界に来た時と同じ様に白い光に包まれて…それが徐々に消えたかと思うとなんの変哲も無い山の中だった。
そして、周りを見ると昨日いた2人も揃っている。
「何処なんだ、ここ」
「あ、ごめん。話して無かったね。これは私がLv50になった時に手に入れたスキルなんだけど、テレポートって言って何処にでも移動できるの。ただし、魔法のテレポートとは違って決めた場所に好きなメンバーを好きなだけ集める事もできるのよ」
そう、少しだけ自慢気に言う。
なるほど。レベルが上がるとスキルが手に入ることもあるのか。
しかし、便利だな。
「じゃ、早速クエスト始めるよ!」
「「「了解!」」」
そうして自分達はこれから始まる悪夢も知らず、ゴブリンの巣窟に出掛けるのだった。
探索開始から二時間が経った。
未だにゴブリンは居ない。
しかし、ファルンが教えてくれたゴブリンの足跡はしっかりと有るからこの近くに要るのは間違いないのだろう。
…おかしい。何かがおかしい。
「なんかさー変だねー。前にー来た時はこんな感じじゃ無かったのにねー」
ベルがそう言った。
やはり、これはおかしい事らしい。
…ん?…何か聞こえたな。
精神が張り詰め過ぎてるだけかもしれないけど、こういう事もちゃんと調べて置かないと。
「ちょっとあっちから変な音がしたから行って来るよ」
「分かったわ。…それ、調べ終わったらちょっと休まない?」
俺は以外と平気だったけど、さすがにファルンにはキツかったようだ。
「了解」
俺は音がした方向に行く。
すると、10メートル位の谷があるのが確認できた。
そして、その谷の下の方を覗くと…
大量の人型、緑色の生物が行進していた。
俺は、危険を感じ、咄嗟にみんなの元に駆け戻る。
息を切らして戻ってきた俺に、呑気に魔法瓶の中身のお茶を飲んでいる皆が驚く。
…魔法瓶は本当に魔法が使われているが…
「大変だ。何か人型で、緑色の生物が大量に蠢いている。」
「それってこんなのか?」
そう言って、これまでほぼ無口だったバルがバックに入れていた本を俺に見せる。
そこには俺が見たものと全く同じ風景が写っていた。
「それだよ。だけどどうし…」
「ゴブリン大侵略です」
…いかにもヤバそうな名前なんだけど?
「ゴブリンのリーダー、ゴブリンマスター以上のランクのゴブリンが生まれると、周囲のゴブリンを集め都市への侵攻を始めます。普通はありえない、都市の存亡に関わる大問題です」
ヤバかったよ。
二度あることは三度あるって言うけどそういう感じ?
え、もしそうならコレって俺のせい?
「まあ良いです。ギルドへ連絡はしましたから、街への進行は最小限にしてくれるはずです。」
「なら問題な…」
「いえ、ゴブリンマスターがいる限りゴブリンの数が増え続けるので、ゴブリンマスターを私達で叩きに行きます」
ですよねー。
しかし、いつもは無口なバルがここまで饒舌だったとは。
話さなければいけない時以外話さないって感じの人かな?
いけない。そんなこと考えてる場合じゃない。
ゴブリンの所へ行くぞ。
《クエスト変更》
ゴブリンの巣の討伐
↓
ゴブリン大侵略の停止
なにせ、地球の科学知識がどこまで通じるか分からないのだからもう大変だ。
丸々一晩徹夜する羽目になった。
そうした実験の結果、俺は地球と科学法則はだいたい一緒だと考えた。
なので俺のファルンから貰ったギルド公式の支給ポーチの中身は今劇薬で溢れている。
勿論流出事故対策はしてある。
ただ、本題はモンスターにも効くかだが…
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
コンコン、とドアのノックオンが響く。
誰かな、とドアを開けようとするとドアが勝手に開いた。
ファルンだ。
「準備はできてるかしら?」
「ああ、大丈夫だよ」
「じゃ、今から行くわよ」
そう言って呪文を唱え始め…
何やってるんだ?
そうしたら一瞬ファルンの下に青い魔法陣みたいなものが出てきたかと思うと、
この世界に来た時と同じ様に白い光に包まれて…それが徐々に消えたかと思うとなんの変哲も無い山の中だった。
そして、周りを見ると昨日いた2人も揃っている。
「何処なんだ、ここ」
「あ、ごめん。話して無かったね。これは私がLv50になった時に手に入れたスキルなんだけど、テレポートって言って何処にでも移動できるの。ただし、魔法のテレポートとは違って決めた場所に好きなメンバーを好きなだけ集める事もできるのよ」
そう、少しだけ自慢気に言う。
なるほど。レベルが上がるとスキルが手に入ることもあるのか。
しかし、便利だな。
「じゃ、早速クエスト始めるよ!」
「「「了解!」」」
そうして自分達はこれから始まる悪夢も知らず、ゴブリンの巣窟に出掛けるのだった。
探索開始から二時間が経った。
未だにゴブリンは居ない。
しかし、ファルンが教えてくれたゴブリンの足跡はしっかりと有るからこの近くに要るのは間違いないのだろう。
…おかしい。何かがおかしい。
「なんかさー変だねー。前にー来た時はこんな感じじゃ無かったのにねー」
ベルがそう言った。
やはり、これはおかしい事らしい。
…ん?…何か聞こえたな。
精神が張り詰め過ぎてるだけかもしれないけど、こういう事もちゃんと調べて置かないと。
「ちょっとあっちから変な音がしたから行って来るよ」
「分かったわ。…それ、調べ終わったらちょっと休まない?」
俺は以外と平気だったけど、さすがにファルンにはキツかったようだ。
「了解」
俺は音がした方向に行く。
すると、10メートル位の谷があるのが確認できた。
そして、その谷の下の方を覗くと…
大量の人型、緑色の生物が行進していた。
俺は、危険を感じ、咄嗟にみんなの元に駆け戻る。
息を切らして戻ってきた俺に、呑気に魔法瓶の中身のお茶を飲んでいる皆が驚く。
…魔法瓶は本当に魔法が使われているが…
「大変だ。何か人型で、緑色の生物が大量に蠢いている。」
「それってこんなのか?」
そう言って、これまでほぼ無口だったバルがバックに入れていた本を俺に見せる。
そこには俺が見たものと全く同じ風景が写っていた。
「それだよ。だけどどうし…」
「ゴブリン大侵略です」
…いかにもヤバそうな名前なんだけど?
「ゴブリンのリーダー、ゴブリンマスター以上のランクのゴブリンが生まれると、周囲のゴブリンを集め都市への侵攻を始めます。普通はありえない、都市の存亡に関わる大問題です」
ヤバかったよ。
二度あることは三度あるって言うけどそういう感じ?
え、もしそうならコレって俺のせい?
「まあ良いです。ギルドへ連絡はしましたから、街への進行は最小限にしてくれるはずです。」
「なら問題な…」
「いえ、ゴブリンマスターがいる限りゴブリンの数が増え続けるので、ゴブリンマスターを私達で叩きに行きます」
ですよねー。
しかし、いつもは無口なバルがここまで饒舌だったとは。
話さなければいけない時以外話さないって感じの人かな?
いけない。そんなこと考えてる場合じゃない。
ゴブリンの所へ行くぞ。
《クエスト変更》
ゴブリンの巣の討伐
↓
ゴブリン大侵略の停止
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