永久レベル1の科学鍛冶師 〜最悪の運でも知識でゴミスキルを上手に使って無双します〜

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第二章

はじめてのギルドクエスト Ⅰ

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 ギルドクエスト。通称『ギルクエ』。
 それは、お使い程度の物から凶悪なモンスター退治まで様々な問題をギルドに登録しているパーティーに報酬を出して頼むものである。

 そして俺は今、ギルドにいる。
 ギルドはとても大きく広く、綺麗だ。
 それはギルドがどれだけ巨大な組織かが示されているのであろう。

「あ、きたきたー。この人が自分たちのパーティに入ってくれる人ー?そっかー。私はベルファニクル。ベルでいいよー。よろしくね~」

 …猫耳だ。猫耳だ!猫耳だ!
 なんとそこには猫耳の女がいた。
 自分のしてみたい事の1つ、猫耳娘を見る、が叶ってしまった。
 一回友達がその話をしてて気になってたんだよね。
 ほんと来てみて良かった。
「私はバルラケニル。バルでいいよ。」

 と思ったのもつかの間。
 犬耳がいた!犬耳だよ。
 なんでこんなことが起きるんだ!
 俺がかなり興奮していると、
「私もファルンでいいです!!」

 横からファルンが飛び出してきた。
 ファルンさん。一応王女なんだからもっとちゃんとして。
「もう1人のねー、リンちゃんはねー今日は眠いから休むって~」

 適当だなおい。

「あ、そうなのね。分かったわ」

 これは、今までもとよくあった事なのかもしれない。

「で、頼んで置いたクエストは?」

 ファルンがそう言うとベルが一枚の紙を取り出す。
 そこには日本語でゴブリンの巣の討伐と書かれていた。
 そう言えば、なんで全部日本語なんだろう。
 女神様効果なのかな。
 だとしたらほんと感謝だ。

「うん。これで良いけど…レベル高くない?」

「そうかな~人数も増えたし大丈夫だと思うよ~」

 俺を戦闘の頭数に入れないでくれませんかね。
 しっかし困ったもんだ。
 このチームで戦闘となるとどうなるか分からない。
「じゃ、また明日、18刻にここ集合ね」

「分かったよー」

「了解。」

「おい、今からやるんじゃねえのか?」

 俺はいきなり解散し始めた皆を見てビビった。
 あれ、今すぐって言ってたのは?

「本当に陽和ねえ、何も知らないの?頼み事をやってくれる人が居たらそれを本人に伝えるのが仲介する人の役目じゃないの?だから伝える為にクエストの発注から一日間を開けるの。で、クエストの発注はみんながクエスト内容を理解したほうがいいでしょう?だからみんなで集まるの」

 そりゃそうか。
 今までゲームとかでは発注したら即クエスト開始だったからそれが普通かと思ってた。
 予想より色んな物のレベルが高かったりする。
 ギルドまでの道のりも、王女様用の馬車だったからよくわかんなかったけど、かなり中世っぽかった。
 でも、ルールとかは現代の法律並みにしっかりしている。
 やっぱ異世界侮っちゃ駄目だな。

「じゃ、改めて、明日集合ね。」

  ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 その後、俺は一日が36刻だと知り、昼集合なら夜考えられると明日の準備をする為に部屋に引きこもるのだった。
「まずアイテムストレージは終始使えるけど…アイテム購入に実用性を見いだせないんだよなぁ…」
 俺はネットサーフィンの感覚でアイテム購入の説明欄を見る。
 そこにはかなり強そうなアイテムの数々。
 聖剣や、伝説の魔術師の魔導書、現代で言うとミサイルなどがある。
 一見、かなり使えるスキルだが、一つ欠点があり、やはり強いものは高い。
 自分には王様に支給された金貨20枚…一枚100万だというので、かなり強い銃等が買えると思ったが、やはり価格が現代と同じ訳なはず無く聖剣18本セットとハンドガンを価格が並んでいたりする。
 ただ、自分は聖剣が18本もあった所でどうしようもないと思うが。
 そんな訳で、色々と調べていた。


 そして、俺はふと手を止める。
 現代では劇物…そう言われている品々がここにはあった。
 何故か子供のお小遣いで買えるくらい安価とは言えないが、少なくとも中高生なら変える金額でそこには売られていた。
 俺にはその金額設定の理由は分からないが、
今の俺が唯一使えるまともな武器…そんな気がした。

 
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