初恋だったお兄様から好きだと言われ失恋した私の出会いがあるまでの日

クロユキ

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失恋してからの

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昼休みになって私はパティと一緒に外に出て話しをしていた。
「セレナ…皆の話し本当なの?カミーユ様が婚約したって……」
「……うん、本当だよ…」
「でも……セレナは…カミーユ様の事を……」
パティが戸惑っているのが分かった…私がカミーユお兄様を好きだと知っているから……
「……本当は、昨日学園を休んだのはお兄様から婚約をする話しを聞いたからなの…」
「えっ!?じゃあ…」
「……家へ帰ってずっと泣いてた…お父様とお母様が心配して私の側に居てくれた…ごめんね…こんな事で学園を休んで…」
パティは私の手を握り締めて歩く足を止めて泣いていた。
「うっ……」
「えっ!?パティ…」
「酷いよ……カミーユ様…セレナの気持ちを知っていたんでしょう?」
「……うん…でもお兄様は私の事は本当は妹のように一緒に居てくれたと思うから…もう…お兄様とは一緒に登校する事も勉強を教えて貰う訳にはいかないから…」
「セレナ…」
パティは私の為に泣いてくれた。
「セレナ!」
私は、自分を呼ぶ声に振り向くとカミーユお兄様が走って私達の側に来た。
「お兄様……」
パティの顔は驚いた顔でお兄様を見ていた…さっきまでお兄様の話しをしていたから……
「はぁ、良かった。学園に来ていたんだね…セレナを迎えに行ったんだ」
「えっ!?迎えに…」
「君は、先に学園へ行ってしまったとおじさんから言われたんだ」
「お父様が…」
「ごめんだけど、セレナと二人で話しがしたいんだ」
「カミーユ様!?」
パティは、お兄様に怒っているのが分かった。
「…パティ、私は大丈夫だから…」
「……分かった…離れで待ってる」
「うん…ごめんね」
私はパティの手をキュッと力を入れて手を離した。
「……お兄様、話しは何?」
「えっ…あ、ああ……」
笑顔を向けない私はもう以前の様に笑う事が出来ないと思った。



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