死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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焦り③

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戸惑いながらロベルトはウェンディと一緒に食事の部屋へ入った。
食卓では先に食事を済ませ紅茶を飲むレイラの姿を見てロベルトは手に汗が滲むのを感じた。
「……お、おはよう……レイラ…」
レイラは手に持っていたカップを小皿に置き二人一緒に入った姿を見て笑みを見せた。
「おはようございます。旦那様、ウェンディ」
「あ、ああ…」
レイラの笑顔を見たロベルトは安堵してウェンディも笑顔をレイラに見せていた。
「おはよう、お姉様」
「おはよう、ウェンディ…今日は、遅かったわね」
「そ、そう?朝からお腹が空いたわ」
「……」
いつもと変わらない笑顔を見せるウェンディをレイラはじっと見ていた。
「旦那様、怪我の痛みはどうですか?」
「えっ!?あ、ああ…昨日より痛みはそんなに感じないよ…」
「良かったです。お仕事にはいつが宜しいですか?」
「えっ…あ…二、三日は休みたいと思っているんだ…」
ロベルトは、城内へ行くのが気まずかった。
グレッドの他に仲間の騎士数名がウェンディとの噂の話しをしていると思うと行けなかった。
「分かりました。私がお休みをお伝えします」
「えっ!?城内へ行くのか?」
「はい、旦那様のお休みをお伝えしなくては成りませんから…」
ロベルトは、戸惑った。
もし、レイラが城内へ行きグレッドと騎士に会えば自分とウェンディの事を言われるかもしれない…と、ロベルトは戸惑いレイラに声を掛けた。
「あ…き、君がわざわざ行かなくていい…メイドに言伝てよう」
「……メイドにですか?」
「ああ、俺が休んでいる時は一緒に居て欲しい」
「……」
笑顔を見せるロベルトにレイラも笑みを見せた。
「分かりました。メイドに言伝てをお願いします」
「そうしてくれ」
「お兄様がお休みなら三人でお散歩しない?」
「そうだな…だが別邸の庭は小さい両親が居る屋敷の庭園へ行くのはどうだ?屋敷が側に建っているが両親に会っていないからな…」
「お兄様の屋敷へ!?行きたいわ」
「レイラ、久しぶりに俺の両親に会ってくれないか?」
「…ええ、私もお義父様とお義母様に挨拶をしたいと思っていました」
「よし、決まりだな」
「私は、メイドにお話しをして来ます」
「ああ、頼む」
レイラは、食卓を離れロベルトとウェンディを残し食事の部屋を出た。
「ねえ、どうしてお姉様を城へ行くのを止めたの?もしかしたら私の寝服お姉様が持っているかもしれないじゃない」
「えっ!?まさか、それなら俺達を問い詰めるはずだ…部屋に戻って探してみるよ…」
ロベルトは、レイラが部屋に居たなら自分達を見ているはずだと
ゾッと寒気を感じたロベルトは、今日はレイラと一緒に過ごす事を決めた。





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