死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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思い出の場所へ

「ママ!」
「パパ!」
子供の声を聞きながらレイラは目を細め夫婦と思う男女が二人の子供を抱っこして歩いていた。
色んな声を聞きながらレイラは公園のベンチに座っていた。
待ち合わせ時間にはまだ早かったが、最初で最後の思い出の場所を見ていたかった。
「レイラ様」
聞き慣れた声に顔を向けレイラは笑顔を見せていた。
「……グレッド様…」
彼の名前を後何回呼べるだろうか…レイラは、目頭が熱くなるのを我慢して笑顔を向けた。
「お忙しいのにお呼びしてすみません…」
「いえ、交替の時間が早く終わりましたから…着替えをと思いましたがこのまま騎士服で来ましたが……」
「私は、グレッド様の騎士服の姿は好きです」
「えっ!?あ……ロベルトと同じです…」
「…騎士服は同じでも着る人は違います……」
「……」
グレッドは、いつもと違うレイラに戸惑った。
「……何かあったのですか?」
「一緒に歩きませんか?あの時は、一緒に歩く事が出来ませんでしたから……」
グレッドは、いつもと違うレイラに戸惑いながらも隣に立ち一緒に歩いた。
「迷子の女の子を覚えていますか?」
「はい、俺も驚きましたがレイラ様がもっと驚いたと思います」
「くすっ…子供って案外重いのに驚きました…小さい体なのに抱っこをしていると甘いお菓子の匂いがして…柔らかくて…子供から「ママ」と言われた時は嬉しく思いました…」
「……」
真っ直ぐ前を見て微笑むレイラの顔を見てグレッドは手を握り締めていた。
「……レイラ様…お話ししなければならない事があります…」
「…旦那様の怪我の事ですか?」
「あ……それもありますが……」
「……私、夫のロベルトと別れる事にしたのです……」
「えっ!?」
グレッドは、レイラからロベルトと別れる話しを聞き驚いていた。






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