死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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最後の夫婦として④

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「貴方が話しをする全てが嘘に聞こえるわ…私と初めて会った日を覚えていますか?」
「……レイラと初めて会った日…ああ、覚えているよ取られたカバンを取り返しレイラに渡したんだ…俺達は、その日運命な出会いをしたんだ…」
ロベルトは、レイラに犯人を捕らえカバンを取り返した話しを戸惑った笑みで話しをした。
「……カバンを取り返したのは貴方ではないでしょう?」
「え!?……な、何を言って……」
「犯人を捕らえてカバンを取り返したのはグレッド様なんでしょう?貴方は、グレッド様からカバンを受け取り私に渡しただけだった…私がカバンを取り返してくれたのでしょう怪我は有りませんか…と貴方に話しをしたわ…貴方は、自分が犯人を取り押さえ怪我は無いと言っていた…でも怪我をしたのはグレッド様だと知ったわ……カバンを取り返してくれたのも……」
「……あ、あの時は、君が俺に声をかけて…違うとは言えなかった…ご、ごめん…グレッドの怪我もかすり傷だったから……」
「かすり傷でもグレッド様は、怪我をしたのよそれなのに貴方大丈夫と私に言って……」
レイラは、涙を溜めてロベルトに険しい顔で声を上げた…自分の思い違いで結婚をしてもこれは運命だと…ロベルトと結婚をして良かったと……
「…レ…レイラ……」
「……私達は…終わったの……」
「!」
カチャとレイラの手には、棚の上に置いていたロベルトの剣を両手で持っのを見たロベルトは驚いた顔をしていた。
「な…何をして…レイラ、危ないから離すんだ!」
「……剣って…意外と軽いのね……」
スッとレイラは手に持った剣を鞘から抜きカタンと鞘を床に落とした。
「レ、レイラ!」
「……」
ロベルトは、動揺していた…いつもならロベルトは体術には自信はあった…だが、今のロベルトは動けなかった……レイラから刺されても自分のせいだと思う気持ちとこの場から逃げ出したい死にたくない…今のロベルトは戸惑い動揺と混乱していた。
「……レ……レイラ……危ないからその剣を離すんだ…悪かった…本当にウェンディとは会わない…だから…もう一度俺を信じて欲しい……」
ロベルトはレイラに頭を下げ顔を上げた時自分の前に立つレイラを見上げて驚き真っ青になった。
「……レイラ……」
じっと見下ろして見るレイラにロベルトは手に持っ剣を見て目を閉じた。
自分のせいでレイラを苦しめた…ロベルトは死を覚悟した。
「……さようなら……旦那様……」





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