死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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死に戻っても…

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「あの…今日は、お時間はありますか?」
「はい…これといった用は有りませんので……」
「せっかく来て下さいましたのですから…後でお茶を一緒に良いですか?」
「俺で良かったら……」
私は、グレッド様をお茶に誘った…嬉しくて、嬉しくて…以前の私だったら誘うのを躊躇っていた。
「グレッド様のお仕事は街の中を見て回っているのですか?」
「はい、交替で騎士二人で見て回っています」
「騎士の仕事も大変ですね…盗難に迷子の子供の保護をして……」
私は、以前のグレッド様に同じ話しをしていた。
「迷子の子供の保護の事も知っていたのですか?」
「あ…こ、公園で見たものですから……騎士の方が迷子になりました女の子を抱っこしていましたから……」
その騎士は、貴方ですと…言いたかった…
「そうでしたか…その騎士は子供が好きだったのですね、騎士の中でも子供に戸惑う騎士もいますから」
「……グレッド様は…結婚は……」
「えっ!?」
「あっ、す、すみません…こんな事を聞いて……」
私は、気になっていた…結婚をする前に戻った私はグレッド様に婚約者がいたら…結婚をしていたら…好きな人がいたらと気にはなっていたけれど聞くのが怖かった。
「結婚はしていません…婚約者もまだなんです」
「……そ、そうですか……」
私は、グレッド様が婚約者も結婚もしていないと聞いてホッと安心した。
「自分では結婚はまだ考えてはいませんが…両親が縁談の話しをするので近い内に相手の方と会うかもしれません…」
「えっ!?」
私は、一瞬目の前が真っ暗になった。
「……え……縁談を……受け……」
「自分の中では…縁談でなく自分で捜したいと思っているのですが……騎士の仕事をしていると捜すのは無理かと……」
「……うっ……」
「レイラ様?」
「……ご…ごめんなさい……泣くつもりは……ごめんなさい……」
私は、グレッド様の前で涙を流した……死に戻っても必ずグレッド様と一緒になるとは限らないから……
グレッド様と一緒にお茶をと思っていたけれど気分が悪くなったとグレッド様に断り別れた……屋敷へ戻った私は泣き続けていた。



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