死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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いつも一人だったあの頃

「綺麗ですね、実を言うと女性と一緒に庭園を歩くのはレイラ様が初めてなんです」
「えっ!?」
私は、驚いた声を出してしまった。
「驚きますか?」
「え、ええ…驚きました。」
「花に興味が無い訳ではありませんが…以前も話しをしたと思います。騎士の仕事をしていますと出会いが無いのもありますが…まだ、結婚の事は考えてもいませんでしたから自宅の庭園も子供の頃両親と歩いただけでした」
「……」
「そんなに意外でしたか?」
「えっ!?あ…す、すみません…ボーっとしてました…はい、グレッド様…素敵な方なのに驚いてしまって…でも、嬉しいです私が初めてと言ってくれて……私も庭園を一緒に歩くのはグレッド様が初めてなんです…」
「…俺が初めてですか?ロベルトは…あ、以前の話しをしても……」
グレッド様は、ロベルトの名前を出して戸惑っているのが分かった。
「……私、夫だったロベルトと二人で庭園を歩いた事が無いんです…側には妹のウェンディがいましたから……」
「あ……」
グレッド様は、妹が一緒だったと聞いて気付いたのだと思った。
「…式を挙げて披露宴がありました時から二人は惹かれ合っていたと思います…仕事で屋敷へ居ない夫の代わりに妹を屋敷へ呼びました…結婚をしたばかりの私は寂しくて妹を呼びました…それが二人を深い関係になるなんて思っていませんでした…三人で街へ行っても庭園へ一緒に歩いてもいつも私は一人でした…」
「レイラ様…」
「今ではどうでもいい話しになってしまいました…」
私は、まるで遠い昔の話しをしているみたいで私達は歩いていた。




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