死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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時の流れは早いもの

夫婦になってから妹のウェンディが結婚式を挙げた。
「おめでとう、ウェンディ」
「ありがとうお姉様」
私は、初めて妹が式を挙げるのを見た…二度と見る事はないと思っていたから……ロベルトもあの日助けてくれた日から一度も姿を見る事はなかった。
「ウェンディ、皆に挨拶に行こう」
「ええ、お姉様またね」
「ええ…」
妹の隣にはロベルトでない人と妹は結婚をした。
どうして貴方は妹の側から消えたの?私の夫だった貴方は妹をあんなに愛していたのに…だから時間が巻き戻ったここでも貴方は妹に好意を寄せていた。
「どうした?レイラ」
「…旦那様……」
今の私の隣にはグレッドがいる
「…とうとう…あの人が姿を見せる事がなかったと妹を見ていました…」
「…そうだな…今でも俺達はロベルトを捜している…騎士仲間もアイツが戻るのを待っているんだ…時々だが騎士に礼を言う街人がいると聞いた。
仲間はロベルトがまだこの街にいると言っているが何故本人が姿を見せないのか分からないでいる……」
「……」
グレッドは私に彼はこの街に居る事を話してくれた。
妹の結婚式が終わり私は彼の子を身籠った。
「本当か!?子供が…俺達の子供が出来たのか?」
「ええ、旦那様」
「ありがとう…ありがとう…レイラ…」
「ふふっ、貴方でも泣く事があるのね」
「ハハハ、俺も父親になるんだ」
夫のグレッドは涙を流して喜んでくれた…初めての子を身籠り私も涙を流した。
私は、男の子の赤ちゃんを出産した。
その二年後に女の子の赤ちゃんを出産して私達は幸せだった。
月日が流れ私は彼の存在を忘れたように名前を出す事が無くなった…夫も忙しい日が続き彼の名前を出す事が少なくなっていた。
二人の子供が大きくなり結婚、子育てと忙しく私達に孫にも恵まれた。
「孫がこんなに可愛いとは思わなかった」
「本当ね」
私と夫は四十歳過ぎていた…時が進むのがこんなに早いなんて思わなかった。





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