真面目で裏切らない夫を信じていた私

クロユキ

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報告と謝罪

上司から呼び出されたアルフォートは戸惑いがあった。
「……奥さんとは話しはしたのか?」
「えっ!?あ、あの…妻と話しとは……」
「ミリア騎士との事だ」
「!」
「……この前のブローチの事でしたら誤解だとお話しをしました…」
「……」
じっと見る上司にアルフォートは(今度はなんだ?)と膝の上に置いた両手に汗が滲み出ていた。
「……お前とミリア騎士が街の宿に入ったのを見たと聞いた」
「えっ!!」
アルフォートは驚き目を見開いて上司を見た。
「宿の近くでミリア騎士が待っている所をお前の姿を見たそうだ……それは本当か?」
「……」
アルフォートは真っ青な顔になり手が震えるのを上司のカーソンは見て息を吐いた。
「…本当だったんだな……」
「っ……」
「ミリア騎士とは何も無い誤解だと言ったのも嘘なんだな」
「……」
「この話しは一部の者しか知らない…お前達の姿を見た事は他の騎士達には話していない」
「……っ」
「お前は、私に嘘の話しをした…それがお前のこれからの任務に関わって来るのを知っていただろう?」
「……も…申し訳御座いません……ど、どうかミリア騎士にはこの事は……罰は私一人で受けます……」
アルフォートは頭を下げミリアに宿で見られた話しをしないで欲しいとお願いをした。
「……いつからだ…」
「えっ……」
「いつからお前達は、私達を裏切り続けた…」
「裏切り……」
「私達騎士だけではない…妻のクレアさんをお前達二人は裏切った…いつからなんだ?」
妻を裏切り続けた…それを聞いたアルフォートは重い口を開いた。
「……か、彼女が…巡回へ来ました日に、私が彼女の指導を任されてから彼女と付き合うように…私は、両親や親族から縁談を薦められ…彼女を紹介する事が出来ないまま私は妻と出会いました…彼女は、私と別れる話しをしました…ですが、私は彼女と別れる事が出来ずに妻に隠れて彼女と会っていました……今まですみませんでした……」
アルフォートは、顔を上げる事が出来ずに上司に謝罪をした。





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