信じていました…

クロユキ

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信じていた人の裏切り⑪

「…ロ…ローラ……」
戸惑い動揺する夫は私が妻で無くなる理由をわかっていた。
ソファーに座っていた夫は腰を上げてベッドの側へとフラフラと歩いて夫は困った顔を私に見せていた。
「…ローラ……考え直してくれないだろうか…私は…君と別れたくはない…頼むローラ…別れるなんて言わないでくれ……なんでもする……行きたい場所があれば連れて行くから……ローラ…愛しているんだ……」
涙を流して床に頭を着けて夫が私に謝っていた…
「……お姉様にも愛していると言っていたんでしょう?」
「え…」
「お姉様…貴方の子供が欲しいと言っていたでしょう?良かったじゃない、私を気にせずに跡継ぎをお姉様に生んで貰えるのだから」
「ロ…ローラ……」
「…いつからお姉様と関係を持ったの?」
「え…」
「いつからなの!?」
私は床に腰を落として涙を流す夫に姉とはいつからの関係だったのか怒りで声を上げてしまった。
「……き、君と結婚して…数週間後から…兄さんが旅へ出て何ヵ月も帰らない時に…アリーヌが…寂しいからと…ここへ泊まった時に話しを聞いていた時にアリーヌと……」
「……私と結婚してから……」
私は真っ青になりベッドの上からでも倒れ込もうとした
「ローラ!?」
「触らないで!」
立ち上がって私の体を触ろうとした夫に私は泣いていた。
「う……ううっ……私は…何も知らず……一年も…貴方から裏切られていたのね……」
「ローラ……すまなかった…君を傷付けるつもりはなかったんだ…君を愛しているんだ…本当なんだ…信じて欲しい…君が私の側から居なくなるなんて……別れるなんて言わないでくれ…頼む…ローラ…もう…君を悲しませるような事はしないアリーヌとの関係も切る…だから……」
「……上の服を脱いで…」
「えっ!?」
「いいから、服を脱いで肌を見せてと言っているの」
「……わかった…」
夫は戸惑いながら服を脱ぎ上半身の肌を見せてくれた。
「…ローラ…何を……」
私は夫の胸元を見た…夢だと思った赤い痕は残っていた…そしてお腹にも二ヵ所赤い痕があった…明るいから良く見えた…薄く残る痕が何ヵ所もあった…そして首筋にも…私はこの体で何度も抱かれたのだと…悔しくて…憎くて…悲しくて…私の涙は流れ続けた…
「ああ……ああああ~~~っ……」
「ロ、ローラ!?」
「触らないで!お姉様に痕を残して貰った体なんて見たくないわ服を着てよ…」
「あ…」
夫は自分の肌を見て真っ青になる顔がわかった。
夫が服を着る間私はずっと泣いていた…





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