《完結》私が知らないと思ったの?

クロユキ

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家族会議が始まった④

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「私がどうして夫がおかしいと思ったのは夫の体からいつも同じ香水の匂いがしていたからなの」
「……あっ…」
彼女は私が香水と言った事に気が付いて大人しくなった。
「夫は香水は使わないのにいつも同じ香水の匂いがしていた…それはいつも仕入れ先から帰って来た時だけその香水の匂いはしていたの」
「……っ」
夫は私の話しを聞いて気まずくなったのか苦痛な顔をして私を見る事が出来なかった。
「貴女と初めてお店の中で会った時同じ香水の匂いがしていたわ…貴女、屋敷へも来ていたのでしょう?」
「えっ!?」
「どうして屋敷まで来ていたのかしら?何をしていたの?旦那様」
「えっ!?あ……それは……」
彼女が屋敷へ来ていたと聞いたお義父様が夫の方へ顔を向けていた。
「お前は屋敷にも入れていたのか?クラリスさんがいると言うのを知り…」
「と、父さん…クラリスは店へ仕事に行って留守で…」
「クラリスさんが店へ行ってお前は何をしていた」
「あ…」
「何をしていたと聞いている!」
お義父様は険しい顔を夫に向けていた…聞かなくても夫と彼女を見れば……
「お義父様、もういいです…二人に聞かなくても分かっていますから……」
「クラリスさん…」
「商品の事で話しがあるから彼女を屋敷へ入れたんでしょう?商売の事を何も知らない彼女を屋敷へ入れ執事に口止めをしたと聞いたわ」
「……っ」
「こ…っ……」
お義父様は、夫を叩くつもりでいたけれど手をギュッと握り締めて怒りを押さえるのを耐えているように見えた…ここでは親子喧嘩が出来ないから……





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