私は別に構いません

クロユキ

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心配?何故貴女がそれを言うの?

私の隣に座る旦那様を私は茫然とした顔で見ていた。
「俺にも紅茶を…」
「はい」
メイドの一人が戸惑うように旦那様に紅茶を注いでいた。
「…戻らないのですか?マリアンナさんが待っていますよ」
私は、わざとのように彼女の名前だけを言った。
「……すまない…君を一人にして……」
「いつもの事ですから気にしていません」
「うっ」
私に言われて旦那様の肩を落とす姿を見て私は紅茶を飲んでいた。
「私の事は良いですから、旦那様は行って下さい」
「……いや…俺が行っても……久しぶりに二人だけの時間なんだ…」
「……」
旦那様は沈んだ顔で私にボソッと声に出して言った。
「……まだ、好きなんですか?マリアンナさんの事…」
「なっ!?」
旦那様が驚いた顔で私を見て戸惑っていた。
「私は、マリアンナさんの事を旦那様から聞いて知っています…その事を知って貴方と結婚をしました…周りから見ればおかしいと思うでしょう…いつこの事が私の両親が知ってしまったらと思うと…」
「あ…す、すまない…君には迷惑を掛けて…ジルベルトが居ない時は俺に頼って来るから…その……」
旦那様は、言葉に詰まりなんて言えば良いのか戸惑っているのが隣に座る旦那様を見て分かっていた。
「……過保護過ぎなんです…旦那様は…突き放す事も大事ではありませんか?屋敷にはメイドや使用人が居るのです…旦那様も仕事があります途中で抜け出しては私も困りますから…」
「……わ、分かった…努力はしてみる……」
戸惑う旦那様を見て私は息を吐いた。
「フランク?待っていたのよ」
奥の道からマリアンナさんの声が聞こえ旦那様は座っていた席を立ち二人の側へと行った。
「悪い…ライラとお茶を飲んでいたんだ」
「そうだったの…来ないものだから心配したわ」
「ハハ、悪い」
私は目を見開いてマリアンナさんを見ていた。
「だから言っただろう?ライラさんと一緒に居るから気にする事はないと」
「ええ、そうね」
「……」
マリアンナさんは、旦那様が私の所へ行きまた自分の所へ戻って来ると思ったのだろうか…結婚をしても自分を見捨てる事は無いとそんな風に私は彼女から思うのは気のせいかしら…




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