幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ

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最低な元彼

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アンヌは、誰かを待つ男子を見てルシアンだとわかった。
「…ルシアン…君?」
ルシアンは、アンヌが歩いて来る姿を見て体を向けた。
「ルシアン君の帰る道こっちだった?」
「…君を待っていた…」
「私?」
アンヌは、歩く足を止めた。
「……ルナは、家から学校へ通っているのか?」
「……」
アンヌはやっぱりと言った顔を見せ腰に手をやった。
「聞いてどうするの?」
「どうするって…ルナと話しをする事も出来なかったから…今どんな生活をしているのか心配だった…」
「心配?今頃?」
「え…」
アンヌは、呆れた顔でルシアンに言った。
「ルナの事より自分の心配したら?今日のようにボーとしていたら卒業出来ないわよ、ただでさえ出席日数が足りないんじゃない?勉強で取り返さないと彼女から言われるわよ、一緒に卒業しないと婚約出来ないって」
「……」
「でも驚いた。休みの間婚約の約束していたなんて、呆れて笑ったわ」
「っ…」
笑みを見せるアンヌにルシアンは何も言い返せなかった。
「停学処分っていっても反省もなかったわね、彼女自分は悪くないって言うばかりで三週間の休みは何だったのって、皆呆れた顔で言っていたわよ」
「……」
「でも、ルシアン君がジェニファーさんと婚約して良かったわ」
「…良かった…?」
「あらっ、わからない?ルナも心置き無く彼氏を見つける事が出来るでしょう?」
「か…!?…あの話しは本当なのか?ルナが…気になる男子がいると……」
ルシアンは、アンヌに険しい顔を見せルナの事を聞いていた。
「なんでそんな恐い顔をしているの?ルナに彼氏がいても良いじゃない、そうさせたのはルシアン君あんたなんだから」
「!」
「あんたも、幼なじみの彼女と一緒になれて満足じゃない、なんで別れたルナが気になるの?彼女からまた言われるわよ」
「……っ」
「もしかして、ルナと別れても自分の事を想い続けて欲しいなんて馬鹿な事考えていたとか?」
「……」
「え!?もしかして、図星?ハハハハハハ…」
「な!?何もそんなに笑わなくて……」
ルシアンは、アンヌが言ったようにルナがまだ自分を好きでいてくれたらと…

「ふざけないでよ!ルナを馬鹿にするのもいい加減にして!!」

アンヌの怒鳴る声にルシアンは驚いた。




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