幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ

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ルナからの連絡③

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「……ン…」
「ルシアン!」
「は、はいっ!?」
授業中、ルシアンはぼんやりとして先生の声が聞こえなかった。
「はあ…」とため息を吐く教科の先生はルシアンの側に歩いて来た。
戸惑うルシアンを立たせ先生が話し出した。
「久しぶりの授業で頭に入らないと思うが、二人に今まで習った所をもう一度教えているんだ。」
「す、すみません…」
「授業に集中しなさい」
「はい…」
ルシアンは、先生に頭を下げると小さな声が聞こえた。
「いい迷惑だ…」
「……」
ボソッと声に出した教科の先生が自分に言ったのだとわかった。
隣で見ていたアンヌは、今のルシアンを見て昼休みにルナの話しをしたのを気にしているとわかった。
授業が終わり、担任の先生が教室へ入り帰りの会を終え今日の授業は終わった。
「ルシアン、ジェニファー…先生の所へ来なさい」
クラスの皆の視線がルシアンとジェニファーへと向けた。
「わかっていると思うが、下校も各自で帰るように…帰りは誰か迎えに来るのか?ジェニファー…」
「…母が迎えに…」
「ルシアンは?」
「…一人で帰ります…」
「そうか、気を付けて帰るんだぞ」
「はい…」
ジェニファーは、ルシアンと一緒に帰る事が出来ないと知り唇を尖らせた。二人の様子を見ていたアンヌは口元が緩くなった。
「先生」
ジェニファーの母親が教室まで迎えに来ていた。
まだ、教室に残っていた生徒はジェニファーの母親を見てヒソヒソと話しをする女子もいた。
「先生、ご迷惑をお掛け致します…娘を宜しくお願いします…」
「…こちらこそ宜しくお願いします…お母さんと気を付けて」
「はい…」
ジェニファーは、ルシアンをチラッと見て母親と一緒に帰った。
「お前も気を付けて帰るように…わかったな」
「はい…先生、さようなら」
「ああ、さようなら」
ルシアンも教室を出ると先生は皆に声をかけた。
「教室に残らず直ぐに帰りなさい」
ルシアンとジェニファーの件があり、教室には担任が残り生徒が全員帰る確認をするようにと職員会議で決まった。
「ねえ、アンヌ。ルナは遠い学校へ行ってるの?」
アンヌと一緒に帰る女子がルナの話しをしていた。
「私、遠い学校って言ったかな?」
「言っていないけど、荷馬車って言っていたからルナ遠い学校へ行っていると思った」
「…家から通う事が出来ないから親戚の家に住んで学校へ行っているの」
「え!?…知らなかった…」
女子は、ルナが親戚の家に住んでいると聞いただけでも驚いていた。
「じゃあね」
「また、明日」
アンヌは、女子と別れて一人で帰っていた。
歩いていると男子が立って誰かを待つ姿が見えた。
「……ルシアン…君!?」




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