幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ

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ルナからの連絡②

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「ルシアン君と別れたってルナから連絡あったわ」
アンヌが教室の中にいるクラスの生徒にルナがルシアンと別れた話しをした。
「ルナさんから連絡あったのか?」
ルシアンとジェニファーに声をかけていた男子二人が、後ろの席から声を上げたアンヌの方へ振り向いた。
「連絡があったっていうか、ルナが転校する前から言っていたけどね」
「転校する前から?じゃあ学校を休んでいた時からか?」
「そうよ」
ルシアンは、アンヌの話しを聞いて茫然としていた。
「でもルシアンに別れの話しはしていないんだろ?」
「…言えなかったと思うよ、学校も休んでいたから…このまま何も言わずにルシアン君と別れると言っていた」
アンヌは、じっとルシアンを見てルナが自分から別れたと話しをした。
「なんだ、そうかじゃあルシアンはルナさんからふられたんだ」
「ちょっと、ルシアンがルナさんをふったのよ。ふられたんじゃないわ」
「……」
ガタッとルシアンは座っていた椅子から離れ後ろへ歩き出した。
「ルシアン?」
「突っかかる彼女は好きじゃないかもな」
「何よそれ」
ジェニファーの側を離れたルシアンはアンヌの前に立った。
「何?彼女の側にいた方が良いんじゃないの」
「…ルナと連絡しているのか?」
「ええ、隠す事もなかったけどね元気にしているわ」
「そうか…」
ルシアンは、ホッと笑みを見せルナが元気ならと安堵した。
「アンヌ、ルナさんと連絡取っているの?」
ルシアンの席に座る女子がアンヌに聞いていた。
「皆に手紙は出せないけどいつか皆に会いたいと書いてあったわ」
「何?アンヌ、ルナと連絡取ってるの?」
話しを聞いた女子達が、アンヌの周りに集まり側にいたルシアンは「どいて」と言われ戸惑っていた。
「友達も出来たみたいでその中に男子もいるの」
「ええーっ、嘘…ルナって積極的だった?」
「ははっ、違うみたいよ引っ越しの途中荷馬車が故障して学校帰りの男子から助けて貰ったみたいよ」
「何それ~っ」
女子はアンヌの話しを聞きその話しをルシアンは離れた側で聞いていた。ルナが男子と友達になったと聞いたルシアンは気分は良くなかった。
アンヌは、チラッとルシアンを見て口元に笑みを見せた。
「私、ルナには転校した学校で彼氏を見付けて欲しいと思っているの」
「え!?」
「その助けて貰った男子の中に気になる男子がいるってルナの手紙に書いていたわ」
「!?…ルナが…?」
ルシアンは、アンヌの話しを聞き戸惑った…





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