幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ

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喜びの涙

ソファーにはルナの両親とジンそしてルナが座り離れでは叔父夫婦とジンの父親ムックが座りジンの挨拶が始まった。
「父ムックの息子ジンと言います。遠い所を来ていただきありがとうございます。ルナさんとは同じクラスで学校も一緒に登校しています」
「もしかして、毎朝迎えに来ているのか?」
「はい…初めの頃は頼まれて朝の登校や帰りも一緒に帰っていました」
「まぁ、ありがとうジン君…友達から何も言われなかったの?」
「いえ…途中までみんなと一緒に帰っていますので、みんなからルナさんを送って行くようにと言われます」
「私、ジン君が一緒に帰ってくれて嬉しかったの…勉強の事も分からない所を教えてくれて…この町で初めて友達になったのがジン君だったの…」
ルナは笑顔で両親にジンと初めて会った事を話しをした。
「荷馬車が動かなかった話しの事なのか?男子が助けてくれたと…その一人がジン君だったのか…」
両親は、ルナの話しを聞き頷いていた。
「うん、草むらから突然ジン君が現れた時は本当に驚いたの」
「近道と言ったが…」
「ガサガサと草が動く音がしたら驚くわよ」
「…悪い…」
困った顔をするジンにルナは笑みを見せた。
「そうか…そんな出会いをしていたのか…」
「…ジン君にルシアン君の話しをしたの…」
「「!」」
両親は、ルナの口からルシアンの名前が出てくるとは思わなかった。
「ジン君から彼女になって欲しいと言われた時に彼の話しをしたの…ジン君も自分の事をなんでも話しをしてくれたの…だから、私も言わなきゃと思ってジン君に話しをしたの…」
「そうか…」
ジンは両親に頭を下げてルナとの交際を許してくれるようにと頭を下げた。
「ルナさんとの交際を許していただけないでしょうか…お願いします…」
「私からもお願いします。」
ジンとルナは一緒にルナの両親に頭を下げた。
二人の真剣な姿にジンの父親は鼻を啜り、叔父と叔母も鼻を啜っては瞼を拭き取る姿を見せていた。
「お父さん…」
「ああ…わかっている…二人とも顔を上げなさい、二人の交際を認めよう…」
「!」
「ありがとう、お父さん…」
「但し、わかっていると思うが学校を卒業するまでは迷惑をかけたりしない事を約束出来るか?」
「はい、約束します」
「お父さん、お母さん…」
ルナは涙を流しジンは隣で泣くルナの手を握り締め二人は交際を認めてもらった。







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