幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ

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ルシアンに会う決心③

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「ルシアン…彼に会いに行くと言うのか?」
父親は、驚き声を上げた。
「うん、彼との別れをちゃんとしたいと思ったの…私、直接彼にさようならを言っていないから…」
「…そうだったな…私が学校へ行った日に彼等に『ルナと君は別れた』と私が決めたんだ…彼の意志はどうでも良いと思っていた。早くルナを彼から解放しなくてはとあの時は必死だった…」
「お父さん…」
ルシアンとジェニファーの関係を知ってから学校にも誰にも会いたくなかった…彼を信じていたのが一瞬に崩れてしまった。
「ルシアンに会いに行くと言ったのジン君なの…」
「ジン君が?」
「彼と直接会って話しがしたいと言ってくれたの…アンヌの手紙に彼が私を思い出す時があるみたいなの…今の彼は不安定みたい…」
「不安定?何故そう思うんだ?アンヌさんの手紙に何か気になる事があるのか?」
「彼、学校を卒業と同時に婚約するでしょう?」
「ああ、そう聞いたが…」
「婚約者になる彼女が彼に就職先の話しをしているみたいで、給料が高い仕事に就いて欲しいと彼に話していたみたいで、それが重荷かもしれないけど…私の事をよく話しをするからとアンヌの手紙に書いてあったの…アンヌは、私の代わりに『別れたから関係ない』と何度も言ってくれているけど…ルシアンも彼女に不安を感じているんだと思った…」
ルナは、今のルシアンは逃げ道に自分の事を思い出すようになったのだとルナはそう考えていた。
「はぁ…そんな事が…親の私から彼に別れたと言えばそれでいいと思っていた。就職の事でいろいろあるとは…」
「だから、直接ルシアンに言わなくてはダメだと思ったの…」
「…お前が直接彼に会い話しをすると言うのなら私達はお前の意思に任せよう…」
「お父さん…」
「ルナ、ジン君も一緒なんでしょう?」
「うん、ジン君も彼と話しがしたいと言っていたから…日時はアンヌに手紙を書いて知らせてもらおうと思っているの…彼と会う日がわかった時は知らせるから…彼に、ルシアンに会うのを許して欲しいの…」
ルナは両親と叔母に元彼と会うのを許して欲しいとお願いをした。
「…わかった…彼と会うのを許そう、だが決して一人で行動をしないように…」
「うん、わかってる…ありがとう」
ルナは、ルシアンと会うならあの日以来となる。




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