幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ

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ルナとの別れ②

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ルナは、最後にルシアンが涙を流して「ルナ…ルナ」と名前を呼ぶ謝る姿を見た。ルナ達が離れて直ぐにジェニファーの叫ぶ声が聞こえ、ルシアンと口論になっていると後ろを見たアンヌが言った。
「前々から思ったけれど、ジェニファーさんって癇癪持ち?ルシアン君と酷い事になっていると思う…」
「ルシアン君がジェニファーさんに決めたの別れる別れないはルシアン君次第じゃない?」
「それは困った」
「え?」
「アイツがまた、君に寄りを戻そうと言われたら困るんだが」
ジンは不機嫌な顔でルシアンの話しをしてルナはクスクスと笑っていた。
「ジン君、何も話せなかったねルシアン君と…」
「言いたい事は全部言われたからな…俺が言わなくてもいいと思った」
ジンは、ルナの横顔を見て声に出した。
「……言いたい事は言えたのか?」
「…うん…多分…まだ言いたい事はあったと思うけど思い出して怒るよりも泣いてしまいそうで…今の彼は精神的にボロボロだと思う」
「そんな風にしてしまったのは、アイツのせいだろう…」
ルナはジンを見て苦笑いをした。
「ルナ、私はここで帰るわ」
「えっ!?一緒にお店に行こうと思ったのに…」
「今日、帰るんでしょ?二ヵ月後には帰って来るから会えるわ」
「うん…そうだけど…」
「残りの時間は彼と一緒にいたら?また、何かあった時は便りを出すから」
「アンヌ…」
ルナはアンヌを抱き締め別れを惜しんだ。
「今日、ありがとう…ルシアン君に話しが出来たのはアンヌがいてくれたから…」
「うん、また会おうね」
「うん…」
「ジン君もまたここへ遊びに来てね」
「ああ…ありがとう」
「ふふっ、じゃあね!」
「ありがとう、アンヌ…」
アンヌは、笑顔で手を振りルナも涙目になり手を振った。
「…良い親友だな」
「うん…」
ルナとジンは、残りの時間を街の商店街を周り帰りに広場を見たがルシアンとジェニファーの姿はなかった。


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