17 / 79
戸惑うメイド達
しおりを挟む
馬番からお金を預かったメイド達は、誰がこのお金を持っのか三人で相談していた。
「メイド長は、明日の朝来るでしょう?その間誰がこのお金を管理する?」
「明日、私達も屋敷へ戻るから一緒の部屋で置けば良いじゃない?」
「はぁ…今日までの安堵の日だったわね…明日屋敷へ戻って誰がお嬢様とお坊ちゃまの世話を任されるかしら…」
三人のメイド達は、屋敷へ戻る話しをしてため息を吐いていた。
「でも、どうしてお金を返したのかしらせっかく貰ったのに」
「何かあった時がイヤじゃない恩を返されたら…」
「それもそうよね」
ガタンと外から音がしてメイド達は窓から外を見ていた。
「誰か来たの?モリスさんが戻って来たのかしら?」
「えっ!?ち、ちょっと…アルバートさんじゃない!?」
「ええっ!?なんでここに来るのよ」
「し、知らないわよ…と、とにかく出迎えよ」
「はぁ…昔は同じ使用人だったのになんで私達が頭を下げないといけないわけ?」
愚痴を言うメイド達は、扉を開けて若旦那を出迎えた。
「「「お疲れ様です。若旦那様」」」
「ああ、代わりはないか?」
「はい…中へどうぞ……」
メイド達の出迎えを受け若旦那は屋敷の中へ入った。
「……」
キョロキョロと周りを見渡す若旦那にメイド達は『何を探しているの?』と心の中で思っていた。
「……女性客が来たと思うが部屋に居るのか?」
三人のメイド達はお互い顔を見て何故?と思ったが声に出さなかった。
「女性客がいる部屋に案内してくれ…娘のドレスを直した礼が言いたい」
「……」
「……」
「……」
「どうした?何故案内しない」
「……あの…お客様は、お帰りになりました…」
「何?帰っただと!?」
険しい顔でメイド達を見る若旦那に三人のメイド達は戸惑っていた。
「メイド長は、明日の朝来るでしょう?その間誰がこのお金を管理する?」
「明日、私達も屋敷へ戻るから一緒の部屋で置けば良いじゃない?」
「はぁ…今日までの安堵の日だったわね…明日屋敷へ戻って誰がお嬢様とお坊ちゃまの世話を任されるかしら…」
三人のメイド達は、屋敷へ戻る話しをしてため息を吐いていた。
「でも、どうしてお金を返したのかしらせっかく貰ったのに」
「何かあった時がイヤじゃない恩を返されたら…」
「それもそうよね」
ガタンと外から音がしてメイド達は窓から外を見ていた。
「誰か来たの?モリスさんが戻って来たのかしら?」
「えっ!?ち、ちょっと…アルバートさんじゃない!?」
「ええっ!?なんでここに来るのよ」
「し、知らないわよ…と、とにかく出迎えよ」
「はぁ…昔は同じ使用人だったのになんで私達が頭を下げないといけないわけ?」
愚痴を言うメイド達は、扉を開けて若旦那を出迎えた。
「「「お疲れ様です。若旦那様」」」
「ああ、代わりはないか?」
「はい…中へどうぞ……」
メイド達の出迎えを受け若旦那は屋敷の中へ入った。
「……」
キョロキョロと周りを見渡す若旦那にメイド達は『何を探しているの?』と心の中で思っていた。
「……女性客が来たと思うが部屋に居るのか?」
三人のメイド達はお互い顔を見て何故?と思ったが声に出さなかった。
「女性客がいる部屋に案内してくれ…娘のドレスを直した礼が言いたい」
「……」
「……」
「……」
「どうした?何故案内しない」
「……あの…お客様は、お帰りになりました…」
「何?帰っただと!?」
険しい顔でメイド達を見る若旦那に三人のメイド達は戸惑っていた。
557
あなたにおすすめの小説
【完結】恋人との子を我が家の跡取りにする? 冗談も大概にして下さいませ
水月 潮
恋愛
侯爵家令嬢アイリーン・エヴァンスは遠縁の伯爵家令息のシリル・マイソンと婚約している。
ある日、シリルの恋人と名乗る女性・エイダ・バーク男爵家令嬢がエヴァンス侯爵邸を訪れた。
なんでも彼の子供が出来たから、シリルと別れてくれとのこと。
アイリーンはそれを承諾し、二人を追い返そうとするが、シリルとエイダはこの子を侯爵家の跡取りにして、アイリーンは侯爵家から出て行けというとんでもないことを主張する。
※設定は緩いので物語としてお楽しみ頂けたらと思います
☆HOTランキング20位(2021.6.21)
感謝です*.*
HOTランキング5位(2021.6.22)
裏切りの先にあるもの
マツユキ
恋愛
侯爵令嬢のセシルには幼い頃に王家が決めた婚約者がいた。
結婚式の日取りも決まり数か月後の挙式を楽しみにしていたセシル。ある日姉の部屋を訪ねると婚約者であるはずの人が姉と口づけをかわしている所に遭遇する。傷つくセシルだったが新たな出会いがセシルを幸せへと導いていく。
選ばれたのは私ではなかった。ただそれだけ
暖夢 由
恋愛
【5月20日 90話完結】
5歳の時、母が亡くなった。
原因も治療法も不明の病と言われ、発症1年という早さで亡くなった。
そしてまだ5歳の私には母が必要ということで通例に習わず、1年の喪に服すことなく新しい母が連れて来られた。彼女の隣には不思議なことに父によく似た女の子が立っていた。私とあまり変わらないくらいの歳の彼女は私の2つ年上だという。
これからは姉と呼ぶようにと言われた。
そして、私が14歳の時、突然謎の病を発症した。
母と同じ原因も治療法も不明の病。母と同じ症状が出始めた時に、この病は遺伝だったのかもしれないと言われた。それは私が社交界デビューするはずの年だった。
私は社交界デビューすることは叶わず、そのまま治療することになった。
たまに調子がいい日もあるが、社交界に出席する予定の日には決まって体調を崩した。医者は緊張して体調を崩してしまうのだろうといった。
でも最近はグレン様が会いに来ると約束してくれた日にも必ず体調を崩すようになってしまった。それでも以前はグレン様が心配して、私の部屋で1時間ほど話をしてくれていたのに、最近はグレン様を姉が玄関で出迎え、2人で私の部屋に来て、挨拶だけして、2人でお茶をするからと消えていくようになった。
でもそれも私の体調のせい。私が体調さえ崩さなければ……
今では月の半分はベットで過ごさなければいけないほどになってしまった。
でもある日婚約者の裏切りに気づいてしまう。
私は耐えられなかった。
もうすべてに………
病が治る見込みだってないのに。
なんて滑稽なのだろう。
もういや……
誰からも愛されないのも
誰からも必要とされないのも
治らない病の為にずっとベッドで寝ていなければいけないのも。
気付けば私は家の外に出ていた。
元々病で外に出る事がない私には専属侍女などついていない。
特に今日は症状が重たく、朝からずっと吐いていた為、父も義母も私が部屋を出るなど夢にも思っていないのだろう。
私は死ぬ場所を探していたのかもしれない。家よりも少しでも幸せを感じて死にたいと。
これから出会う人がこれまでの生活を変えてくれるとも知らずに。
---------------------------------------------
※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
【完】愛人に王妃の座を奪い取られました。
112
恋愛
クインツ国の王妃アンは、王レイナルドの命を受け廃妃となった。
愛人であったリディア嬢が新しい王妃となり、アンはその日のうちに王宮を出ていく。
実家の伯爵家の屋敷へ帰るが、継母のダーナによって身を寄せることも敵わない。
アンは動じることなく、継母に一つの提案をする。
「私に娼館を紹介してください」
娼婦になると思った継母は喜んでアンを娼館へと送り出して──
私も貴方を愛さない〜今更愛していたと言われても困ります
せいめ
恋愛
『小説年間アクセスランキング2023』で10位をいただきました。
読んでくださった方々に心から感謝しております。ありがとうございました。
「私は君を愛することはないだろう。
しかし、この結婚は王命だ。不本意だが、君とは白い結婚にはできない。貴族の義務として今宵は君を抱く。
これを終えたら君は領地で好きに生活すればいい」
結婚初夜、旦那様は私に冷たく言い放つ。
この人は何を言っているのかしら?
そんなことは言われなくても分かっている。
私は誰かを愛することも、愛されることも許されないのだから。
私も貴方を愛さない……
侯爵令嬢だった私は、ある日、記憶喪失になっていた。
そんな私に冷たい家族。その中で唯一優しくしてくれる義理の妹。
記憶喪失の自分に何があったのかよく分からないまま私は王命で婚約者を決められ、強引に結婚させられることになってしまった。
この結婚に何の希望も持ってはいけないことは知っている。
それに、婚約期間から冷たかった旦那様に私は何の期待もしていない。
そんな私は初夜を迎えることになる。
その初夜の後、私の運命が大きく動き出すことも知らずに……
よくある記憶喪失の話です。
誤字脱字、申し訳ありません。
ご都合主義です。
願いの代償
らがまふぃん
恋愛
誰も彼もが軽視する。婚約者に家族までも。
公爵家に生まれ、王太子の婚約者となっても、誰からも認められることのないメルナーゼ・カーマイン。
唐突に思う。
どうして頑張っているのか。
どうして生きていたいのか。
もう、いいのではないだろうか。
メルナーゼが生を諦めたとき、世界の運命が決まった。
*ご都合主義です。わかりづらいなどありましたらすみません。笑って読んでくださいませ。本編15話で完結です。番外編を数話、気まぐれに投稿します。よろしくお願いいたします。
※ありがたいことにHOTランキング入りいたしました。たくさんの方の目に触れる機会に感謝です。本編は終了しましたが、番外編も投稿予定ですので、気長にお付き合いくださると嬉しいです。たくさんのお気に入り登録、しおり、エール、いいねをありがとうございます。R7.1/31
*らがまふぃん活動三周年周年記念として、R7.11/4に一話お届けいたします。楽しく活動させていただき、ありがとうございます。
〖完結〗旦那様が愛していたのは、私ではありませんでした……
藍川みいな
恋愛
「アナベル、俺と結婚して欲しい。」
大好きだったエルビン様に結婚を申し込まれ、私達は結婚しました。優しくて大好きなエルビン様と、幸せな日々を過ごしていたのですが……
ある日、お姉様とエルビン様が密会しているのを見てしまいました。
「アナベルと結婚したら、こうして君に会うことが出来ると思ったんだ。俺達は家族だから、怪しまれる心配なくこの邸に出入り出来るだろ?」
エルビン様はお姉様にそう言った後、愛してると囁いた。私は1度も、エルビン様に愛してると言われたことがありませんでした。
エルビン様は私ではなくお姉様を愛していたと知っても、私はエルビン様のことを愛していたのですが、ある事件がきっかけで、私の心はエルビン様から離れていく。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
かなり気分が悪い展開のお話が2話あるのですが、読まなくても本編の内容に影響ありません。(36話37話)
全44話で完結になります。
挙式後すぐに離婚届を手渡された私は、この結婚は予め捨てられることが確定していた事実を知らされました
結城芙由奈@コミカライズ3巻7/30発売
恋愛
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】
今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。
「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」
そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。
そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。
けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。
その真意を知った時、私は―。
※暫く鬱展開が続きます
※他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる