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婚約破棄②
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「…僕達…婚約を取り消そう…」
「えっ…ルイス?…何を言っているの……」
アリスは、体を震わせ目に涙を溜め笑顔を見せないルイスを見て混乱していた。
「…僕達は幼い頃から一緒だった…同じ年でもアリスを妹みたいに思って来た」
「…妹?…じゃあ、どうして私と婚約したの?」
「アリスが好きだから一緒にいて楽しいし、婚約しても良いと思ったんだ」
「…私を好きなのに…どうして婚約を取り消すなんて言ったの?」
アリスは、涙目でルイスを睨むように見ていた。
「……」
ルイスは、隣にいるキャロラインの手を取り笑顔を見せ告白をした。
「ルイスさん…?」
「彼女が好きなんだ…初めて会って本当の恋を知ったんだ…」
「えっ!!」
ルイスの告白にキャロラインは驚いて何も言えなかった。
アリスは、心の中ではわかっていた…キャロラインを馬車に乗せキャロラインを見る目が、自分と一緒にいる時の目とは違う事をアリスはわかっていた…ただ、信じたくなかった…
「ごめん…急にこんな事を言って…おじさん達には謝りに行くから…こ、婚約しなくても僕達は幼馴染みだから…」
ルイスの話しを聞いていたコリンは声を上げた。
「ち、ちよっとルイス君酷いわ!アリスは、貴方しかいないのよ」
「ごめん、本当にごめん…」
ルイスは、アリスに頭を下げ婚約破棄をしてくれるようにアリスに頼んだ。
「…わかったわ…婚約破棄をしてあげる…」
「ア、アリス!?」
「あ…ありがとうアリス…本当にごめん、アリスの事が嫌いで婚約を取り消す訳ではないんだ」
「……」
アリスは、ルイスと目を合わせようとはしなかった。
戸惑いながらもルイスは、婚約破棄をしたばかりのアリスの目の前で自分の隣にいるキャロラインに顔を向けた。
「キャロライン嬢、僕の彼女になって欲しいんだ」
頬を赤く染めてキャロラインの両手を握り締めルイスは笑顔で告白をした。
「ごめんなさい…」
「……えっ」
キャロラインの謝る姿にルイスは茫然としていた。
「えっ…ルイス?…何を言っているの……」
アリスは、体を震わせ目に涙を溜め笑顔を見せないルイスを見て混乱していた。
「…僕達は幼い頃から一緒だった…同じ年でもアリスを妹みたいに思って来た」
「…妹?…じゃあ、どうして私と婚約したの?」
「アリスが好きだから一緒にいて楽しいし、婚約しても良いと思ったんだ」
「…私を好きなのに…どうして婚約を取り消すなんて言ったの?」
アリスは、涙目でルイスを睨むように見ていた。
「……」
ルイスは、隣にいるキャロラインの手を取り笑顔を見せ告白をした。
「ルイスさん…?」
「彼女が好きなんだ…初めて会って本当の恋を知ったんだ…」
「えっ!!」
ルイスの告白にキャロラインは驚いて何も言えなかった。
アリスは、心の中ではわかっていた…キャロラインを馬車に乗せキャロラインを見る目が、自分と一緒にいる時の目とは違う事をアリスはわかっていた…ただ、信じたくなかった…
「ごめん…急にこんな事を言って…おじさん達には謝りに行くから…こ、婚約しなくても僕達は幼馴染みだから…」
ルイスの話しを聞いていたコリンは声を上げた。
「ち、ちよっとルイス君酷いわ!アリスは、貴方しかいないのよ」
「ごめん、本当にごめん…」
ルイスは、アリスに頭を下げ婚約破棄をしてくれるようにアリスに頼んだ。
「…わかったわ…婚約破棄をしてあげる…」
「ア、アリス!?」
「あ…ありがとうアリス…本当にごめん、アリスの事が嫌いで婚約を取り消す訳ではないんだ」
「……」
アリスは、ルイスと目を合わせようとはしなかった。
戸惑いながらもルイスは、婚約破棄をしたばかりのアリスの目の前で自分の隣にいるキャロラインに顔を向けた。
「キャロライン嬢、僕の彼女になって欲しいんだ」
頬を赤く染めてキャロラインの両手を握り締めルイスは笑顔で告白をした。
「ごめんなさい…」
「……えっ」
キャロラインの謝る姿にルイスは茫然としていた。
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