捨てられた侯爵夫人の二度目の人生は皇帝の末の娘でした。

クロユキ

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画家のお披露目

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ジェラルド皇子が、皇女を構いすぎだと言われアルフォンス皇子と座る場所を変わってしまった。
「ソフィー、こんにちは」
「あう?」
(ふふふ、笑顔が可愛いいそれにこんにちはだなんて)
さっきまでジェラルド皇子の相手をしていた皇女ソフィアは隣に来たアルフォンス皇子の相手をする事になった。
(私とジェラルド皇子様を見て頬を膨らませていたようにも見えたけれど…気のせいだったかしら?)
「ソフィー、一人で歩いて凄いね」
「にぃ、にぃ」
手をアルフォンス皇子に向けきゅっと軽く握るアルフォンス皇子は笑顔を向けていた。
(笑顔を向けるだけで一日が終わってしまいそう…)
「お父様」
「ん?」
「僕もソフィーを抱っこしてもいいですか?」
(え!?抱っこ?)
「そうだな…座っているから大丈夫だろう」
「本当!」
アルフォンス皇子は妹を抱っこできるのが嬉しくて満面の笑顔を皇女ソフィアに向け、その笑顔が眩しいのか目を細めていた。
「ソフィー眩しいの?」
「あい」
(貴方の笑顔が眩しいの…)
陛下はソフィアをアルフォンス皇子に抱っこを代わり、皇女ソフィアは落ちないためにアルフォンス皇子の服を握りしめていた。
「ソフィー柔らかくて、良い匂いがするね」
(え、何か匂うのかしら…ここに来る前はオムツは変えたわよ)
「あう~っ」
チュッ!と皇女の額にキスをするアルフォンス皇子に顔をあげたいけど見れない皇女は、アルフォンス皇子の胸に「あう」と声に出し顔を埋めた。
いつもの習慣でも皇女ソフィアは慣れないと思った。
(子供だから躊躇わずに出来るのかしら…大人になってご褒美だよとか挨拶だよと言われた時は、私はどうしたらいいのかしら…)
アルフォンス皇子が大人になった時の事までソフィアは悩んでいた。
「さて、家族全員いるんだが皇女ソフィアが誕生して画家に描かせた絵のお披露目をしたいと思う」
(私の絵!?)
「まあ、楽しみだわ」
「ねえ、ジェラも描いてあるの?」
「ああ、何枚かはあるだろう…すまないが準備をしてくれ」
「はい、陛下」
画家は数名のメイドを連れ絵を飾る準備を始めた。






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