捨てられた侯爵夫人の二度目の人生は皇帝の末の娘でした。

クロユキ

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確かめる為に④

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ソフィア・ルモアの父は教師でソフィアとエミリーも父が教えていた学園に通っていた。
まだ、ソフィアが嫁ぐ前は父親が学園に通っていた事は知っていた。
(あの頃のお父様はまだ四十代だったはず、定年にはまだ早いと思うからまだ学園にいると思う…真面目な父だったから私も教師は無理でも本が好きだった事もあって図書館の仕事を始めたばかりだった…パルリス侯爵家に嫁ぐ事になったけれど…私でなくても妹のエミリーで良かったのでは?と何回思ったのか分からないわ…仕事の助手は雇えば良かったのよ侯爵なんだからお金は沢山あるでしょう…エミリーに沢山贈り物をしていたようだから…旦那様は私の事をどう思っていたのかしら…
『お姉様、遅い!』
『…何?私に用があるって…部屋に呼ぶなんて』
私は、エミリーに部屋に来てと言われあまりいい顔はしていなかったと思う…
『ねえ、ねえ、これ見て』
『……どうしたの?こんなに沢山の服に靴…まさか…』
ベッドの上に重ねた服が何十着も並べ置き、靴も沢山並んでいたのを今でも覚えている…
『これ、ぜ~んぶアレックお兄様から頂いたの!』
『…旦那様から…でも貴女、最近旦那様から買って貰ったばかりでしょう?』
『私、荷物無しでここへ来たでしょう?『洋服も何着かいるのか?』と聞いてくれた時に、また一緒にお出掛けして買って貰ったの。どれも高いお洋服ばかりで素敵でしょう?』
『……』
旦那様に嫁いで半年以上になるけれど洋服の贈り物など旦那様からは無かった…『どうしてエミリーに優しくして妻の私には優しくしてくれないの…』と、なんど思っても私は旦那様の仕事の助手として嫁いだだけなんだと…
ガラガラと馬車の走る車輪の音を聞き学園へと向かった。






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