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婚約破棄④
息子のエリックが婚約者のキャロルに婚約破棄を言ったと聞いたエリックの両親は驚き茫然となっていた。
「…エリックが…キャロルさんに婚約破棄を?」
「息子から何も聞いていないのか?」
「初めて聞きましたわ…エリックがキャロルさんに婚約を取り消すなんて信じられません」
「娘が放課後婚約を取り消すと本人から聞いているんだ」
エリックの両親はキャロルの方へ顔を向けた。
「エリックが本当に君に話しをしたのか?」
「はい…」
「う…嘘よね?だってあなた達二人はいつも一緒で仲が良いのに婚約を取り消すなんて…」
エリックの母親は戸惑いながらキャロルに話しをした。
「…あの…私、エリック様と一緒に居ました事は一度もありません…」
「え?」
「エリックと一緒にいた事はない?しかし…エリックが遅く帰る日はキャロルさんと一緒にいると聞いたのだが…」
キャロルはエリックの両親を見て首を傾げるばかりだった。
「あの…何度も言いますが…私、エリック様と一緒に居ました事はありません…エリック様は、私が嫌いだと言っていました…」
!?
「…エリックと喧嘩でもしたの?」
「いえ…婚約をしました日からエリック様は私が婚約者だと言いますのがイヤだと言っていました」
「……まさか…」
「そ…そんな…で、でも、学園が休みの日はエリックと出掛けていると聞いたわ」
「……私、エリック様と出掛けました事は一度もありません…」
「「!?」」
エリックの両親は混乱していた…息子のエリックの話しを信じていいのか…キャロルの話しを信じていいのか…
「娘は、学園では彼と話しをした事も帰りに一緒に帰る事もなかった……娘は、私達に彼の事を言えずにいた…婚約をした日からあなた方の息子は私の娘キャロルを性格が嫌いだと理由で避けていたんだ…」
「…で、では…私達は息子から……」
「嘘の話しをしていたのでは?」
!!
「今のお二人の姿を見ましてこの事も初めて聞くのではないのか?」
「ま、まだ何かあるのですか?」
「あああ……」
「三ヵ月前から別の女子と彼は付き合いをしているそうだ」
エリックの両親は真っ青な顔になり、エリックから聞いたキャロルとの話しはその女子の話しをしていたのだった。
「…エリックが…キャロルさんに婚約破棄を?」
「息子から何も聞いていないのか?」
「初めて聞きましたわ…エリックがキャロルさんに婚約を取り消すなんて信じられません」
「娘が放課後婚約を取り消すと本人から聞いているんだ」
エリックの両親はキャロルの方へ顔を向けた。
「エリックが本当に君に話しをしたのか?」
「はい…」
「う…嘘よね?だってあなた達二人はいつも一緒で仲が良いのに婚約を取り消すなんて…」
エリックの母親は戸惑いながらキャロルに話しをした。
「…あの…私、エリック様と一緒に居ました事は一度もありません…」
「え?」
「エリックと一緒にいた事はない?しかし…エリックが遅く帰る日はキャロルさんと一緒にいると聞いたのだが…」
キャロルはエリックの両親を見て首を傾げるばかりだった。
「あの…何度も言いますが…私、エリック様と一緒に居ました事はありません…エリック様は、私が嫌いだと言っていました…」
!?
「…エリックと喧嘩でもしたの?」
「いえ…婚約をしました日からエリック様は私が婚約者だと言いますのがイヤだと言っていました」
「……まさか…」
「そ…そんな…で、でも、学園が休みの日はエリックと出掛けていると聞いたわ」
「……私、エリック様と出掛けました事は一度もありません…」
「「!?」」
エリックの両親は混乱していた…息子のエリックの話しを信じていいのか…キャロルの話しを信じていいのか…
「娘は、学園では彼と話しをした事も帰りに一緒に帰る事もなかった……娘は、私達に彼の事を言えずにいた…婚約をした日からあなた方の息子は私の娘キャロルを性格が嫌いだと理由で避けていたんだ…」
「…で、では…私達は息子から……」
「嘘の話しをしていたのでは?」
!!
「今のお二人の姿を見ましてこの事も初めて聞くのではないのか?」
「ま、まだ何かあるのですか?」
「あああ……」
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